こんにちは!慶應義塾NY学院を2023年度に卒業したKです。
おおよそ1年のギャップイヤーを経て、2024年の4月に慶應大学に入学予定です。直近に卒業をした者として、自身の体験した情報をお伝えします!
そこで今回は私の学校を知ったきっかけから合格までの体験記を書きたいと思います。少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!
※この記事は、慶應NY学院2023年卒業生が書いたものです。参考程度に読んでいただけたら幸いです。
受験勉強への動機
初めに、簡単に自分自身について説明したいと思います。私は生まれも育ちも日本であり、私立の少中高一貫校に通っていました。当然のように小学校から高校まで通い、大学受験を迎えると思っていましたが、中学2年生の後期に、幼稚園からの幼馴染であり親友の合格を知り、この慶應義塾ニューヨーク学院という存在を知りました。これにより、ただただ日本に溶け込んでいた私は急激に、海外にある学校という当時の私からすれば大きな存在に興味を持つようになりました。そしてすぐに、親友の体験談や学校の情報を調べ、この学校に行きたいという気持ちが高まった頃、両親に相談をしました。もちろん一貫校から他校を受験することは、普通のことではなく、一度出願を行うともう高校に進学できなくなるというリスクもある中、両親のサポートもあり、受験勉強の道を進むことになりました。
受験においてなにより努力したこと
日本育ちの私は、学校の授業以外では英語に触れる機会がほとんどありませんでした。初めは英検4級から3級程度の英語力でしたが、1年後には受験の最低要件である英検2級に合格することができました。一つの大きな成長の要因としては、やはり英語塾キャタルに入り、今まで以上に英語に向き合ったことです。その大前提として、週6回の活動がある運動部に入っていた私は、最初は塾に通う余裕さえありませんでした。部活後に往復3時間の学校から、塾に通い、家に帰り、朝早く起きる。この生活は通っている学校の誰よりも大変であったと自負しています。そんな中で自分のやる気となっていたものは、この学校に行きたいという自身のモチベーションと、同じくキャタルに通う他の生徒たちとの競争心でした。単独では数ヶ月も持続しなかったことでしょう。特にキャタルで役に立ったと思うことは英作文です。先生から様々なトピックを与えられ、時間内にクリエイティブかつ洞察力のある英文を書き上げる訓練は、総合的に英語力を底上げしました。最初は、間違いだらけの英文を10行弱だけ書いた記憶があります。しかし、バイリンガルの先生の的確な添削や自然な「使える英語」の教えを受け、そこから4技能ではライティングが一番であると言えるほど、成長しました。
中学校で大きく意識したこと
もちろん学校の成績等をおろそかにしたわけではありません。入試の一次試験では、選考内容に学校内での成績や校外の活動も加味されており、海外経験がない私は、塾での受験勉強以外も重視していました。「文武両道」という目標を掲げ、卒業時点では、部活動のハンドボールという競技で常にチームのレギュラーを務め、神奈川県選抜に選考されました。そして、学校の成績は受験期間であっても、片手で数えられる程の学内順位となり、生徒会長も一年間務めました。
不合格という大きな挫折
ここまで読んでいただいた方には、あたかも私の受験勉強が成功の連続に思えたかもしれません。しかし、実際に私は、秋AO入試の二次試験で不合格に終わりました。頑張って塾まで通ったのに落ちてしまった事実を受け止められず、数日間部屋で凹んでいた思い出があります。再受験を迷いましたが、最初に話したとおり、一度受験をした以上、高校に進学することはできないので、数カ月後に控える今は廃止となった一般入試へと気持ちを切り替えました。受験は卒業間近の時期であり、合否発表は卒業した後であったため、キャタルの先生方とも話し合い、他のアメリカンボーディングスクールも併願しました。そして、今までの受験勉強の仕方では駄目だと実感し、より本格的に集中的に受験勉強に励んだ結果、無事合格することができました。合格した後だからこそ、一度落ちた経験が自分をより勉学も精神も成長させてくれたと言えます!
最後に
今回は自分のNY校受験での体験を紹介しました。海外経験がない自分だからこそ、これから受験を控えている同じような人々の気持ちが理解できます。どんな受験勉強も簡単なものではないからこそ、日々着実に勉強して積み上げていくことが大切です。将来の自分のため、しっかりと準備をして受験に挑んでください!
キャタルでは、勉強以外に慶應NYに関する様々な情報も教えています。一緒に勉強をして合格を目指しましょう!