慶応ニューヨーク学院へ入学する5つの魅力とは?

慶應義塾ニューヨーク学院は1990年、アメリカ合衆国ニューヨーク州のマンハッタンから約1時間の郊外に開校された高等部の慶應義塾一貫教育校です。

男女共学で、生徒数は全部で350人前後。生徒の90%は寮生の日本人学校です。
進学は慶應大学の各学部へ推薦されます。
続きを読む

慶應義塾ニューヨーク学院 合格には英検何級の英語力が必要か

出願時に英検2級が必要

慶應義塾ニューヨーク学院(以下慶應NY校)に合格するには、どのくらいの英語力が必要なのでしょうか。

 
慶應NY校のウェブサイトには「英検2級またはその同等レベルを取得していることをお奨めしています」と書かれています。
統計的には、英検準2級でも合格している生徒もいますが、英検2級またはそれ以上の英語力を持っている人の方が合格率は高いです。
続きを読む

慶應義塾大学医学部への進学も。ニューヨーク学院 卒業後の進学先は?

慶應義塾ニューヨーク学院(以下慶應NY学院)を卒業すると、大学受験をすることなく、全員が慶應義塾大学に進学することができます。
慶應義塾大学のすべての学部が対象で、医学部や薬学部、看護医療学部も含まれます。
もちろん、誰もが希望する学部に入れるわけではなく、ある程度の枠が決まっています。
慶應NY学院では、各学年ごとに「推薦ポイント制」を採用しており、学業成績や各賞の受賞、TOEFLの点数などによってポイントを獲得し、3年間のポイントを考慮して評価の高い人から志望の学部に振り分けられます。

直近6年間の慶應NY学院卒業生の進学先の学部


慶應義塾ニューヨーク学院ウェブサイトより抜粋

表から以下のことがわかります。

1.各学部には毎年だいたい同じくらいの人数が振り分けられている
2.卒業生のほぼ全員が日本に戻り慶應義塾大学に進学している

1と2について、それぞれを詳しく見ていきましょう。

1.各学部には毎年だいたい同じくらいの人数が振り分けられている

2018年を見ると、慶應大学の人気学部である法学部法律学科と法学部政治学科にはそれぞれ10名ずつが、同じく看板学部である経済学部には22名が進学しており、大きな割合を占めています。商学部には18名、文学部には8名が、湘南藤沢キャンパスの総合政策学部と環境情報学部にも、合わせて20名が進学しています。
また、医学部にも毎年2名が進学しており、こちらは男女1名ずつとなっています。

慶應義塾大学の医学部は私立の中で最も偏差値が高く、医学部受験マニュアル(https://www.med-pass.net/)によると73.5となっています。東京大学76.2、京都大学75.2に続いて難易度が高いことがわかります。

一方、慶応NY校は、1学年約100名のうちの2名(枠は男女1名ずつ)が医学部に進学しています。しかも、100名全員が医学部を志望することはなく、せいぜい10名程度でしょうから、倍率は5倍くらいだと考えられます。もちろん、成績はトップでなければいけないし、求められるものは大きいですが、日本で受験して医学部に入ることと比較すると、入りやすい環境だと言えるでしょう。

2.卒業生のほぼ全員が日本に戻り慶應義塾大学に進学している

2018年は100名中97名が慶応義塾大学に進学し、残りの3名は海外の大学に進学しています。2016年と2017年は卒業生全員が日本に戻って慶応義塾大学に進学していますので、海外の大学に進学する生徒は現状ごくわずかです。

 
しかし、今後この流れは変っていくでしょう。その象徴として、今年の8月から、慶応ニューヨーク学院の学院長が、現在の河野文彦学院長に代わり、ラルフ・タウンゼント博士が就任することになりました。慶應NY校のウェブサイトには、”慶應義塾大学はグループ全体で国際化を図っており、中でも唯一海外にある慶応NY学院は、その重要な拠点であると位置づけ、2年の検討期間を経て決定された改革である”と書かれています。

新学院長の就任にともない、今後は、卒業後に米大学への進学を推奨していきたいという考えが見受けられます。すでに、数年前から慶應NY学院ではそのための取り組みが始まっていました。ハワイ大学マノア校への推薦枠が用意されたり、マンハッタンビルカレッジという隣接する私立大学で聴講できるようになりました。また春休みには、学生を対象にワシントンDCやボストンなどの米大学の見学ツアーが実施されるなど、米大学への進学を促すような取り組みが実際に始まっています。それに加え、慶應義塾ニューヨーク学院創立以来初の外国人学院長になり、”世界標準に適合した学校”を目指す改革によって、現在の「ほぼ全員が慶応義塾大学に進学」という傾向は、今後変わってくることが予想されます。

よりグローバルな環境に飛び込みたいと考えている人にとっては、米大学への進学という選択肢が増えることが大きな魅力となるでしょう。