英語塾キャタル

英検1級の長文対策。合格に必要な勉強法やコツを教えます!

  • LINEで送る


英検1級を受験するにあたって避けて通れないのが難解な長文読解問題です。長文問題は配点の中でも少なくない割合を占め、また記述式のライティングに時間を残すためにもスピーディに解答せねばなりません。英検1級合格のためには、正しい準備と対策で効果的に長文読解力を身につける必要があります。この記事では、英検1級の問題ごとの時間配分や、合格点と合格率といった試験の内容、過去問題、そして長文問題の正しい勉強法をご紹介し、最後に英検対策にも強い4技能型の英語塾キャタルについても解説します。

英検とは

英検は、日本国内で学生から社会人まで幅広い年代の人が受験する英語技能検定です。
英検には学習段階に合わせて7つの級があり、受験することで自分の英語力を把握して学習に役立てることができます。また、英検は「ライティング」「リーディング」「リスニング」「スピーキング」の4技能を測定するため、合格することで実用的な英語能力を有している証明にもなります。
英検を取得することで、多くの高校や大学で入試や単位認定で優遇措置を受けることができるほか、世界各国の教育機関で留学時の語学力証明資格として用いることができます。

英検1級の試験概要&流れ

英検1級の試験は大きく分けて筆記とリスニングによる1次試験と、面接形式のスピーキングによる2次試験の2つからなります。
英検における最難関級位である1級の試験では、大学上級程度の英語力が求められるとされ、ライティングとスピーキングでは英語知識だけでなく、相手に伝える発信力と対応力も必要となります。ここでは、英検1級の1次試験の内容、合格点・合格率の目安、時間配分についてご紹介します。

英検1級の1次試験の内容

1次試験の筆記問題は、リーディングでは短文の語句の空所補充が25問、長文の語句の空所補充が6問、長文の内容一致選択問題が10問(全て4肢選択式)出題され、ライティングでは、指定されたトピックについての英作文の記述が求められます。

1次試験のリスニング問題は、会話の内容の一致選択問題が10問、説明文の一致選択問題が10問、Real-life形式のアナウンスなどの一致選択問題が5問、インタビューの一致選択問題が2問出題されます。(全て4肢選択式、放送回数1回)

英検1級の合格点、合格率の目安

英検の合否判定にはCSEスコアという独自の基準点が用いられており、1級の場合は1次試験のリーディング、リスニング、ライティング各850点満点の合計スコアが2028点以上、2次試験では850点満点のスピーキングのスコアが602点以上で合格とされています。
CSEスコアは全答案採点後に統計的手法で導き出される値のため、単純な問題の正当数から自己採点することはできません。そのため、合格に必要な実際の正当数は明らかになっていませんが、各技能でバランスよく得点することが求められ、1級においては各技能でおよそ7割の正答率が必要となります。
合格率については、公表されている2015年のデータでは英検1級の場合は12.0%で、2016年度からは公表されなくなりましたが、10%かそれ以下の合格率であると推測されています。

英検1級の時間配分

英検1級の1次試験で筆記問題に与えられる時間は100分です。合格のためにはこの時間を各問題にどのように配分するかが重要になります。

まず、25問の短文語彙問題は1問当たり30秒を理想とし、全部で15分以内に解くことをおすすめします。語彙問題は自分が単語を知っているかどうかで解答できるかが決まるため、一定の時間が経過したら諦めて次の問題に移り、長文問題に使える時間を残すことを優先させましょう。

長文問題には時間をかけましょう。英検1級の長文問題の本文は準1級と比べて約1.5倍と大変長く、英文を読解するためには60分前後の時間が必要となるでしょう。

最後のライティングには、20~25分程かけて丁寧に記述しましょう。ライティングはたった1問で1次試験の1/3の配点を占めているため、執筆完了後も余った時間でスペルミスや文法間違いといったケアレスミスがないかを見直せる程度の時間的余裕があると良いでしょう。

過去問例題

過去に出題された英検1級の長文問題の一部を掲載します。1度読んで解答してみましょう。

Read each passage and choose the best answer from among the four choices for each question. Then, on your answer sheet, find the number of the question and mark your answer.

Reductionism versus Systems Thinking

Modern science has made great progress through the adoption of reductionism, an approach that breaks down a complex structure or process into its fundamental elements. This method of examining components individually reveals how each one contributes to the overall system. In genetics, for example, isolating and analyzing individual DNA molecules has enhanced scientists’ understanding of inheritance and even enabled them to identify specific genes that are associated with particular traits. Further, by separating constituent elements from the complex environments in which they exist, as in the case of testing drugs on tissue samples instead of injecting them into the human body, reductionism allows scientists to eliminate the influence of uncontrolled elements or potential contamination sources that can complicate the process of determining cause and effect.
Reductionism has become so dominant in the field of genetics that many researchers have come to emphasize genes as the fundamental unit of the human “system.” Some reductionists even argue that human beings are merely vehicles in which genes reside, manipulating our behavior and regulating every aspect of our existence. On the other hand, biologist Denis Noble of the University of Oxford argues that “privileging any one level in biological systems cannot be justified.” Biological systems can be approached from molecular, cellular, and various other perspectives. The interplay between various components and levels is not always apparent, yet it can significantly affect the overall functioning of the system, as in the case of human consciousness arising as an outcome of chemical and biological processes in the nervous system. Analyzing the components of a system in isolation at a particular time will therefore, according to Noble, produce data that are only accurate at that moment and may not reflect the system in its entirety.
A framework called “systems thinking,” which offers a stark contrast to reductionism, emphasizes the complex interconnections between elements in a system. Whereas a reductionist approach to an overall structure would involve simplification and isolation, systems thinking establishes categories for systems and outlines techniques for analyzing the interactions of the components within and among systems. One foundation of this approach is understanding and predicting how changes to one element will affect other components both in that system and in the other systems it interacts with. For example, a systems­thinking approach might examine the flows of material and energy through an ecosystem in order to detect patterns that would not be obvious through the examination of the system’s components alone. This framework also promotes crossdisciplinary scientific studies, since systems are often interrelated.
Of course, systems thinking requires a basic understanding of a system’s fundamental parts, so it is impossible to dismiss reductionism altogether. Furthermore, even in a moderately sized system, amassing sufficient data to comprehend the fundamental components and their interrelationships can be a formidable task. Even so, in light of the magnitude and severity of current environmental and other crises, while our embrace of a reductive approach has enabled us to achieve our current technological and scientific successes, a systems­thinking approach may be essential for overcoming such challenges.

(32) According to the author of the passage, what is one of the benefits of reductionism?
1. It makes it possible for scientists to be certain that external factors have not had an influence on the outcome of an experiment.
2. It enables scientists to split certain DNA molecules and alter their structure, thereby allowing them to change the way some genes function.
3. By using drugs to help identify the functions of certain genes, scientists can improve their understanding of the process of tissue formation.
4. By reproducing systems in their entirety on a much smaller scale, scientists can more easily manipulate their components to see how each one works.

(33) In Denis Noble’s view, a reductionist approach
1. tends to cause researchers to emphasize connections between cells and molecules even when such connections may not really exist.
2. may fail to take into account the interactions occurring between varying aspects of a system that are not necessarily obvious.
3. does not put enough emphasis on the large degree to which human behavior is affected and controlled by the genes in the human body.
4. is severely limited by the fact that it can only be applied to systems that change significantly over an extended period of time.

(34) What is one of the drawbacks of “systems thinking”?
1. It causes scientists to focus too much on systems that are unrelated to the ones they are studying.
2. It does not offer a way to address the incredible complexity of the problems that humans have to deal with as a species.
3. It can require significant effort to gain a sense of how basic elements work together in order to understand the overall system.
4. It can lead to conflicts between scientists from different fields because of the different approaches they take to examining systems.

解答
(32) 1
(33) 2
(34) 3

出典:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/pdf/201901/2019-1-1ji-1kyu.pdf

1級の長文読解勉強法・対策

英検1級と準1級の1次試験での1番の違いは、長文問題の分量の多さです。ここでは長大な長文問題を読み解くための基本的な勉強法をご紹介します。

まずは基礎事項をしっかり勉強しよう

長文を時間内に読みきれない場合、単語が分からない、理解のスピードが足りないなど様々な原因が考えられます。まずは基本に立ち返り、「単語、熟語」「文法」「構文把握」といった基礎をしっかりと身につけましょう。
構文把握と文法を完璧に習得すれば、長文の要旨を捉えるスピードが速くなりますし、文中の単語が100%解らなくても長文を読み進めていくことができます。

たくさん読んで長文に慣れよう

しっかりと基礎を固めたら、英語のテキストをたくさん読んだり、長文問題を何回も解いたりして長文読解に慣れましょう。まずは試験を想定し、目標の制限時間内に解いてみて、答えと解説を確認。その後は音読や繰り返しの復習でスピードアップを図ります。設問の癖や分からない単語を推測する感覚を掴んでいきましょう。

間違った英語長文勉強法

ここでは長文読解の勉強をする中で陥りがちな、間違った勉強法を挙げます。思い当たる点があったらぜひ改善してみてください。

英語をその都度和訳してしまう

英語の文を頭から1語1語日本語に変換して読むことはやめましょう。読解にかかるスピードが遅くなり、制限時間内に長文を読むことができません。文法や構文の知識を身に着けて、英文の意味を1つのまとまりごとに捉えられるようになることを目指しましょう。
また、逐一和訳する癖がついていると、長文の中に1つでも分からない単語があると読めなくなってしまいます。試験でも勉強中でも、文全体の要旨を素早くつかむ癖をつけましょう。

長文や分からない単語をノートに書き写す

長文や、文中の解らなかった単語をひたすらノートなどに書き写すという勉強は、効果がないということはありませんが、極力避けましょう。こうした手法は大きな手間がかかる割に大きな効果が望めないからです。

解らない単語があった場合は使っている単語帳で手早くチェックし、繰り返し間違えたものには印を付けて、自分の弱みがすぐ分かる単語帳を作りましょう。
長文テキストについてもひたすら書き写して暗記するよりも、繰り返し解き、音読することで長文をスピーディに読む能力を養うことが重要です。様々なテキストを解くよりも、1冊のテキストを何周もして着実に読解力を身に着けるのが良いでしょう。

キャタルなら本物の英語力が身につく!

ここでは、英検1級の長文問題の勉強法についてご紹介しましたが、英検ではその他にもリスニング、ライティング、スピーキングのハイレベルな英語を理解する能力や、英語で表現する能力が求められます。
実践的な英検対策をしたい、より実用的な英語を身に着けたいと考えている人に、おすすめするのは4技能型英語塾のキャタルです。
キャタルでは、英語で読む、聞く、話す、書くというインプットとアウトプットを徹底的に繰り返す独自のカリキュラムを通して「使える」英語を学ぶことができます。
また、キャタルの講師は母国語が日本語の日本人バイリンガルなので、日本人が英語を学ぶ上で難しく感じるポイントや、それを解消する方法を熟知しています。生徒のレベルに合わせた指導で、成長を実感しながら目標達成のためのステップアップを目指すことができます。

キャタルでは無料体験レッスンも受け付けておりますので、受講を検討してみてはいかがでしょうか。

  • LINEで送る

【無料レポート】次回の英検受験で、合格を目指しているお子さまに!

英検に強い!英語塾キャタルの2018年度の英検合格者数、617名!

英検2級の合格を目指して何度もチャレンジしている方こそ知ってほしい、本当に使える英語力が身につくキャタルの勉強法を無料公開!
英検に合格できたけど、英語が「書けない」「話せない」。
そんな子どもたちをたくさん知っています。
本質的な英検学習で使える英語を身につけ、英検にも合格できる「受かる+使える」英語学習法をご紹介。

・なぜ、小学5年生で英検1級に合格できたのか
・英検の大きな誤解と落とし穴は◯◯だった
・英検にも合格できる、使える英語も身につく勉強法とは

など、特別無料レポートを読むだけで、お子さまの英検の勉強が劇的に変わります。
是非、お子さまの英検合格にお役立てください。


ダウンロードはこちら

SNSでもご購読できます。

もし、英語のことで
少しでも悩んでいるなら

大人でも英語を学んで身につけることは難しいと思います。また、これから子どもたちにとって英語学習の重要度がさらに高まり、「何を」「どのように」すればいいのだろう?と悩まれているかもしれません。もし英語学習のことで悩んでいるなら、ぜひ一度、お問い合わせいただいて、ふだんのキャタルの姿を見に来てください。

お電話はこちら(総合受付)
03-4520-4236
受付時間 9:00 - 21:00