今回は、国内のインターナショナルスクールで育ち、自分の将来に向けて苦手分野を克服しながら受験を成功させた生徒のインタビュー記事です。得意分野を活かしながら苦手分野を直視し向き合う姿を書きましたのでぜひ一読ください。
目次
インターナショナルスクールから慶應NY学院へ
Q, NY学院を受験しようとしたきっかけを教えてください
ニューヨーク学院に合格した友達がいて、そこで学校の存在を知りました。4歳からずっとインターナショナルスクールに通っていたので、そのまま12年生までいるつもりだったんですが、慶應大学に進学できること、日英両方のカリキュラムなどもっと色んな経験ができることが魅力に感じたので受験を決めました。
一次試験に向けて自ら準備
Q, 受験に向けてどんな準備をしましたか
一次試験の書類で出す学校の成績があまり良くなかったので、受験を決めてから点数を上げるようにしました。成績順位は出ないのですが、少なくとも半分よりは上でした。英検も2級までしか持っていなかったので、願書は出し終わっていましたが準1級を取りました。
数学だけでなく日本語も同時に対策
Q, 受験で一番苦労したことを教えてください
数学が苦手で、キャタルで対策を始めた時には中学1年生レベルの基礎から勉強し直しました。キャタルの授業で、自分が苦手なものを見つけてそれを対策してくれたので、学校のテストでも点数がすごく上がるくらい手ごたえを感じました。ただそれとは別に、ずっと英語で数学を学んでいたので、日本語の問題文や指示が分からないという点も不安でした。それもキャタルの授業や模試で対策しましたが、やはり最後まで苦戦しました。
自分の苦手分野対策に積極的に取り組む
Q, 自宅での勉強はどのくらいしていましたか
初めはキャタルでしか数学の勉強をしていませんでしたが、途中から焦りを感じて塾以外でも取り組むようになりました。キャタルとは別に自分で問題集を買って、学校の休憩時間や家でずっと解いていました。友達や同級生は遊んで楽しく過ごしていましたが、自分もこのさき楽しく学生生活や、充実した将来を送るために必要なことだと思ったので、特に苦に感じることなく取り組むことができました。
予想に反して一度の受験で合格!
Q, 何度か受験するつもりと言っていましたが、どれくらい受けようと思っていましたか
一度目の受験で合格すると思っていなかったので、英検準一級を取ったのも次の試験に向けてのつもりでした。やはり数学が本当に苦手だったので、キャタルで対策してもらわなかったら今回合格していなかったと思います。初めは二回くらい受けて、それでうまくいかなかったら諦めようと考えていたので、今回一回目の受験で合格できたので本当に良かったです。
将来の夢にも繋がった受験対策
Q, 将来の夢について教えてください
私は将来、新型コロナウィルスのパンデミックの苦境にあっても、例えばメタバースという仮想空間を使うことで、生徒が孤独を感じないで学べるように日本の教育を改善したいです。その実現のためには、技術的な知識だけではなく、異なる文化や環境を背景に持つ人たちの中でリーダーシップを発揮したり、周囲に説得力を感じてもらうことが必要です。慶應義塾ニューヨーク学院ではそれに必要な、多様な言語力や多文化への理解といったスキルが得られると考えたので志望しました。いずれにしても理数系に進学したいので、数学が自分の将来のためにとても必要な力になります。先ほども言いましたが、キャタルで数学が苦手だったのが大きく改善されて良かったです。
得意分野も隙なく対策
Q, 受験で自分の強みは何だったと思いますか
反対にエッセイは得意だったので、キャタルでは受験に向けて傾向や形式の練習をしました。学校でほとんど毎日エッセイを書いたり、自分の考えや意見を表現する授業を受けたりしていたので、そこは受験に対して自分の強みだったと思います。
これから目指す学院生活
Q, 入学してから取り組みたいことはありますか
いま気になっているのはダンス部です。それこそ本場だからこそ経験してみたいと思いますし、組織の中で行動することでリーダーシップを学ぶのに役立てたいというのもあります。将来の夢や自分の成長のためにせっかく手にすることができた留学という機会なので、これから多くのことを経験して自分の糧にしていきたいです。