英検1級のレベルって?TOEICやTOEFLとの難易度などを徹底比較

英検1級のレベルって?ToeicやToeflとの難易度などを徹底比較

知らないと受験で損する!英検との正しい付き合い方

こんにちは、4技能型英語塾のキャタルです。英検合格はもちろんのこと一生使える英語力を身につけるための塾です。この記事では、この記事では、英検1級のレベルをTOEICやTOEFLのレベルとの難易度を比較して、具体的な勉強法・対策を紹介します。ぜひ最後までお読みくださいね!

英検とは

英検とは年に3回実施される、国内では最大規模となる英語検定試験です。正式名称を「実用英語技能検定」といい、英語圏における社会生活全般に必要な英語力を有しているかを測る目的で実施されます。 英検では「読む」「聞く」「書く」「話す」といった「4技能」の能力を測定し、合否に加え「英検CSEスコア」で試験結果を受験者へフィードバックする方式が採られています。試験問題はすべてが独自に作成され、高校・大学入試での活用(英語外部検定利用入試)や海外留学・採用試験時の優遇に利用されるなど、広く社会的に認知されています。

英検のメリット

英検を受験するメリットとしてまず挙げられるのが、国内での高い認知度を有し、学校や企業といった実社会での評価や優遇を受けられるという点です。 その一例として、2019年度大学入試のうち推薦・AO入試では全体の45.8%、一般入試においては全体の24.3%で「英語外部検定利用入試」を行われています。また2020年から大学入試制度が大きく変わり、2023年度にかけては現行の大学入試センター試験の後継として新しく実施される「大学入学共通テスト」と文部科学省認定の英語の民間試験が併用される予定となっています。そのため、大学受験をより有利にするために英検を受験するケースが今後より増えていくことが予想されます。

英検1級の難易度と受験者層

英検1級は、英語の資格試験の中でも特に難易度が高く、英語ネイティブの大学生と同等のレベルとされています。英検1級の難易度は、TOEFLやIELTSと比較すると、TOEFL iBTで100点以上、IELTSで7.5〜8.0以上に相当すると考えられています。これはビジネスやアカデミックな場での高度なコミュニケーション能力が求められるレベルです。受験者層としては、大学生・大学院生、ビジネスパーソン、英語教師や通訳・翻訳家などが多いです。

英検1級の試験日程(2024年度・2025年度)

英検1級の試験日程は、年度や申込方法、年齢によって異なります。以下に、2024年度および2025年度の試験日程をまとめます。

2024年度

第3回検定

  • 一次試験日:2025年1月26日(日)
  • 二次試験日
    • 20歳以下(2003年4月2日以降生まれ):2025年3月9日(日)
    • 21歳以上(2003年4月1日以前生まれ):2025年3月2日(日)

2025年度

第1回検定

  • 一次試験日:2025年6月1日(日)
  • 二次試験日
    • 20歳以下(2004年4月2日以降生まれ):2025年7月13日(日)
    • 21歳以上(2004年4月1日以前生まれ):2025年7月6日(日)

第2回検定

  • 一次試験日:2025年10月5日(日)
  • 二次試験日
    • 20歳以下:2025年11月16日(日)
    • 21歳以上:2025年11月9日(日)

第3回検定

  • 一次試験日:2026年1月25日(日)
  • 二次試験日
    • 20歳以下:2026年3月8日(日)
    • 21歳以上:2026年3月1日(日)

これら以外にも、通っている学校・塾で申し込む場合や、近隣の一般受験者受け入れ団体で申し込む場合は、それぞれ個別の試験日程が組まれています。詳細は、各団体の案内をご確認ください。

英検1級のレベル

英検1級の目安は「大学上級程度」とされています。大学入試センターによれば英検CSEスコアで言うと2630点が合格ラインで、必要語彙数は10000~15000程度。Toeic900点以上を取るよりもはるかに難しいと言えます。さらに1級の合格率は毎回およそ10%程度かそれ以下と言われています。 その代わりに他級以上に幅広い英語に関する知識のみではなく、即興で相手に自分の考えを伝える発信力・対応力が問われるため資格としての活用領域も相応に広くなっています。その内容は入試優遇や単位の認定、海外留学など多岐にわたり、とくに通訳案内士(ガイド)試験では外国語(英語)筆記試験が免除されます。要求されるレベルが高い分、高い英語能力を持つ人材であるとアピールするための有用な武器にもなるのです。

CEFRとCSEスコア

2022年度から英検の成績表示に1級〜3級は【技能別CEFRレベル】が表示されるようになります。これまで4技能の総合CEFRは算出されていましたが、2022年度試験からは英検CSEスコアと同様各技能のCEFRレベルが見れるようになりました。

各級における4技能総合CEFAR算出範囲

出典:英検公式HP 英検1級のCEFRレベルはB2からC2となっており、CSEスコアでは2304〜3400です。合格点の2630はちょうど真ん中あたりのレベルとなりますが、英検準1級を満点近くで合格した人とギリギリで合格した人とでは、1級で合格するために上げるべき英語力が大きく変わってきます。そのため、英検準1級で合格した際のCSEスコアがギリギリだった方は、もう一度英検準1級レベルの復習をしっかり行い、満点に近づけるようになってから1級に挑むことをお勧めします。

英検1級で求められる英語力の詳細

英検1級で求められる英語力は、一般的な日常会話を超えた高度な知識や表現力を含み、専門性のあるトピックに関しても論理的に話したり書いたりできるレベルとされています。具体的にどのような能力が求められるのか、次の4つのセクションに分けて解説します。

1. リーディング:抽象的で複雑な内容の長文を素早く正確に理解する力が求められます。

2. リスニング:日常会話だけでなく、講義やニュース、ディスカッションの内容を理解する能力が求められます。

3. ライティング:トピックに沿って構成のあるエッセイを60分以内に執筆する力が問われます。

4. スピーキング:指定されたトピックについて即座に意見を述べる力が求められます。

英検1級の社会的評価と認知度

英検1級は、日本国内における英語力の証明として非常に高い社会的評価と認知度を誇ります。これは主に、試験内容が大学上級レベルから専門的な英語力を要求することから、多くの職場や教育機関で英検1級が優れた英語運用能力の証明と認知されているためです。多くの日本企業で英検1級は高く評価されており、特に外資系企業やグローバルに展開する企業では、英検1級の取得が採用や昇進の際に優遇される場合があると言われています。

英検1級と準1級との違い

英検1級は言わば「ネイティブレベル」、準1級は「英語圏での生活で不具合がほぼ生じないレベル」の英語力があることを示します。日常ではまず使わないような単語が問題に多用されるのが1級だとすれば準1級ではごく一般的な知識が重視される傾向にあり、特徴としてはエッセイ形式の実践的な英作文問題が出題されます。この英検準1級も、実用的な英語技能を有する人材の証明として高く評価されています。

英検準1級との試験形式の違い

英検1級と英検準1級は英語の技能を総合的に測る点では共通していますが、その難易度と形式に違いがあります。リーディングを例にとると、英検1級では、より専門的なトピックや学術的な内容が多く出題されます。読解パートでは長文に加え、語彙力を測る「語句選択問題」が含まれており、難解な単語や複雑な表現を理解する必要があります。

英検準1級では、内容がやや易しく、トピックも日常生活や一般的な社会問題に関するものが多いです。語彙や文法問題も含まれますが、1級ほど専門的な単語は要求されません。

英検1級のスピーキング試験の独自の挑戦

英検1級のスピーキング試験は、受験者にとって独自の挑戦が多いとされています。具体的な項目は以下の通りです。

1. 抽象的な社会問題や学術的なテーマが頻出します。

2. 単に意見を述べるだけでなく、根拠を示しながら論理的に構成された答えを求められます。

3. 限られた時間内で意見を考え、表現しなければならないため、判断力と柔軟性が試されます。

4. 英語力の総合的な能力を評価するため、流暢さや発音も重視されます。

TOEICとの比較

TOEICは英検とは異なり、ランクは無くすべての受験者が同じ問題を解いて英語力を測ります。そのため最低でも、満足に回答できるよう英検2級相当の語彙力が必要となります。設問は日常会話や初歩的なビジネスシーンを想定されていることが多く、主に就職活動や昇進に関わるものなど、企業に対して英語力を証明するための手段として活用されています。4技能のうちリーディングとリスニングのみが問われることもあり、英語能力検定の中では最も対策しやすく短期間でのスコア向上が可能です。

GTECとの比較

GTECは英検同様、2020年から始まる「大学入学共通テスト」での利用が可能な検定です。英検との相違点としては、学習指導要領に即した出題がなされるため学校の授業で学んだ英語知識を活かし、実際に英語を使う感覚を得ることができることが挙げられます。その後の英語学習に対するモチベーションへと繋げ、さらに海外で採点を行うことで純粋な「英語を用いたコミュニケーション能力」を測ることが可能です。

TOEFLとの比較

TOEFLは非英語圏の出身者のみを対象として実施されている、国際基準の英語能力測定試験です。英検と比較するとより専門性が高い分野、例えば天文学や科学・生物学といったそもそも単語を知らなければ読解の困難な問題が多く出題されるのが特徴です。これは英語圏の大学など高等教育機関への留学希望者を対象に「英語による高等教育に適う能力」を有しているか否かの判定を目的として行われるためで、スコアは150ヵ国10,000以上の大学・機関で活用されています。

海外大学を目指すなら、英検1級ではなく、TOEFL100点を目指して勉強することをお勧めします。

海外では英検よりもTOEFLを留学の選考基準として利用しています。海外大学への留学選考基準となるTOEFLで90~100点を取得することで、世界基準の英語力を身につけて、「英語を学ぶ」段階から「英語で学」段階へとステップアップできます。

CEFRで比較

英検1級・TOEIC・TOEFL合格点レベル
英検1級・TOEIC・TOEFL合格点レベル

各CEFLレベルは上記の通りとなっています。CEFRスコアを確認することは英検以外の資格を受験する際の目安ともなります。英検は日本国内でしか通用しないため、海外留学を検討している方は他の英語資格(TOEFLやIELTS)を検討している方も多いことかと思います。実際にはキャタルでは英検とTOEFLジュニアを並行して受験する生徒も。

TOEFL Juniorと英検2級に挑戦中の中学3年生は「留学を成長のチャンスにする!」

CEFRレベルを確認すれば、英検と並行して他の英語資格にも挑戦しやすくなりますので忘れずに確認してみてください。

各試験の目標に応じた勉強法の違い

以下にそれぞれの試験の学習法の違いについて解説します。

1. 英検1級:特に高度な英語の運用力(読解、作文、討論など)が求められます。

2. TOEIC:リスニングとリーディングが中心で、ビジネスシーンでの迅速かつ正確な理解が求められます。

3. TOEFL:英語圏の大学進学や留学を目指す人向けで、アカデミックな英語力が評価され、学術的な場面での適応力が問われます。

勉強法・対策

ここまでは英検とその他の英語力を測る検定の違いをご説明しました。次は、実際に英検1級合格を目指すにあたってどのような対策が必要となってくるか考えていきましょう。

英検1級レベルまで語彙力を強化

英語に限らず日本語を話すのであっても、語彙力は重要なポイントです。英検では各級の設問で扱われる単語数が公表されており、中でも1級では1,0000~15,000語もの単語を覚え、的確に使用する能力が必要となります。もちろんこの中には5級から準1級までの設問で扱われる単語も含まれているためすべてを一度に覚えなければならないわけではありませんが、単語帳などを駆使したとしても膨大な量であると言わざるを得ません。

語彙の覚え方と復習法のポイント

語彙の覚え方としては、単語をカテゴリー別に覚える、単語だけでなく、実際に使われる文脈や例文で覚える、抽象的な単語や覚えにくい単語はイメージ化・ストーリー化するなどが効果的です。

復習法のポイントとしては、定期的な復習スケジュールを作る、アプリやフラッシュカードを活用する、言い換え・類義語と一緒に復習するなどが挙げられます。

リーディング

英検は4技能すべてが問われる検定ですが、1級では筆記試験の半分がリーディングを占める試験構成となっています。中でも最も難しいと言われるのが短文の語句空所補充(単語問題)ですので、いかに前述した語彙力が重要となってくるかがわかりますね。 では長文読解の設問はどうかというと、実は単語問題ほど難しくはありません。高校の授業で習得するレベルの英文法を理解できていて、なおかつ英検2級~準1級までで必要とされるレベルの語彙が暗記できていればそれほど大きな脅威ではないのです。長文読解の対策では、自分の分からない部分を見つけ、何故読めないのか分析することが基本となります。そのため過去問題をひたすら熟読し、分からない単語が出てきたら文脈や単語の構成から推測するといった訓練を何度も繰り返し積んでいくことが必要です。

長文読解のコツと頻出テーマ

長文読解のコツとしては、段落ごとに要点を把握する、先に設問を確認する、語彙力を強化する、精読と速読を使い分けることなどが効果的です。頻出するテーマとしては、科学技術と環境問題、経済とビジネス、歴史と文化、心理学・社会学、時事問題・国際情勢などが挙げられます。

ライティング

ライティングでは指定されたトピックで英作文(エッセイ)を書く能力が問われます。この設問を突破するにはまず第一に、英作文の書き方をきちんと理解していることが必要不可欠です。英作文では最初に自分の主張を書いて立場を明確にし、次にその主張を補強する例をトピックとして挙げ、内容(ボディ)を書いていきます。そして最後にもう一度主張を書き、ボディの部分で詳細に説明していた部分を簡単に要約して、まとめとする。これが基本の形です。 英検1級のライティングでは世界飢餓・経済など、出題されやすいトピックの傾向がある程度固まっているため、そういった部分では対策がしやすいと言えますが、全得点113点中28点、つまり30%弱の配点となっている上、問題数はたった1問です。他パートのような「1問間違えていてもそれ以外が正解なら大丈夫」という考え方は通じません。ここで高得点が狙えるか否かが、一次試験突破の分かれ道となります。

英作文の対策方法と練習問題の選び方

英作文の対策方法としては、論理的な構成を意識する、豊富な語彙力を習得する、過去問を活用する、第三者からのフィードバックを受けるなどが効果的です。練習問題の選び方としては、頻出テーマに関する練習問題を学習する、英検1級レベルのサンプル問題集を活用する、トピック別に自分で問題を作成するなどが挙げられます。

リスニング

英検1級のリスニング対策は、語彙力の強化と集中力を持って聞き取るスキルを磨くことが鍵です。以下に効果的な方法を挙げます。

1. 過去問を徹底的に練習する。

2. 上級者向けのリスニング素材で耳を鍛える。

3. 集中力と理解力を高める「シャドーイング」練習をする。

4. スクリプトと一緒に学習する。

スピーキング(二次試験・面接)対策

無事に一次試験を突破できたら、いよいよ二次試験です。二次試験では面接形式がとられ、実際に2名の面接委員と対面しての英語を用いた発信能力を問われます。入室してからのやり取りはすべて英語で、簡単な日常会話も行われるため試験内容以外の部分でも油断しないよう注意が必要です。 試験自体の大まかな流れとしては、まず5つのトピックが書かれた「トピックカード」が渡されます。1分以内にその中から1つのトピックを選んで2分間の制限時間内でスピーチを行い、その後4分間で内容に関わる質疑応答(Q&A)の時間となります。 英検1級の二次試験では発音の正確さやアクセント・イントネーションの適切さも評価対象となっています。また、面接の場として相応しい言葉遣いをすることも大切です。面接形式の試験では緊張で長年の発音の癖が出てしまったり、早口になってしまったりしがちなので、イメージトレーニングや自分一人で練習するだけではなく実際に人に聴いてもらうことで発生やアイコンタクトを身体で覚え本番に備える必要があります。

スピーキング試験で高得点を狙うテクニック

以下にスピーキング試験で高得点を狙うためのテクニックについて紹介します。

1. 意見を明確に伝える。

2. 構造的な回答を心がける。

3. 少し難しい語彙やフレーズを積極的に使う。

4. 文法の正確さや発音の明瞭さに気を付ける。

5. 積極的に話し続ける。

面接のシミュレーション方法と模範回答

面接のシミュレーション方法としては、友人や家族に協力してもらう、録音や録画をして自己評価する、英会話スクールやオンラインサービスを活用するなどが挙げられます。模範回答となるポイントとしては、簡潔で論理的に答える、具体例を挙げる、リラックスして自信を持って話すことなどが大切です。

中学1年生で英検1級に合格!続けると結果がついてくる。

英語塾キャタルでは、英検に合格することで自分の夢への実現へと近づいた生徒たちがたくさんいます。その生徒たちは、決して「近道」をした訳ではありません。英語学習を楽しみながら継続して学び続けることで、英検合格に必要な英語力を身につけているのが特徴です。

帰国子女のRくんは、カナディアンインターナショナルスクールから玉川学園に転校することになったとき、英語力をキープするためにキャタルに通い始めました。キャタルで勉強を始めてから、何度も挑戦していた英検準1級に合格し、翌年に英検1級にも合格。 Rくんは、小学6年生の時にキャタルに入会して1年5ヶ月で英検準1級に合格することができました。その際にわかった「合格に必要なこと」は、

  1.  単語の意味だけでなく使い方も理解すること
  2.  習慣的にニュースを英語で見聞きすること
  3.  英語を使う機会をつくること

この3つだと話してくれました。 英語学習のスタート時期や習得している英語レベルは、一人ひとり異なります。だからこそ、一人ひとりのレベルに合わせた学習カリキュラムで学ぶことが大切だと私たちは考えています。不合格という回り道をせずに英検1級に合格するなら、ぜひ英語塾キャタルのWEBサイトへお越しください!