はじめまして!イギリスのボーディングスクールに5年間単身留学していたカイです。
現在は帰国中で、少しの間Catalでコーチをさせていただいています。これから、「イギリス留学シリーズ」として、イギリス留学を考えているお子さん、保護者の方の様々な疑問にお答えできればと思います!
準備期間
13歳の私は特にイギリスに対してこれといったイメージは無く、母が留学フェアで感化されて帰ってきた日から嫌な予感がしていました自分はイギリスに行くのかな〜といった感じで生きていました。そんな中英語対策、試験対策、面接対策などが始まり、イギリス北部、North Yorkshireという地方にある現地校に進学が決まりました。
フライト
出発の日、私は他の留学生と同じように緊張していました。「イギリス人には舌が無い」、「英語の勉強が難しい」などの言葉が頭の中を回っている間に飛行機に乗り、気付いたらもう退路が絶たれている状況でした。冗談はさておき、私は「海外に住んだ瞬間に、もう自分の母国の人間ではなくなる」という言葉を信じています。現地の言葉を学び、食べ物を食べ、人と触れ合えば、もう「日本人」ではなく、海外と日本の間を彷徨います。そんな中、よくこんな意志でやっていけたなと今だに思います。
入寮
タクシーで学校付近に着いた時、「人間よりも羊の方が多くないか?」というくらいの田舎でした。ブリティッシュアクセントで鳴く羊を横目に、私はよくわからないまま入寮しました。部屋に着くと、イギリス人の学生が2人、うち1人は家族と一緒にアンパッキングをしていました。髪が金色で目が青い人間を生まれて初めて間近で見ながら、拙い英語で自己紹介をしつつ所持品の整理をしました。
学期始めの朝
朝ごはんのためにダイニングに行くと、よくわからない食べ物が揃っていて、トマトソースに浸かった豆(Baked Beans)を見ながら、ここで自分は飢え死にするんだななんて美味しそうなんだ!と思いました。
初めての授業
記念すべき初めての授業は、数学の授業でした。隣に座った男子が、赤ちゃんに話しかけるようにからかってきた時に、「これが人種差別というものなのかな」と思いましたが、文句を言おうにも英語が話せないので受け流しました。授業が始まり、先生がホワイトボードに問題を書き出すと、「5+3=?, 2×2=?, 8+3=?」という問題ばかりだったので、「間違って学力が下のクラスに振り分けられているのでは?」と感じ始めました。先生が次の問題を書き始める前に私が問題を解いてしまい、それを見た生徒達が私の答えを写し出し、収集がつかなくなったので、そうこうしているうちに先生に学力が上のクラスに放り込まれました。
夜、寮にて
情報量の多すぎる1日を過ごした後、寮の就寝時間の時、ルームメイトに「君はどこから来たの?」「イギリスは楽しい?」「趣味は何?」というような質問をされました。幸運なことに、彼は私のことを気にかけてくれている良い人でした。私が幼稚園レベルの単語と存在しない文法を巧みに駆使し、お互いのことを話しているうちに1日が終わりました。
結論~不安な気持ちの扱い方~
今留学を考えている子ども達、このブログを読んだとしても、「やっぱり人種差別はあるんだ」という不安はまだ残っていると思います。しかし、私は怖いこと、嫌なことがない所を選んで行くよりも、あるとわかっていても行く、そして乗り越えることは生きている楽しみのひとつだと思っていますし、まだ若い皆さんの大きな自信となることだと思います。人種差別をするような人間が社会的に認められることはないですし、何かにおいて彼らに勝ることによって、無視できるほどの心の広さも付いてきます。最初は億劫になってしまいがちですが、挑戦し続けることで道が拓けることが多いので、一度に解決しようとせず、時間をかけて問題と向き合うのも大切だと感じます。
それではまた次回お会いしましょう!
ありがとうございました!
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