立教新座中学校へのご入学、おめでとうございます!もしくはこれを読んでいただいている方は、立教新座中への進学を考えていただいている方かもしれません。
新生活のスタートとともに、いよいよ初めての「中間テスト」がやってきます。特に英語は、これからの6年間の成績を左右する最も重要な科目です。
今回は、立教新座中1の1学期中間テスト(英語)に特化(2026年版)して、その出題範囲や問題傾向、そしてキャタルが推奨する「確実に高得点を狙うための5つの対策法」を詳しく解説します。
1. 英語の中間テスト 使用教材
・New Horizon
・エイゴラボ
・読み書きラボ
・授業内で使用したプリント(New Horizon内に出てきた本文とその和訳が載っているプリント、be動詞と一般動詞の使い分けプリントなど)
が使用する教材です。
2. 中間テスト問題の大問とそれぞれの傾向
2026年の問題では、大問が6つに分かれて出題されました。
大問1:フォニックスのリスニング問題
大問2:アルファベット問題
大問3:文法問題(ルール訂正・穴埋め・並べかえ)
大問4:教科書内容問題
大問5:表現問題(自己紹介などの英作文)
大問6:応用問題(初見の対話文・和訳)
アルファベットの正確な書き方や、英文の基本ルール(大文字で始める、ピリオドを打つなど)といった基礎的な内容や、be動詞や一般動詞、疑問文、助動詞のcanも出題されます。
それでは、各大問の細かい傾向と実際の問題例を見ていきましょう。
【大問1】フォニックスのリスニング問題
<A> 単語の聞き取り:流れてくる音声を聞いて、英単語の母音や子音の空欄を埋める問題。
<B> 似た発音の聞き分け:日本人が間違えやすい母音の違いを聞き分けて、正しい単語を選ぶ問題。
<C> イラスト選択:放送される英文の内容に最も合う絵やイラストを選ぶ問題。
<D> 適切な応答の選択:短い会話の最後に続く、最も自然な返事を選ぶ問題。
<E> 内容の聞き取り:まとまった話を聞き、登場人物についての正しい情報を選択する問題。
■ 大問1の対策:フォニックスのルールを勉強しておく
フォニックスとは、単語のスペリングと発音の規則性を学ぶ学習法のことです。例えば、”cake”という言葉はケーキのことですが、英語としての正しい発音は「ケーキ」でも「カケ(ローマ字読み)」でもありません。”c”と”ake”の組み合わせて「ケイク」のように発音します。フォニックスには他にもたくさんパターンがありますが、キャタルでは早くて半年から長くても1年ほどで一通りのフォニックスをマスターすることが可能です。
【大問2】アルファベット問題
問題例:
指定された英単語について、大文字は小文字へ、小文字は大文字へ書き換える問題。
■ 大問2の対策:丁寧な字で細部を確認する
bとd、pとqの向きや、大文字・小文字の高さの違いなど、誰が見ても間違えない丁寧な字で書く練習をしておきましょう。
【大問3】文法問題
<A> 英文のルール訂正:文頭の大文字やピリオドの抜けなど、書くときのルール違反を見つけて正しい文に直す問題。
<B> 空欄補充:日本語の意味に合うように、be動詞や一般動詞などの適切な単語を空欄に入れる問題。
<C> 並べかえ問題:与えられた日本語の通りになるよう、バラバラの英単語を正しい順番に並べ替える問題。
■ 大問3の対策:文法は「音を先に入れてから」ルールを理解する
文法用語を丸暗記するのではなく、まずは教科書の基本文を何度も口に出して「音のリズム」で覚えましょう。そうすれば自然な語順が身につきます。
【大問4】教科書内容問題
<A> 教科書本文の英訳・適語補充:授業で習った対話文の一部を英語で書き直したり、文脈に合う前置詞などを空欄に補う問題。
<B> 教科書本文の並べかえ・適語補充:本文の内容に合わせて指定された単語を並べ替えたり、数量を表す単語などを補う問題。
■ 大問4の対策:単語カードで「分からないこと」だけを一元管理する
教科書本文がスラスラ読めて意味がわかる状態にした上で、書けない単語や表現だけを「単語カード」にまとめ、効率よく反復練習しましょう。
【大問5】表現問題
問題例:
条件に従って、自分の名前、出身地(ローマ字)、得意なことなどを英語で自己紹介する英作文問題。
■ 大問5の対策:自分の身の回りのことを書けるようにする
自分の名前や地名の正しいローマ字の綴りを確認し、canやwant toを使って自分の趣味や入りたい部活を英語で書けるように準備しておきましょう。
【大問6】応用問題
<A> 初見の対話文の穴埋め:教科書に載っていない初めて見る会話文を読み、前後の文脈から適切な語を推測して埋める問題。
<B> 初見英文の和訳:少し長めの英文を読み、直訳ではなく自然な日本語の文章に翻訳する問題。
■ 大問6の対策:文脈を捉える国語力を意識する
会話の流れを論理的に推測する力や、単語のツギハギではない「誰もが読んで違和感のない日本語」を作る国語力が求められます。
3. 英語で高得点を叩き出す!5つの「中間テスト対策方法」
実際の問題の傾向がわかったところで、ここからはもう少し踏み込んで具体的にどのように勉強を進めれば良いのかを解説していきます。
ここでは、キャタルが提唱する「一生モノの英語力」を育てながら、テストの点数もしっかり取るための5つの勉強法をお伝えします。
① テスト範囲は「正確に」把握する(”たぶん”をなくす)
定期テストの振り返りをしていると、「たぶん教科書の最初の方まで」「プリントもたぶん出る」と、範囲を曖昧にしている生徒が驚くほど多いです。この「たぶん」が、無駄な勉強を増やしたり、逆に抜けを作って失点を招く最大の原因になります。
先生に直接、以下のように確認してください。
・教科書はどこからどこまでか? 章末の問題も出るか?
・プリントはどこからが出題範囲か?
・リスニングは、授業で聞いたことがある音声か、それとも初見か?
「確実にここまで」がわかれば、勉強の無駄がなくなります。勉強する量が同じでも、範囲を正確に知っているかどうかで、結果は大きく変わります。
② 英語の先生を「嫌いにならない」(戦略的に仲良くなる)
中学1年生の時期は思春期に入りますので、大人に対して反発を覚えるのはある意味自然なことです。しかし、たまたま担当になった先生の小さなアラを探して嫌いになり、その結果「英語」という人生の最重要教科まで嫌いになってしまうのは、あまりにも勿体無いことです。
実は、成績トップ層の生徒ほど、ナチュラルに全教科の先生と仲が良いものです。 媚を売るのではなく、仲が良いからこそ授業が頭に入りやすく、質問もしやすくなります。
先生と良い関係が築けていれば、こんな質問もできます。
「先生、今回のテストで100点を取りたいんです。範囲をちゃんと勉強すれば、満点は狙えますか?」
こう聞かれて嫌がる先生はいません。むしろ「本気だな」と思ってもらえ、テストで何が重視されるかのヒントが返ってくることもあります。これは精神論ではなく、「戦略」として先生と良い関係を築いてください。
③ 音源を手に入れて、とにかく「聞く」
日本の英語教育の弱点は「音」を大切にしないことです。授業中に少し聞くだけでは全く足りません。
教科書についているQRコードや音声データをフル活用し、「目を閉じていても、次の文が頭の中に浮かぶ」レベルまで聞き込んでください。
(New Horizon、エイゴラボはQRコードから音声にアクセスできます)
ここまで来ると、内容の理解はもちろん、空所補充問題も楽々解けるようになります。さらに、「耳で聞こえる音」と「目で見る文字」を一致させることで、単語のスペルを覚えるのも圧倒的に早くなります。
④ 文法は「音を先に入れてから」ルールを理解する
「三人称単数現在形には動詞にsがつく」といった抽象的な文法ルールから覚えようとすると、頭に入りづらく、すぐに忘れてしまいます。正しい順番は「逆」です。
まずは音源を何度も聞き、「She likes apples.」という文が自然に口から出てくるようにする。そのあとで、「なんで likes にsがつくんだっけ?」と確認する。すると、「ああ、こういう仕組みなんだ」と腑に落ちます。
音で先に体に入れてから、ルールを後付けで理解する。この順番で学ぶと、文法が「暗記しなければいけない苦痛な知識」から、「なるほどと思える仕組み」に変わります。
⑤ 単語カードで「分からないこと」だけを一元管理する
英語のみならず学習を効率的に進める上で大切なのは、「すでに知っていること」と「まだ知らないこと」をしっかり分けることです。
知っていることに時間をかけるのはもったいないです。おすすめは、自分で「単語カード」を作ること。
・表: 英語の例文(単語の部分だけ空欄)と、日本語のヒント(例:She has ( ) eyes. /晴れた日の空の色)
・裏: 答え(例:blue)
キャタルではボキャブラリーボックスを使って単語カードの復習をしていただきます。覚え切れたカードはボックスの外に出すことで、ボックス内にはまだ覚え切れていない単語だけが残る仕組みです。これだけで勉強効率は劇的に上がります。声に出しながら書くことで、目・口・耳・手の4つを同時に動かし、記憶の定着率を最大化させましょう。
おわりに:なぜ「1学期の中間テスト」がここまで大事なのか
「最初のテストくらい、失敗してもいいじゃないか」と思うかもしれません。
しかし、中学で最初に英語でつまずき、”bus”(バス)を”basu”(ローマ字読み)とスペルミスをしてしまったある少年は、その後20年以上も英語コンプレックスを引きずることになりました。中学2年で英検4級に落ち、大学受験で浪人し、外資系証券会社に就職するも、帰国子女との英語力の差を感じて苦しみ……最終的にアメリカの大学院で経営修士号を取得するまで、長い長い遠回りをしました。(実はこれ、キャタル代表三石の過去の体験談です)
たった1問のバツが、長く尾を引くことがあります。一度ついた苦手意識を克服するのは本当に大変です。
逆に言えば、最初のテストでの成功体験は、これからの英語人生をずっと支えてくれます。
「自分は、英語ができる側の人間だ」
このプラスイメージを、最初の1学期中間テストで必ず掴み取ってほしいのです。
最初のテストは範囲も狭く、内容も基礎的です。今から対策を始めれば、絶対に間に合います。立教新座での最高のスタートダッシュを応援しています!
