慶應NY学院の年間スケジュールを徹底解説!

慶應NY学院の 年間スケジュールを徹底解説!

慶應NY学院の 年間スケジュールを徹底解説!

今回は、慶應NY学院の年間スケジュールを月ごとに細かくご紹介します。運動会などの各行事、定期試験、長期休みなど、慶應NY学院の生徒がいつどのような1年を過ごしているのか気になる方、ぜひ読んでみてください。

※この記事は、慶應NY学院2017年卒業生が書いたものです。慶應NY学院の年間スケジュールは毎年異なるので、参考程度に読んでいただけたら幸いです。

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【2019年秋期AO合格】海外在住でも受験対策ができる!バイリンガルに磨きをかけるため、帰国子女が慶應NY学院へ

日本語と英語を両立したいという動機で受験を決意!

生まれてから小学校1年生までの約6年と、中1から1年の合計7年間インドネシアに住んでいて、ほかの期間は日本に住んでいました。インドネシアではインターナショナルスクールに通っていたので普段は英語でコミュニケーションを取っていました。小さい頃は英語の方が得意で、小学校で日本に帰って来てからは日本語の方が得意でしたが、中学校でまたインドネシアに住み、日本に戻って来てからはどちらかが苦手ということはなくなりました。そのため慶應義塾NY学院のバイリンガル・バイカルチュラル教育でどちらの言語も伸ばせることが魅力だと感じて受験を決めました。

日本にいない間はスカイプで入試対策の授業を受講

はじめてNY学院の対策を始めたのは中2の春休みにキャタルの対策講座に出た時からです。春休みが終わるとインドネシアに戻り、日本に戻るまではスカイプで国語を教えてもらっていました。10月に日本に帰って来てからは週末の英国数の講座と平日に2回のNY対策講座を受けていました。それぞれの間に空き期間がありますが、受験までの準備期間は全部で3か月くらいでした。

なかなか点数が取れなかった数学は何度も過去問を解いて克服

入試にあたって一番勉強したのは数学です。最初の頃は問題を解くのが遅く時間が足りなくなったり、計算間違いをすることもよくありました。キャタルの対策講座に出るようになった中2の10月ごろは5割ほどしか点が取れませんでした。しかし、キャタルの先生からどうしたら早く問題を解けるようになるのか教えてもらい、とにかく問題をたくさん解いて身体で公式や計算の感覚を身につけることで計算ミスを減らしました。4年分の過去問を複数回解き、先生の作ったオリジナル問題をこなすことによって、試験の直前には7,8割は正答できるようになりました。

英会話慣れが裏目に出て苦戦!個別指導でじっくりとエッセイの対策を

英語で文章を書くことには慣れていましたが、エッセイのように文章構成に気を付けながらある程度の長さの文章を書くのは不慣れでした。まずストラクチャーを覚えるのが大変でしたし、話し言葉が混ざる、分量が足りないなど、直すべきことがたくさんありました。そのために何度もエッセイを書いて直しました。その中で直された単語をなるべく覚え、文章構成や長さは数をこなすうちに慣れてきました。エッセイは週に3~4本書いていたので早いうちに直すことができました。

キャタルでは先生が一人ひとりみてくれるので、例えばエッセイの添削などとても丁寧でわかり易かったです。また、わからないところを聞くとすぐに教えてもらえる個別指導形式もとても助かりました。

日本語・英語ともに対策が活きた本番

キャタルで面接の練習をしたとき、質問されたことに全然答えられなくてとても困りました。日本語でも英語でも受け答えが浮かばず、焦っていました。しかし本番のときの面接では、それまで練習していたことが活きて自分の言いたいことがしっかりと言えました。キャタルで英語面接の想定質問や、日本語の面接練習に取り組むことで十分な対策ができたのだと思います。本番は、対策講座で先生に言われたように笑顔を保って間を空けすぎずにスムーズに受け答えができたので、手ごたえを感じました。

しっかりと準備した自信が結果をもたらした

入試試験では、とくに英語のエッセイが練習してたトピックほど難しくなくわかりやすかったことと、数学は対策してきた通りに問題が出てきたので手ごたえを感じていました。入試試験に向けてしっかりと準備をしていたから、結果に関して不安に感じることはあまりなかったです。純粋に試験が終わったことに嬉しさを感じていました。結果発表を見て合格したことがわかったときはとても嬉しく、直前になるにつれて受験対策を追い込んでいたので、その結果が出たと思い、大きな達成感を感じました。

しっかりとモチベーションを自己管理し継続的に勉強を

エッセイや数学はとにかく間違えたところを見直して完璧にすることで試験がうまくいったのだと思います。しかし、取り組むのがおっくうに感じることや、大変だったこともありました。そういうときにはNY学院に入るという目標を達成するために頑張ろうと思い、勉強に励みました。

受験生へのアドバイス

自分は普段使う英語のエッセイや数学など苦手だった分野を集中して何度も取り組むことで対策ました。不得意な科目は、確実に理解できるようになるまで反復練習することで苦手なところから直すことが大事だと思います。そうしたことで自信を持って試験に取り組めました。
受験勉強は大変で疲れたり、いやになったりする時があるけれど、NY学院に入るという目標がしっかりと自分の中にあれば大丈夫です。
自分がなぜ受験勉強をしているのか、再確認することでまた頑張ろうという気持ちが出てきます。そうしてやる気を保ち僕は合格することができました。

慶應義塾ニューヨーク学院の4つの魅力とは?慶大法学部の長倉さん

長倉さんの海外歴と学校歴

0歳〜3か月 横浜
0歳3か月〜6歳 ベルギー International School of Brussels
6歳〜11歳 日本
11歳〜15歳 カリフォルニア Ridgecrest Intermediate School & Palos Verdes Peninsula High School
15歳〜18歳 ニューヨーク 慶應義塾ニューヨーク学院
18歳〜 慶應義塾大学法学部政治学科

英語の所持資格

英検1級

よそ者と思われたくなかった

バイリンガルでよかったと思えた瞬間とは?

人脈が広がることです。分かり合える人が多く、気軽に外国の方やいろんな人とコミュニケーションを取れるので、知り合いの数が多いと思います。バイリンガルであるということは、個人としての価値を高められる要素だと思います。

海外で苦労したことは何ですか?

幼いころから常に転勤続きだった為、特に苦と感じたことはありませんが、気に入っている土地を離れることが決まる度に残念な思いはありました。

カルフォルニアに移った際に、駐在員の子どもたちが多くいる学校に行きました。その子たちと固まっていることによって他の生徒に”Fresh off the boat(よそ者)”と呼ばれるのが嫌でした。なので、固まらないよう意識し現地の子どもと遊ぶようになり、高校進学後は日本人がほとんどいない現地のダンスチームに所属しました。そこで英語力が一気にアップしたと思います。

英語を一番勉強した時期と、その勉強法は?

カルフォルニアに転勤した直後は、ブランクがあったので、ひたすら教科書を読み込んでいました。特に生物が好きで、教科書を熟読して、ESL(English as a Second Language Program)をなるべく早く抜け出せるよう頑張りました。
また、話すことが好きなので、積極的に現地の友達を作ったこともよかったと思います。

Ridgecrest Intermediate School(中学)の卒業式。一番右が長倉さん。

日本に帰国後、どうやって英語力を維持していますか?

自分と似た境遇の人たちと揉まれる状況に自分を置くことで維持しています。慶應は帰国生が多いので、帰国生だけの時は英語で話し、姉とも英語で話しています。

ー人生を変えたエピソードは?

日系大学付属校へ入学したことです。自分が将来、どの様なキャリアパスに進みたいのか再考させられるきっかけとなりました。

日本とアメリカ両方の良いところを経験でき、自信につながった

なぜ慶應ニューヨーク学院を目指されたのですか?

もともと大学は日本の大学に入りたいと考えていました。しかし、ニューヨークでの滞在が何年になるかわからなかったので、途中で学校を変えるよりも、しっかりと日本語と英語を身につけられるという点が魅力だったので、慶應ニューヨーク学院に決めました。また、現地校に通うよりも日本人としてのアイデンティティを忘れないようにと親は勧めてくれたと思います。

ニューヨーク学院の魅力は?

4つあります。

1つ目に、英語も日本語も両方が身につくということです。
先生は日本人とアメリカ人がいて、両方から学べるのはメリットだと思います。

2つ目に、学校内は日本文化ですが、外はニューヨーク。高校時代にダブルで経験できるメリットは大きいと思います。
アートやビジネスも最先端なので、日本だけでは経験できない3年間を経験したことが自信につながりました。

3つ目は、卒業すれば100%慶應義塾大学に進学できるので、自分のやりたいことや取り組みたいことに時間を費やせるということです。

4つ目は、9年生に50人、10〜12年生は100人ずつ生徒がいるのですが、縦横の繋がりが強く、OB会もあり、その繋がりの強さが将来的にも役に立っています。

授業はどのように行っていましたか。

生徒はほぼ全員日本人です。校内の会話は主に日本語ですが、日本から来ている生徒や帰国子女でも日本語が得意な日本語派と、英語が得意な英語派がいて、英語派だけの時は英語で話すこともありました。
日本語と日本史の授業以外は英語で授業を受けるので、英語派の人は日本史などで苦しみ、日本語派は生物、化学などで苦しんではいましたが、お互い教えあったりしていました。

講座を聴くような授業ではなく、インタラクティブな授業が多いので、日本語派は嫌でも英語力が伸びると思います。英語圏に2年間住んでいたレベルは最低でもつくと思います。
勉強しないと容赦なくFがつき、Fを2つ取ると留年してしまいます。また、2つ以上F、もしくはGPA1.8以下だと部活停止にもなるので、チームメイトに迷惑かけたくないので頑張っている人もいました。

選択科目で、第二外国語(スペイン語、中国語)、アメリカンカルチュラルスタディーズ(映画を見て、ポップカルチャーについてレクチャーを聞く授業)、演劇、プレゼンテーションなど、日本の高校にない授業もあり、四年になるとAP*の数学や理科(科学・生物・物理)を選択することも可能でした。

*AP Advanced Placementというアメリカで成績上位者のみが大学レベルの授業が受けられるシステム

印象的な授業はありますか?

AP Biologyという生物の授業で、自分の興味のある分野を実践的な実験を交えて学べたのは印象的でした。

AP Biology のクラスメイトと一緒に。一番左が長倉さん

寮生活はどうでしたか?

ほぼ全寮制ですが、現地に住んでいる子は通学も可能でした。2人部屋で同級生と一緒に住むことになり、身の回りのことを自分でやるので、その面においても成長できます。
上下関係がきちんとあるので、それは自分にとってカルチャーショックでしたが、寮生活を送ることで関係も密になっていました。

寮則が厳しく、原則として週末しか外出はできません。11年生になればマンハッタンの方にも出られましたが、基本は州内の定められたエリアに限定されています。当時は門限も20時で、守らないと外出禁止などのペナルティーシステムがありました。
カフェテリアは食べ放題で学生の交流の場となっています。
保健の先生がカウンセラーとして常駐していて、必要に応じて日頃の悩みについて聞いてくれるので、その面においてのサポートは充実しており、心配もいらないと思います。

課外活動はどうでしたか?

ホームシックになる暇がないほど、活動が多くて、イベントが好きな学校でした。
体育祭では4学年を縦割りでK E I Oの4組に分かれて行うのですが、出し物のダンスの準備のために1ヶ月くらい前からみんなで練習していました。クリスマス、バレンタイン、卒業式の時期に合わせてパーティーなども学生主体で開催し、ロックバンドやダンスの演出がありました。全体として企画力がつけられる学校だと思います。地域の人たちと交流を深める機会も設けられていて、現地の高校生を招待することによって日本の文化を教えたり、逆に現地の文化を教えてもらったりするイベントも年に何度かありました。

夏休みは現地基準に合わせているため、私はフロストバレーの日系人対象のキャンプのボランティアスタッフを務め、3カ月ほど山にこもっていました。6~15才の子どもとボート漕いだり、ハイキングしたり、スリープアウトをしていました。
そのお陰かは分かりませんが、学業や課外活動、コミュニティーサービス等を総合的に評価された者が与えられる、ハーバードブックアワードという賞を唯一卒業時に受賞しました。

慶應大学の魅力は?

慶應義塾の魅力の一つとして挙げられるのは、人の心に余裕があることです。縦横の繋がりが非常に強いので、人脈を容易に広げることが可能です。

在米日系人・日本人の為のキャンプカウンセラーとして3カ月弱Catskill Mountainsに滞在した時の写真。

言語を学ぶことで表現力や価値観が多様になる

ー自分のアイデンティティは?

国別には分けていません。今までの経験を全て含んだものが私です。強いていうのであれば、多様性許容力と順応力が自分に相応しい言葉だと思います。

高校時代、MUN Security Councilアルゼンチン代表として、インドの内戦について協議した時の写真。一番左が長倉さん

将来の夢は?

仕事という意味での夢に関して特に職種に限定はしていませんが、自分の強みを最大限に活かせ、且つ、影響を広範囲に与えられる企業にいきたいと思っています。
それ以外では、自分の知らない国、土地に行って、見聞を広げたいです。具体的に言うと、最終的には世界100か国以上に訪問して、各国・各地域の新しい価値観を吸収し、共有したいと考えています。

ー英語を勉強している人たちにメッセージをお願いします!

固定観念にとらわれずに取り組むことで、英語はどんどん伸びると思います。自分の好きなこと、私なら、生物やダンス、それと組み合わせることで楽しみながら英語学習が習得できると思います。勉強にかかわらず、何事も効率性と実用性を重視した合理的な手法をとると良いと思います。

また、日本語では「はかない」「もったいない」みたいに日本独特の表現がありますが、英語にも独特の表現があります。例えば、大きさを表す表現でも、enormous, huge, large, bigなど、日本だと大きいとデカいしかないような言葉も英語ではニュアンスで分かれることもあります。このように、日本語以外の言語を習得することで自分の表現力や概念や価値観もとても多様になると思います。

人生で9回引っ越しを経験していますが、常識を常識として見ないことが重要と感じています。どこに行っても同じはなく、その場にはその場の常識があります。過去に執着せずに順応していくことで、前に進むことができ、面白さにつながると思います。