英検1級のリスニング対策!効果的な勉強法と高得点がとれるテクニックを紹介

英検1級のリスニング対策!効果的な勉強法と高得点がとれるテクニックを紹介

こんにちは、4技能型英語塾のキャタルです。英検合格はもちろんのこと一生使える英語力を身につけるための塾です。この記事では、この記事では、英検1級リスニングの難易度や合格点・合格率、準1級との違い、具体的な勉強法・対策を紹介します。ぜひ最後までお読みくださいね!

英検とは

英検は、公益財団法人日本英語検定協会が実施している英語4技能(「読む」「書く」「聞く」「話す」)を測定するための試験です。正式名称は「実用英語技能検定」と言い、2018年度の志願者数は英検Jr.、英検IBAと合わせて約386万人にも上りました。 英検には5級から1級までのグレードがあり、特に1級合格者には、「通訳案内士(ガイド)試験」筆記試験のうち、外国語(英語)が免除されるなど、英検は社会的に広く認知され活用されています。 また、2021年1月から実施予定の「大学入学共通テスト」に利用可能な「大学入試英語成績提供システム利用型英検」の実施も決定され、今後英検の受験者はますます増加していく見込みです。 英検1級に合格のための勉強法対策総まとめ

試験内容・流れ

ここまでは、英検資格の社会的認知度の高さと活用例についてご紹介しました。次に、リスニング問題が含まれる1次試験の概要や時間配分、合格点などについてご説明していきます。

試験の流れ

リスニングも含まれる英検1級1次試験では、短文・長文それぞれでの「語句の空所補充」、そして「長文の内容一致選択」の計3形式でリーディング、「英作文(エッセイ)」形式でライティングの能力を測ります。 リスニングに関しては、「会話の内容一致選択」「文の内容一致選択」「Real-Life形式の内容一致選択」「インタビューの内容一致選択」の計4形式でリスニング能力を問われ、解答していくことになります。リスニングパートは出題形式が最も多く、決して楽観視してはならないパートであることがよくお分かりいただけるでしょう。

時間配分

英検1級1次試験では、筆記問題で100分、リスニング問題で約35分の解答時間が与えられます。筆記問題とリスニング問題は1冊の冊子で配布され、135分間の中でどう時間配分をしていくかは受験者の自由です。 そのため、例えば開始30秒間は全得点の約30%を占めるパート4の英作文を確認、その後30分ほどでパート1~3までのリーディング問題を解答し、その後30分を使って英作文の解答。残った時間を各解答の見直しやリスニング問題の準備に充てるというように、自分の最も解答を進め易い順番・時間配分を試験対策の段階から把握しておくのが良いでしょう。

合格点・合格率の目安

英検では2016年度からCSE(Common Scale for English)スコアが導入され、この英検CSEスコア上での3技能(リーディング・リスニング・ライティング)の合格基準スコアは2550点(各850点)満点中、2028点です。問題数に関係なく満点のスコアが均等配分されており、日本英語検定協会によると、2016年度第1回1次試験の1級・準1級では各技能7割程度の正答率の受験者が多く合格しているというデータが示されています。 7割正解すれば良いなら少しは安心かな、と思ってしまいそうですが、ここには大きな落とし穴が隠れているので要注意です。何故なら、3技能の各配点は850点。つまり、英作文を記述するライティング問題では、たった1問に850点が配分されているということになります。極端な例ですが、リーディング・リスニング問題での得点が850点満点だったとしても、ライティングが0点であれば合計は1700点。とても合格基準とされる2028点には届きません。 3技能それぞれでバランス良く得点していくことが、英検1級1次試験の突破には必要不可欠です。

1級のレベルと準1級との違い

英検準1級試験での出題目安は「実際に使える英語力を証明するもの」ですが、1級に至っては「幅広い英語知識に加え高い発信力と対応力で、世界で活躍出来る人材であると証明するもの」とされています。 双方ともに大学程度の英語力が推奨目安ですが、具体的に相違点を挙げると英検準1級での必要語彙数は7,500~9,000語、1級ではなんと10,000~15,000と一気に跳ね上がっています。 このように必要語彙数だけを見ても、英検1級に求められる英語能力がどれほど高いものかは一目瞭然です。

英検1級リスニング対策

「英検ならでは」の出題形式に慣れよう

英検1級のリスニング問題では、Toeic900点以上(リスニング満点)の英語能力を持ってしても思うように点が取れないということがままあります。Toeicがビジネスシーンを想定した問題を主として出題する検定であることも要因の一つですが、それ以上に英検1級のリスニングでは出題される英文が長く、選択肢の読み取りに時間をかけてしまいやすいという特徴があるからです。 そのため、単純な英語能力の高さだけではなく「英検ならでは」の出題形式に慣れる訓練が重要です。

本番同様の時間・形式で集中力を高める

試験対策と聞くと、過去問をひたすら解き続ける詰め込み型の勉強法を思い浮かべる方が多いと思います。もちろんこの方法は、根本的な英語能力を高めるには有効なフローです。しかし、英検1級のリスニング問題に備えるには、それだけでは足りません。より効率的に集中力を高めるために、実際の試験と同様の時間・形式で問題を解き、集中力を高めていく必要があります。 英検1級のリスニング試験は筆記試験の後に行われます。残念ながら途中で適当に休憩を入れたり、セッションごとに解いて丸付けや解説を読み込んだりしていても、「英検ならでは」の試験構成に堪え得る力は身に付きません。 過去問を解く際は、本番同様に筆記問題を100分間解いた後、35分間でリスニング問題を解き、長い試験時間でも最後まで冷静に解答し続けられる集中力と体力を養いましょう。

英検1級リスニングで高得点をとるために使えるテクニック

ここでは長時間に渡る試験を冷静に乗り切るための小技として、試験時間を可能な限りリスニング問題の先読み時間として確保する方法をご紹介します。

リーディングの筆記試験中に先読み!

リスニング問題で最も注意しなければならないのが、速いテンポで問題が進んでいく間に焦り、パニックになってしまうことです。前述したように、英検1級1次試験ではリーディング・リスニング問題が1冊の冊子で配布されます。リーディングの筆記試験を行っている時間中にリスニング問題を見てはならないというルールはありませんので、筆記を早めに終えたらリスニング問題の先読みを行いましょう。

セクション内容の解説時間に先読み!

さらに、各セクションの冒頭で行われるディレクション(セクション内容の解説)の時間も問題先読みの時間として狙い目です。斜め読みでも構わないのでどんどんリスニング問題を先読みしてしまいましょう。数分でも多く先読み時間を確保出来れば、その分落ち着いて試験に臨めることでしょう。 ご紹介したテクニックは、あくまで筆記試験を早めに終了させられることが前提にはなります。英検1級合格に求められる本質的な英語能力無しに頼ることは出来ない小技ですが、より確実に英検1級合格を目指していきたい方はぜひ試してみてください。

リスニング力を高める学習方法

英検1級レベルともなると、小手先のテクニックだけでは合格することが難しくなってきます。ここでは、リスニング力を高める学習方法をお伝えします。

音読がリスニング力を高める

リスニングを伸ばすためには、「音」「スペリング」「意味」の3つを結びつけて覚えるということが大切です。その3つを同時に覚える方法として効果的なのが「CD付きの英語の本を音読する」ことです。正しい発音を聞きながら、同時に音読をすることによって、その単語がどのように読まれるのかを理解でき、また自分の声に出すことで音を確認しながら進められます。この「インプット」と「アウトプット」の循環こそが正しい発音の形成やリスニング力の向上につながります。

情景をイメージして全体像を捉える

また、頭の中に「情景」をイメージしながら英語の本を音読することが大切です。その習性が身につくことで、単語一つ一つを小分けに理解するのではなく、リスニング問題の全体像を捉えることができるようになります。全体像を捉えることができれば、文章の中に単語の意味がわからないものがあっても、推測して理解ができるようになっていきます。特に英語の本であれば、内容がストーリー仕立てとなっているので、「今がどんな場面で、誰がどうしたのか」という情景を捉えるためのトレーニングになるためオススメです。音読をする習慣を身につけて、リスニング力アップを目指しましょう! 英語力UPに音読は万能!その効果と自宅でできる勉強法をご紹介します

中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。

英語塾キャタルでは、英検に合格することで自分の夢への実現へと近づいた生徒たちがたくさんいます。その生徒たちは、決して「近道」をした訳ではありません。英語学習を楽しみながら継続して学び続けることで、英検合格に必要な英語力を身につけているのが特徴です。 帰国子女のRくんは、カナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校することになったとき、英語力をキープするためにキャタルに通い始めました。キャタルで勉強を始めてから、何度も挑戦していた英検準1級に合格し、翌年に英検1級にも合格。 Rくんは、小学6年生の時にキャタルに入会して1年5ヶ月で英検準1級に合格することができました。その際にわかった「合格に必要なこと」は、
  1.  単語の意味だけでなく使い方も理解すること
  2.  習慣的にニュースを英語で見聞きすること
  3.  英語を使う機会をつくること
この3つだと話してくれました。 英語学習のスタート時期や習得している英語レベルは、一人ひとり異なります。だからこそ、一人ひとりのレベルに合わせた学習カリキュラムで学ぶことが大切だと私たちは考えています。不合格という回り道をせずに英検1級に合格するなら、ぜひ英語塾キャタルのWEBサイトへお越しください!

英検とは

英検は、公益財団法人日本英語検定協会が実施している英語4技能(「読む」「書く」「聞く」「話す」)を測定するための試験です。正式名称は「実用英語技能検定」と言い、2018年度の志願者数は英検Jr.、英検IBAと合わせて約386万人にも上りました。 英検には5級から1級までのグレードがあり、特に1級合格者には、「通訳案内士(ガイド)試験」筆記試験のうち、外国語(英語)が免除されるなど、英検は社会的に広く認知され活用されています。 また、2021年1月から実施予定の「大学入学共通テスト」に利用可能な「大学入試英語成績提供システム利用型英検」の実施も決定され、今後英検の受験者はますます増加していく見込みです。 英検1級に合格のための勉強法対策総まとめ

試験内容・流れ

ここまでは、英検資格の社会的認知度の高さと活用例についてご紹介しました。次に、リスニング問題が含まれる1次試験の概要や時間配分、合格点などについてご説明していきます。

試験の流れ

リスニングも含まれる英検1級1次試験では、短文・長文それぞれでの「語句の空所補充」、そして「長文の内容一致選択」の計3形式でリーディング、「英作文(エッセイ)」形式でライティングの能力を測ります。 リスニングに関しては、「会話の内容一致選択」「文の内容一致選択」「Real-Life形式の内容一致選択」「インタビューの内容一致選択」の計4形式でリスニング能力を問われ、解答していくことになります。リスニングパートは出題形式が最も多く、決して楽観視してはならないパートであることがよくお分かりいただけるでしょう。

時間配分

英検1級1次試験では、筆記問題で100分、リスニング問題で約35分の解答時間が与えられます。筆記問題とリスニング問題は1冊の冊子で配布され、135分間の中でどう時間配分をしていくかは受験者の自由です。 そのため、例えば開始30秒間は全得点の約30%を占めるパート4の英作文を確認、その後30分ほどでパート1~3までのリーディング問題を解答し、その後30分を使って英作文の解答。残った時間を各解答の見直しやリスニング問題の準備に充てるというように、自分の最も解答を進め易い順番・時間配分を試験対策の段階から把握しておくのが良いでしょう。

合格点・合格率の目安

英検では2016年度からCSE(Common Scale for English)スコアが導入され、この英検CSEスコア上での3技能(リーディング・リスニング・ライティング)の合格基準スコアは2550点(各850点)満点中、2028点です。問題数に関係なく満点のスコアが均等配分されており、日本英語検定協会によると、2016年度第1回1次試験の1級・準1級では各技能7割程度の正答率の受験者が多く合格しているというデータが示されています。 7割正解すれば良いなら少しは安心かな、と思ってしまいそうですが、ここには大きな落とし穴が隠れているので要注意です。何故なら、3技能の各配点は850点。つまり、英作文を記述するライティング問題では、たった1問に850点が配分されているということになります。極端な例ですが、リーディング・リスニング問題での得点が850点満点だったとしても、ライティングが0点であれば合計は1700点。とても合格基準とされる2028点には届きません。 3技能それぞれでバランス良く得点していくことが、英検1級1次試験の突破には必要不可欠です。

1級のレベルと準1級との違い

英検準1級試験での出題目安は「実際に使える英語力を証明するもの」ですが、1級に至っては「幅広い英語知識に加え高い発信力と対応力で、世界で活躍出来る人材であると証明するもの」とされています。 双方ともに大学程度の英語力が推奨目安ですが、具体的に相違点を挙げると英検準1級での必要語彙数は7,500~9,000語、1級ではなんと10,000~15,000と一気に跳ね上がっています。 このように必要語彙数だけを見ても、英検1級に求められる英語能力がどれほど高いものかは一目瞭然です。

英検1級リスニング対策

「英検ならでは」の出題形式に慣れよう

英検1級のリスニング問題では、Toeic900点以上(リスニング満点)の英語能力を持ってしても思うように点が取れないということがままあります。Toeicがビジネスシーンを想定した問題を主として出題する検定であることも要因の一つですが、それ以上に英検1級のリスニングでは出題される英文が長く、選択肢の読み取りに時間をかけてしまいやすいという特徴があるからです。 そのため、単純な英語能力の高さだけではなく「英検ならでは」の出題形式に慣れる訓練が重要です。

本番同様の時間・形式で集中力を高める

試験対策と聞くと、過去問をひたすら解き続ける詰め込み型の勉強法を思い浮かべる方が多いと思います。もちろんこの方法は、根本的な英語能力を高めるには有効なフローです。しかし、英検1級のリスニング問題に備えるには、それだけでは足りません。より効率的に集中力を高めるために、実際の試験と同様の時間・形式で問題を解き、集中力を高めていく必要があります。 英検1級のリスニング試験は筆記試験の後に行われます。残念ながら途中で適当に休憩を入れたり、セッションごとに解いて丸付けや解説を読み込んだりしていても、「英検ならでは」の試験構成に堪え得る力は身に付きません。 過去問を解く際は、本番同様に筆記問題を100分間解いた後、35分間でリスニング問題を解き、長い試験時間でも最後まで冷静に解答し続けられる集中力と体力を養いましょう。

英検1級リスニングで高得点をとるために使えるテクニック

ここでは長時間に渡る試験を冷静に乗り切るための小技として、試験時間を可能な限りリスニング問題の先読み時間として確保する方法をご紹介します。

リーディングの筆記試験中に先読み!

リスニング問題で最も注意しなければならないのが、速いテンポで問題が進んでいく間に焦り、パニックになってしまうことです。前述したように、英検1級1次試験ではリーディング・リスニング問題が1冊の冊子で配布されます。リーディングの筆記試験を行っている時間中にリスニング問題を見てはならないというルールはありませんので、筆記を早めに終えたらリスニング問題の先読みを行いましょう。

セクション内容の解説時間に先読み!

さらに、各セクションの冒頭で行われるディレクション(セクション内容の解説)の時間も問題先読みの時間として狙い目です。斜め読みでも構わないのでどんどんリスニング問題を先読みしてしまいましょう。数分でも多く先読み時間を確保出来れば、その分落ち着いて試験に臨めることでしょう。 ご紹介したテクニックは、あくまで筆記試験を早めに終了させられることが前提にはなります。英検1級合格に求められる本質的な英語能力無しに頼ることは出来ない小技ですが、より確実に英検1級合格を目指していきたい方はぜひ試してみてください。

リスニング力を高める学習方法

英検1級レベルともなると、小手先のテクニックだけでは合格することが難しくなってきます。ここでは、リスニング力を高める学習方法をお伝えします。

音読がリスニング力を高める

リスニングを伸ばすためには、「音」「スペリング」「意味」の3つを結びつけて覚えるということが大切です。その3つを同時に覚える方法として効果的なのが「CD付きの英語の本を音読する」ことです。正しい発音を聞きながら、同時に音読をすることによって、その単語がどのように読まれるのかを理解でき、また自分の声に出すことで音を確認しながら進められます。この「インプット」と「アウトプット」の循環こそが正しい発音の形成やリスニング力の向上につながります。

情景をイメージして全体像を捉える

また、頭の中に「情景」をイメージしながら英語の本を音読することが大切です。その習性が身につくことで、単語一つ一つを小分けに理解するのではなく、リスニング問題の全体像を捉えることができるようになります。全体像を捉えることができれば、文章の中に単語の意味がわからないものがあっても、推測して理解ができるようになっていきます。特に英語の本であれば、内容がストーリー仕立てとなっているので、「今がどんな場面で、誰がどうしたのか」という情景を捉えるためのトレーニングになるためオススメです。音読をする習慣を身につけて、リスニング力アップを目指しましょう! 英語力UPに音読は万能!その効果と自宅でできる勉強法をご紹介します

中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。

英語塾キャタルでは、英検に合格することで自分の夢への実現へと近づいた生徒たちがたくさんいます。その生徒たちは、決して「近道」をした訳ではありません。英語学習を楽しみながら継続して学び続けることで、英検合格に必要な英語力を身につけているのが特徴です。 帰国子女のRくんは、カナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校することになったとき、英語力をキープするためにキャタルに通い始めました。キャタルで勉強を始めてから、何度も挑戦していた英検準1級に合格し、翌年に英検1級にも合格。 Rくんは、小学6年生の時にキャタルに入会して1年5ヶ月で英検準1級に合格することができました。その際にわかった「合格に必要なこと」は、
  1.  単語の意味だけでなく使い方も理解すること
  2.  習慣的にニュースを英語で見聞きすること
  3.  英語を使う機会をつくること
この3つだと話してくれました。 英語学習のスタート時期や習得している英語レベルは、一人ひとり異なります。だからこそ、一人ひとりのレベルに合わせた学習カリキュラムで学ぶことが大切だと私たちは考えています。不合格という回り道をせずに英検1級に合格するなら、ぜひ英語塾キャタルのWEBサイトへお越しください!