英検(実用英語技能検定)は年3回実施される国内最大規模の英語検定試験で、「読む・聞く・書く・話す」の4技能を総合的に測定します。この記事では、英検の中でも最難関である英検1級のレベルについて、合格率・必要語彙数・TOEIC/TOEFL/IELTSとのスコア比較をわかりやすく解説します。結論からお伝えすると、英検1級は合格率約10%、必要語彙数10,000〜15,000語、TOEIC L&R 900点超を上回る難易度です。具体的な勉強法・対策もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
英検1級のレベル
英検1級の目安は「大学上級程度」とされており、英語ネイティブの大学生と同等の運用力が求められます。以下に、英検1級のレベルを把握するための主要な指標をまとめます。
- 合格率:毎回およそ10%前後と非常に低く、英検の中でも最難関です。
- 必要語彙数:10,000〜15,000語。準1級までの語彙に加え、学術的・専門的な単語を幅広く習得する必要があります。
- CSEスコア合格ライン:2630点(一次試験+二次試験の合計)。
- CEFRレベル:B2〜C2の範囲。合格ラインの2630点はおおよそB2〜C1に相当します。
- 他試験との概算比較:TOEIC L&R 900点以上、TOEFL iBT 95〜100点以上、IELTS 7.0〜7.5以上に相当する難易度です。
英検1級は、その難易度の高さゆえに資格としての活用領域も広くなっています。入試優遇や単位認定、海外留学時の英語力証明に加え、とくに通訳案内士(全国通訳案内士)試験では外国語(英語)筆記試験が免除されるなど、高い英語力を証明する有力な資格です。受験者層としては、大学生・大学院生、ビジネスパーソン、英語教師や通訳・翻訳家などが中心となっています。
CEFRとCSEスコア
2022年度から、英検の成績表示において1級〜3級は【技能別CEFRレベル】が表示されるようになりました。これまで4技能の総合CEFRは算出されていましたが、2022年度試験からは英検CSEスコアと同様、各技能ごとのCEFRレベルも確認できるようになっています。

出典:英検公式HP
英検1級のCEFRレベルはB2からC2となっており、CSEスコアでは2304〜3400です。合格点の2630はちょうど真ん中あたりのレベルとなりますが、英検準1級を満点近くで合格した人とギリギリで合格した人とでは、1級で合格するために上げるべき英語力が大きく変わってきます。そのため、英検準1級で合格した際のCSEスコアがギリギリだった方は、もう一度英検準1級レベルの復習をしっかり行い、満点に近づけるようになってから1級に挑むことをお勧めします。
英検1級で求められる英語力の詳細
英検1級で求められる英語力は、一般的な日常会話を超えた高度な知識や表現力を含み、専門性のあるトピックに関しても論理的に話したり書いたりできるレベルとされています。具体的にどのような能力が求められるのか、次の4つのセクションに分けて解説します。
1. リーディング:抽象的で複雑な内容の長文を素早く正確に理解する力が求められます。
2. リスニング:日常会話だけでなく、講義やニュース、ディスカッションの内容を理解する能力が求められます。
3. ライティング:トピックに沿って構成のあるエッセイを60分以内に執筆する力が問われます。
4. スピーキング:指定されたトピックについて即座に意見を述べる力が求められます。
英検1級の社会的評価と認知度
英検1級は、日本国内における英語力の証明として非常に高い社会的評価と認知度を誇ります。試験内容が大学上級レベルから専門的な英語力を要求するため、多くの職場や教育機関で優れた英語運用能力の証明として認知されています。多くの日本企業で英検1級は高く評価されており、特に外資系企業やグローバルに展開する企業では、英検1級の取得が採用や昇進の際に優遇される場合があります。
大学入試においても、多くの大学が推薦入試や総合型選抜で英検を活用しており、英検1級の取得は大きなアドバンテージとなります。英語外部検定利用入試を導入する大学は年々増加傾向にあり、受験生にとって英検の価値はますます高まっています。
英検1級と準1級との違い
英検1級は言わば「ネイティブレベル」、準1級は「英語圏での生活で不具合がほぼ生じないレベル」の英語力があることを示します。日常ではまず使わないような単語が問題に多用されるのが1級だとすれば準1級ではごく一般的な知識が重視される傾向にあり、特徴としてはエッセイ形式の実践的な英作文問題が出題されます。この英検準1級も、実用的な英語技能を有する人材の証明として高く評価されています。
英検準1級との試験形式の違い
英検1級と英検準1級は英語の技能を総合的に測る点では共通していますが、その難易度と形式に違いがあります。リーディングを例にとると、英検1級では、より専門的なトピックや学術的な内容が多く出題されます。読解パートでは長文に加え、語彙力を測る「語句選択問題」が含まれており、難解な単語や複雑な表現を理解する必要があります。
英検準1級では、内容がやや易しく、トピックも日常生活や一般的な社会問題に関するものが多いです。語彙や文法問題も含まれますが、1級ほど専門的な単語は要求されません。
英検1級のスピーキング試験の独自の挑戦
英検1級のスピーキング試験は、受験者にとって独自の挑戦が多いとされています。具体的な項目は以下の通りです。
1. 抽象的な社会問題や学術的なテーマが頻出します。
2. 単に意見を述べるだけでなく、根拠を示しながら論理的に構成された答えを求められます。
3. 限られた時間内で意見を考え、表現しなければならないため、判断力と柔軟性が試されます。
4. 英語力の総合的な能力を評価するため、流暢さや発音も重視されます。
英検1級と他の英語試験との比較
英検1級の難易度をより具体的にイメージするために、TOEIC・TOEFL・GTEC・IELTSといった主要な英語試験との比較を見ていきましょう。以下のスコア換算表は、あくまで目安ですが、それぞれの試験でどの程度のレベルが英検1級に相当するかを把握するのに役立ちます。
スコア換算の比較表
| 試験名 | 英検1級相当のスコア目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 英検1級 | CSEスコア 2630以上 | 国内入試・就職・資格免除 |
| TOEIC L&R | 900点以上 | 就職・昇進・ビジネス英語 |
| TOEFL iBT | 95〜100点以上 | 海外大学留学 |
| IELTS | 7.0〜7.5以上 | 海外留学・移住・就労ビザ |
| CEFR | B2〜C1 | 国際基準の英語力指標 |
※上記はあくまで目安です。各試験は測定する技能や出題形式が異なるため、単純な換算はできません。
TOEICとの比較
TOEICと英検のもっとも大きな違いは、TOEICには習熟度別の問題が用意されていないことです。すべての受験者が同じ問題を解いて英語力を測ります。設問は日常会話やビジネスシーンを想定したものが多く、主に就職活動や昇進に関わるものなど、企業に対して英語力を証明するための手段として活用されています。
TOEIC L&Rはリーディングとリスニングの2技能のみが問われるため、英検1級のようにライティングやスピーキングの力は測定されません。そのため、TOEIC 900点以上を取得していても、英検1級に合格できるとは限りません。英検1級は4技能すべてが高いレベルで求められるため、総合的な英語運用能力ではTOEIC 900点以上を超える難易度と言えます。TOEICはビジネス英語力を手軽に証明したい方に、英検1級は4技能の総合力を証明したい方に向いています。
TOEFLとの比較
TOEFLは非英語圏の出身者を対象とした国際基準の英語能力測定試験です。英検と比較すると、天文学や科学・生物学といったアカデミックな分野からの出題が多く、英語圏の大学など高等教育機関への留学希望者を対象に「英語による高等教育に適う能力」があるかどうかを判定します。スコアは150ヵ国10,000以上の大学・機関で活用されています。
英検1級のレベルはTOEFL iBTで95〜100点以上に相当すると言われますが、TOEFL特有のアカデミックな語彙や、ノートテイキングを求められるリスニングなど、試験形式の違いは大きいです。海外大学を目指す方は、英検1級ではなくTOEFL 100点を目指して勉強することをお勧めします。海外では英検よりもTOEFLを留学の選考基準として利用しており、TOEFL 90〜100点を取得することで世界基準の英語力を証明できます。
GTECとの比較
GTECは英検同様、大学入学共通テストでの利用が可能な検定です。英検との相違点としては、学習指導要領に即した出題がなされるため、学校の授業で学んだ英語知識を活かしやすい点が挙げられます。また、海外で採点を行うことで純粋な「英語を用いたコミュニケーション能力」を測ることが可能です。GTECは主に高校生を対象としており、英検1級のような高度な専門性は求められませんが、4技能をバランスよく測定できる試験として人気があります。
IELTSとの比較
IELTSはイギリス、オーストラリア、カナダなどへの留学や移住申請で広く利用されている国際的な英語能力試験です。英検1級のレベルはIELTS 7.0〜7.5以上に相当すると言われています。IELTSはアカデミック・モジュール(留学用)とジェネラル・トレーニング・モジュール(移住・就労用)の2種類があり、4技能すべてを測定する点では英検と共通しています。
英検との大きな違いは、IELTSが合否判定ではなくバンドスコア(0〜9.0)で結果が示される点です。また、スピーキング試験が面接官との1対1の対話形式で約11〜14分間行われるなど、より実践的なコミュニケーション力が試されます。海外移住や英語圏での就労を検討している方にはIELTSが適しています。
CEFRで比較

各CEFRレベルは上記の通りとなっています。CEFRスコアを確認することは英検以外の資格を受験する際の目安ともなります。英検は日本国内でしか通用しないため、海外留学を検討している方は他の英語資格(TOEFLやIELTS)を検討している方も多いことかと思います。実際にキャタルでは英検とTOEFLジュニアを並行して受験する生徒もいます。CEFRレベルを確認すれば、英検と並行して他の英語資格にも挑戦しやすくなります。忘れずに確認してみてください。
勉強法・対策
ここからは、実際に英検1級合格を目指すにあたってどのような対策が必要となるか、技能ごとに具体的な方法を解説していきます。
英検1級レベルまで語彙力を強化
英語に限らず日本語を話すのであっても、語彙力は重要なポイントです。英検では各級の設問で扱われる単語数が公表されており、中でも1級では10,000〜15,000語もの単語を覚え、的確に使用する能力が必要となります。もちろんこの中には5級から準1級までの設問で扱われる単語も含まれているためすべてを一度に覚えなければならないわけではありませんが、単語帳などを駆使したとしても膨大な量であると言わざるを得ません。
語彙の覚え方と復習法のポイント
英検1級の語彙は量が膨大なため、闇雲に暗記するのではなく戦略的なアプローチが欠かせません。まず効果的なのは、単語をカテゴリー(政治・環境・科学など)別にまとめて覚える方法です。英検1級では特定の分野から繰り返し出題される傾向があるため、カテゴリーごとに学習すると記憶の定着率が上がります。
また、単語単体ではなく例文やコロケーション(よく一緒に使われる語の組み合わせ)ごと覚えることで、読解だけでなくライティングやスピーキングでも使える「生きた語彙」になります。抽象的で覚えにくい単語は、語源(接頭辞・接尾辞・語根)を分解して理解すると、未知の単語に出会ったときにも意味を推測しやすくなります。
復習法としては、エビングハウスの忘却曲線を意識した間隔反復学習が効果的です。具体的には、学習した翌日・3日後・1週間後・2週間後と徐々に間隔を広げながら復習します。AnkiやQuizletなどのフラッシュカードアプリを活用すれば、自動的に最適なタイミングで復習問題が出題されるため、効率よく定着を図れます。キャタルでは、バイリンガル講師との英語でのやり取りの中で新しい語彙を実際に使う機会があるため、教材だけでは得られない実践的な語彙力が身につきます。
リーディング
英検は4技能すべてが問われる検定ですが、1級では筆記試験の半分がリーディングを占める試験構成となっています。中でも最も難しいと言われるのが短文の語句空所補充(単語問題)ですので、いかに前述した語彙力が重要となってくるかがわかりますね。
では長文読解の設問はどうかというと、実は単語問題ほど難しくはありません。高校の授業で習得するレベルの英文法を理解できていて、なおかつ英検2級〜準1級までで必要とされるレベルの語彙が暗記できていればそれほど大きな脅威ではないのです。長文読解の対策では、自分の分からない部分を見つけ、なぜ読めないのか分析することが基本となります。そのため過去問題をひたすら熟読し、分からない単語が出てきたら文脈や単語の構成から推測するといった訓練を何度も繰り返し積んでいくことが必要です。
長文読解のコツと頻出テーマ
英検1級の長文読解で得点を伸ばすには、いくつかの実践的なコツがあります。まず、問題を解く前に設問に目を通し、「何が問われているか」を把握してから本文を読む習慣をつけましょう。これにより、必要な情報を効率よく拾い読みできるようになります。
次に、段落ごとに「この段落の主旨は何か」を1文で要約する練習を日頃から行いましょう。英検1級の長文は1,000語を超えるものもあるため、全体の論理構造を把握する力が不可欠です。精読(一文ずつ正確に理解する練習)と速読(時間内に全体を把握する練習)を意識的に使い分けることも重要です。
英検1級で頻出するテーマとしては、科学技術と環境問題、経済とビジネス、歴史と文化、心理学・社会学、時事問題・国際情勢などが挙げられます。日頃からBBC、The Economist、Scientific Americanなどの英語メディアを読む習慣をつけると、これらのテーマに対する背景知識と読解スピードの両方を鍛えることができます。
ライティング
ライティングでは指定されたトピックで英作文(エッセイ)を書く能力が問われます。この設問を突破するにはまず第一に、英作文の書き方をきちんと理解していることが必要不可欠です。英作文では最初に自分の主張を書いて立場を明確にし、次にその主張を補強する例をトピックとして挙げ、内容(ボディ)を書いていきます。そして最後にもう一度主張を書き、ボディの部分で詳細に説明していた部分を簡単に要約して、まとめとする。これが基本の形です。
英検1級のライティングでは世界飢餓・経済など、出題されやすいトピックの傾向がある程度固まっているため、そういった部分では対策がしやすいと言えますが、全得点113点中28点、つまり30%弱の配点となっている上、問題数はたった1問です。他パートのような「1問間違えていてもそれ以外が正解なら大丈夫」という考え方は通じません。ここで高得点が狙えるか否かが、一次試験突破の分かれ道となります。
英作文の対策方法と練習問題の選び方
英検1級の英作文で安定して高得点を取るためには、「型」を身につけることが最優先です。具体的には、Introduction(序論)→ Body(本論3段落)→ Conclusion(結論)の5段落構成を徹底しましょう。Bodyの各段落では「主張→理由→具体例」の順番で書くことを習慣化すると、論理的な文章が安定して書けるようになります。
練習問題を選ぶ際は、まず過去問の分析から始めましょう。英検1級では社会問題(グローバル化、環境、テクノロジー、教育、経済格差など)が頻出するため、これらのテーマについて賛成・反対の両方の立場でエッセイを書く練習を重ねると対応力が上がります。過去問を一通り解いたら、英検1級レベルのサンプル問題集や、TOEFL iBTのWritingセクションの問題を活用するのも効果的です。
もっとも重要なのは、書いた英作文を第三者に添削してもらうことです。自分では気づかない文法ミスや論理の飛躍を指摘してもらうことで、短期間で飛躍的に実力が伸びます。キャタルではバイリンガル講師がエッセイを丁寧に添削し、論理構成や表現力について具体的なフィードバックを行うため、独学では難しいライティング力の向上が期待できます。
リスニング
英検1級のリスニングは、語彙力の強化と集中力を持って聞き取るスキルを磨くことが鍵です。リスニングセクションはPart 1(会話)、Part 2(パッセージ)、Part 3(Real-Life形式)、Part 4(インタビュー)の4パートで構成されており、いずれも1回のみの放送で回答する必要があります。
効果的な学習ステップとしては、まず過去問を繰り返し解き、出題パターンと難易度に慣れることが基本です。次に、聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認し、なぜ聞き取れなかったのか(語彙不足か、音の連結・脱落か、スピードか)を分析します。原因を特定したうえでシャドーイング(音声を聞きながらほぼ同時に声に出して追いかける練習)を行うと、リスニング力だけでなく発音やイントネーションも同時に向上します。
日常的な素材としては、TED Talks、BBC World Service、NPRのPodcastなど、ネイティブ向けの音声を毎日15〜30分聞く習慣をつけましょう。英検1級のリスニングは、科学・社会・文化など幅広いテーマから出題されるため、多様なジャンルの音声に触れることが重要です。
スピーキング(二次試験・面接)対策
無事に一次試験を突破できたら、いよいよ二次試験です。二次試験では面接形式がとられ、実際に2名の面接委員と対面しての英語を用いた発信能力を問われます。入室してからのやり取りはすべて英語で、簡単な日常会話も行われるため試験内容以外の部分でも油断しないよう注意が必要です。
試験自体の大まかな流れとしては、まず5つのトピックが書かれた「トピックカード」が渡されます。1分以内にその中から1つのトピックを選んで2分間の制限時間内でスピーチを行い、その後4分間で内容に関わる質疑応答(Q&A)の時間となります。英検1級の二次試験では発音の正確さやアクセント・イントネーションの適切さも評価対象となっています。また、面接の場として相応しい言葉遣いをすることも大切です。
面接形式の試験では緊張で長年の発音の癖が出てしまったり、早口になってしまったりしがちです。本番で落ち着いて実力を発揮するためには、イメージトレーニングや自分一人で練習するだけではなく、実際に人に聴いてもらうことで発音やアイコンタクトを身体で覚え本番に備える必要があります。
スピーキング試験で高得点を狙うテクニック
英検1級のスピーキング試験で高得点を取るためには、日頃からの実践的なトレーニングが不可欠です。以下に具体的なテクニックを紹介します。
まず、意見を明確に伝えることが最も重要です。スピーチの冒頭で「I believe that…」「My position is that…」のように立場を明言し、そこからブレないようにしましょう。次に、PREP法(Point → Reason → Example → Point)を使って構造的な回答を心がけると、限られた2分間でも論理的なスピーチが組み立てられます。
語彙面では、日常的な表現だけでなく、少し難しい語彙やフレーズ(例:「mitigate」「exacerbate」「take into account」など)を積極的に使うことで、語彙力の高さをアピールできます。また、文法の正確さや発音の明瞭さにも注意を払い、話すスピードは速すぎず遅すぎない自然なペースを意識しましょう。沈黙が長くなると減点対象になるため、多少つなぎの言葉を使ってでも積極的に話し続けることが大切です。
面接のシミュレーション方法と模範回答
面接本番で力を発揮するには、実際の試験形式に近い環境でのシミュレーション練習が効果的です。具体的には、以下のステップで練習を行いましょう。
まず、過去問や予想トピックを5つ用意し、1分間でトピックを選んで構成を考え、2分間でスピーチを行う練習をタイマーを使って繰り返します。スピーチの後は、想定される質問を自分で考え、4分間のQ&Aまで通して練習することが重要です。この一連の流れを録音または録画し、後から自分で発音・論理構成・時間配分をチェックしましょう。
模範回答のポイントとしては、序論で立場を明確にし、本論で2〜3つの具体例や理由を挙げ、結論で再度主張をまとめるという構造を意識することが大切です。回答は簡潔かつ論理的に、そしてリラックスして自信を持って話すことを心がけましょう。友人や家族に面接官役を頼むほか、キャタルのようなバイリンガル講師がいる環境で練習すれば、発音や内容の質について的確なフィードバックを受けることができます。
英検1級の試験日程(2025年度・2026年度)
英検1級の試験日程は、年度や申込方法、年齢によって異なります。以下に、2025年度および2026年度の試験日程(個人申込・本会場)をまとめます。
2025年度 試験日程
第1回検定
- 一次試験日:2025年6月1日(日)
- 二次試験日:
- 20歳以下(2004年4月2日以降生まれ):2025年7月13日(日)
- 21歳以上(2004年4月1日以前生まれ):2025年7月6日(日)
第2回検定
- 一次試験日:2025年10月5日(日)
- 二次試験日:
- 20歳以下:2025年11月16日(日)
- 21歳以上:2025年11月9日(日)
第3回検定
- 一次試験日:2026年1月25日(日)
- 二次試験日:
- 20歳以下:2026年3月8日(日)
- 21歳以上:2026年3月1日(日)
2026年度 試験日程
第1回検定
- 一次試験日:2026年5月31日(日)
- 二次試験日:
- A日程(満21歳以上/2005年4月1日以前生まれ):2026年7月5日(日)
- B日程(満20歳以下/2005年4月2日以降生まれ):2026年7月12日(日)
第2回検定
- 一次試験日:2026年10月4日(日)
- 二次試験日:
- A日程(満21歳以上):2026年11月8日(日)
- B日程(満20歳以下):2026年11月15日(日)
第3回検定
- 一次試験日:2027年1月24日(日)
- 二次試験日:
- A日程(満21歳以上):2027年2月28日(日)
- B日程(満20歳以下):2027年3月7日(日)
※2026年度の年齢区分:満20歳以下は「2005年4月2日以降生まれ」、満21歳以上は「2005年4月1日以前生まれ」となります。
これら以外にも、通っている学校・塾で申し込む場合や、近隣の一般受験者受け入れ団体で申し込む場合は、それぞれ個別の試験日程が組まれています。詳細は、各団体の案内をご確認ください。
中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。
英語塾キャタルでは、英検に合格することで自分の夢への実現へと近づいた生徒たちがたくさんいます。その生徒たちは、決して「近道」をした訳ではありません。英語学習を楽しみながら継続して学び続けることで、英検合格に必要な英語力を身につけているのが特徴です。
帰国子女のRくんは、カナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校することになったとき、英語力をキープするためにキャタルに通い始めました。キャタルで勉強を始めてから、何度も挑戦していた英検準1級に合格し、翌年に英検1級にも合格。 Rくんは、小学6年生の時にキャタルに入会して1年5ヶ月で英検準1級に合格することができました。その際にわかった「合格に必要なこと」は、
- 単語の意味だけでなく使い方も理解すること
- 習慣的にニュースを英語で見聞きすること
- 英語を使う機会をつくること
この3つだと話してくれました。 英語学習のスタート時期や習得している英語レベルは、一人ひとり異なります。だからこそ、一人ひとりのレベルに合わせた学習カリキュラムで学ぶことが大切だと私たちは考えています。
英検1級合格を目指すなら英語塾キャタル
英語塾キャタルは、英検合格はもちろん、一生使える英語力を身につけることを目指す4技能型の英語塾です。キャタルの強みは大きく3つあります。
1つ目は4技能をバランスよく鍛える指導です。英検1級ではリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングすべてが高い水準で求められますが、キャタルではこれらを総合的にトレーニングするカリキュラムを提供しています。
2つ目はバイリンガル講師による指導です。英語と日本語の両方に精通した講師が、英作文の添削からスピーキングの発音指導まできめ細かくサポートします。ネイティブ講師では伝えきれない日本語話者特有のつまずきポイントも的確にフォローできるのが特長です。
3つ目は一人ひとりに合わせたカリキュラムです。英語学習のスタート地点や目標は人それぞれ。キャタルでは現在のレベルを正確に把握した上で、最短で合格に導く学習プランを個別に設計します。
英検1級合格を本気で目指す方は、まずは無料体験レッスンにお越しください。一人ひとりのレベルに合った学習プランをご提案いたします。
よくある質問(FAQ)
英検1級の合格率は?
英検1級の合格率は毎回およそ10%前後で推移しています。英検の全級の中で最も合格率が低く、十分な準備なしに合格することは極めて困難です。10,000〜15,000語の語彙力に加え、4技能すべてにおいて高いレベルが求められるため、計画的な学習が不可欠です。
英検1級は独学で合格できる?
独学での合格は不可能ではありませんが、特にライティングとスピーキングの対策には大きな困難が伴います。エッセイの論理構成や面接でのスピーチは、第三者からのフィードバックがないと弱点に気づきにくいためです。独学で基礎力を固めつつ、添削サービスや英語塾を活用してアウトプット力を磨くのが効率的な方法と言えます。
英検1級の合格に必要な勉強時間は?
英検準1級合格者が1級に合格するまでに必要な学習時間は、一般的に500〜800時間程度と言われています。ただし、もともとの英語力やライティング・スピーキングの経験によって大きく異なります。毎日2〜3時間の学習を継続した場合、半年〜1年程度が目安となります。
英検1級はTOEIC何点相当?
英検1級はTOEIC L&Rで900点以上に相当すると言われていますが、単純比較はできません。TOEICはリーディングとリスニングの2技能のみを測定するのに対し、英検1級は4技能すべてが求められます。TOEIC 900点以上を取得していても、ライティングやスピーキングの対策をしていなければ英検1級には合格できないケースも多いです。
英検1級を持っていると就職に有利?
英検1級は就職活動において大きなアドバンテージになります。特に外資系企業やグローバル展開する企業、翻訳・通訳関連の職種では高く評価されます。また、英語教員採用試験でも英検1級取得者は優遇されるケースがあります。国内での英語力の証明としては最高レベルの資格であり、履歴書に記載する価値は非常に高いと言えます。