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英検2級の面接スピーキング対策!例題解説と高得点を取るポイントをご紹介

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英検2級対策

英検対策に強い塾。4技能型英語塾のキャタルは、ただ合格するだけでなく英検2級レベルを十分に満たす一生使える英語力を身につけるための塾です。バイリンガルの正しい英語学習法で英語力を高めて英検2級合格を目指します。
この記事では、英検2級の面接スピーキング試験について、レベルや合格点・合格率、準2級との違い、具体的な勉強法・対策を紹介します。

英検とは

英検は、日本英語検定協会が実施する検定試験で、正式名称は「実用英語技能検定」といいます。

1963年に創設、1968年に「文部省認定の技能検定」の認定を受け、日本での英語に関する検定を牽引してきました。英検の特色は、英語の「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の4つの技能を測定できる点です。年間の受験者数は250万人を超え、大学入試、就職など様々な場面で英語力を証明できる資格として活用されています。

検定は年3回、全国各地の会場で実施されています。試験は易しいレベルから順に5級、4級、3級、準2級・2級、準1級・1級の7つのレベルに分かれています。試験後は、合否の結果と英検CSEスコアが通知されます。検定料は級によって異なり、2級の場合は本会場での受験は6,500円、準会場での受験は5,500円です。

引用:英検2級に合格するための勉強法・対策総まとめ

英検2級二次試験・面接スピーキング

英検2級二次試験の問題数、目安時間配分、CSEスコア、合格ラインを表にまとめました。

英検2級二次試験の問題数、目安時間配分、CSEスコア、合格ラインまとめ

試験構成

英検の2級は筆記とリスニング能力が問われる一次試験と、面接形式でスピーキング能力が問われる二次試験に分かれます。そのうち、今回ご紹介するのは2次試験の面接です。面接はいったいどのような流れで、どのような内容なのかを解説していきます。

目安時間

面接時間は7分です。音読や解答には明確な制限時間はありません。ただし、英文を音読する前とイラストを説明する前にはそれぞれ準備として20秒ずつ与えられます。

CSEスコア・合格ライン

2級の合格には高校卒業程度の英語力が必要です。2級二次試験の合格ラインは、CSEスコアで460/650となっています。合格率は8割程度となっており、きちんと対策をすれば合格することはそれほど難しくないと言えるでしょう。

2級二次試験のレベル

2級を受験する方のほとんどは準2級を合格されているでしょうから、二次試験は準2級で経験済みかと思います。準2級の時に「楽勝だった!」という方も「苦手でギリギリ合格だった…」という方も、2級がどんなレベルか気になりますよね。
では、2級と準2級の二次試験を比較して、違いを検証してみましょう。

2級と準2級はどれくらい違う?

難易度は全体的に少しずつ上がりますが、基本的な構成は準2級とほとんど変わりません。注目すべき点を、いくつか取り上げてみましょう。

面接スピーキング・ 2級と準2級の違い

答えとなるパッセージの文章は調整が必要

1問目の、パッセージから出題される質問は3級や準2級でもありましたが、使われている文章そのままを抜き出して答えにすることができない問題がほとんどです。答えに該当する文章をパッセージ内から見つけ出し、その英文の指示語や文法を調整して答えることになります。特に、this, that, them, these, one, suchなどの指示語はそのまま使うと減点になります。

イラスト問題はより的確な描写が求められる

準2級ではイラスト1枚を使った問題が2問ありました。2級ではその2問がひとつにまとまったような感じで、3枚のイラストをストーリー性を持って英語で描写します。より的確な表現が必要になりますが、しっかりと対策すればそれほど怖くありません。

社会性のあるトピック

英検の公式サイトによると、求められるスピーキング能力について、

準2級:日常生活の話題についてやりとりすることができる
2級:社会性のある話題についてやりとりすることができる

とあります。
ただ、社会性のある話題といっても、それほど堅苦しいものや専門的な内容はなく、準2級との差は大きくありません。

全体的にちょっとずつ難しくなる

あまり違いがないのなら、準2級が楽勝だったから2級も楽勝!だといいのですが、残念ながらそうはいきません。この、全体的にちょっと難しくなっている、というのが厄介なのです。使われている単語や熟語は、準2級だと日常会話に出てくるような語句が中心ですが、2級になると書き言葉で使われるような語句になります。そのため、同じ内容でも難易度が上がります。
例えば、

「大雪だったので会議に参加できなかった」という内容は、準2級ならばこんな英文です。

I couldn’t take part in the meeting because of the heavy snow.

これが、2級になると、

The heavy snow prevented me from participating in the meeting.

こうなります。どうですか?同じことを言っているのに、ずいぶん難しく感じますよね。自分の意見を述べる問題でも、トピックは同じなのに、質問の仕方を変えることで、答えが作りづらくなっていることがあります。
やはり、準2級と2級では、問題のレベルに差があるということです。しっかりと対策をして臨みましょう。

TOEICやTOEFLとのレベル比較

英検と同じくスタンダードな英語試験であるTOEIC、GTEC、TOEFLと、英検2級レベルの比較を以下の表にまとめました。

英検2級・TOEIC・TOEFL合格点レベル比較表

試験内容・流れ

試験内容

英検2級二次試験の題材には、社会性のあるトピックが選ばれ、過去の試験で用いられたカードには環境にやさしい素材・オンライン会議・屋上緑化・ペット産業・新しいエネルギー・サプリメントのようなトピックがあります。

面接委員からパッセージ(文章)と3コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。

自由会話:面接委員との簡単な日常会話
音読:英文を20秒間黙読後、60語程度の英文を音読
質問No.1:英文についての質問に答える
質問No.2:3コマのイラストについて説明する
質問No.3:イラストのトピックに関する質問に対し自分の考えを述べる
質問No.4:一般的な事柄についての質問に対し自分の考えを述べる

試験の流れ

試験は下記の流れで実施されます。当日に想定外の出来事で焦らないよう、事前に確認しておきましょう。

①入室する
②試験官に面接カードを渡す
③名前と受験級を確認し、簡単な挨拶をする
④問題カードを受け取り、面接を開始する
⑤問題カードを返却する
⑥退室する

英検の公式ホームページに「英検バーチャル二次試験」というサービスがあり、当日、入室してから退室するまでの流れをアニメーションで解説してくれていますから、併せてチェックしておきましょう。

評価の観点

面接は、以下の観点で評価を受けます。

・応答内容
・発音
・語彙
・文法
・語法
・情報量

面接試験では、アティチュードという態度・姿勢に関する要素が加わります。具体的には、コミュニケーションを取る際の反応の自然さ、発声の明瞭さ、積極適的な態度が採点の対象です。積極的にコミュニケーションをとることで高得点がとれます。

スピーキング力を上げる勉強法

ここでは、スピーキング力を上げる勉強法をご紹介します。

おすすめの勉強法

面接の対策は過去問や参考書の問題を眺め、自分が回答している姿を頭の中でシュミレーションするだけでなく、実際に声に出して英語を発音することが重要です。相手の目を見て、はっきりとした声で伝えるために、鏡の前の自分や友人、塾の先生に向かって練習してみましょう。その際、自分の声を録音しておき、後から聞くことも自分の発音や前置詞、活用などの間違えを確認するのに有効です。また、本番では短時間で自分の意見をまとめ、話す必要がありますから、日頃から緊張感を持って練習できる場があると理想的です。

英検2級二次試験 サンプル問題の解説

英検の二次試験(スピーキングテスト)は、60語程度の英文を読んだ後、4つの質問に解答します。出題も解答もすべて英語で行われます。では、英検の公式サイトに掲載されている、英検2級二次試験のサンプル問題に沿って、流れを見ていきましょう。

二次試験の流れと留意すべきポイント

入室・着席して、氏名と受験級の確認と、ちょっとした会話があったのちに、以下のような「問題カード」が手渡されます。ここからが試験の始まりです。

英検2級二次試験 サンプル問題

黙読20秒→音読

面接官より

First, please read the passage silently for 20 seconds.
まず最初に、20秒間でパッセージを黙読してください

と言われます。
2級の一次試験を突破してきた方にとって、60語程度の黙読20秒はそれほど短くないはずです。焦らずに、筆記試験の時のように内容を理解しながら読むようにしてください。黙読していて、もし読み方のわからない単語があったら、必ずチェックしてください。

20秒が経過すると

Now, please read it aloud.
それでは、声に出してパッセージを読んでください

と言われますので、タイトルから読み始めてください。
日本人の音読はどうしても、同じテンポで早口で棒読みになってしまいがちです。いつもよりゆっくりと、発音やアクセントを意識しながら読んでください。意味のかたまりで区切りながら、大事な単語は強く読むと、「この受験者はちゃんと内容が理解できているな」と感じてもらえます。やりすぎなくらいでちょうどいいと思ってください。

ところで、先ほど、黙読の際にわからない単語があったらチェックすること、とお伝えしました。例えば、学校の英語の授業で音読を当てられて、読んでいる最中にわからない単語にぶつかったらどうしていますか?ほとんどの方が、そこで黙ってしまい、黙っていると先生または近くの友だちが発音を教えてくれますよね。英検では、これは通用しません。わからないからと黙ってしまうといつまでも沈黙が続くだけです。しかも「私はこの単語を知りません」ということを、自ら明らかにしてしまうことになり、減点対象になってしまいます。ですから、読み方のわからない単語ほど、ローマ字読みでも構わないので止まらずに堂々と読むべきなのです。

NO.1の問題はパッセージから答えを探す

No.1 According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
パッセージによると、子ども連れの客はどのようにして彼らの買い物をより容易にしますか?

英検2級二次試験パッセージ

1問目は、「According to the passage,」の後に、「Why~?」か「How~?」のどちらかで質問されます。Whyなら「Because ~」で、Howなら「By ~ing~」で答えることができます(それ以外でも答えられます)。答えに該当する文章は必ずパッセージの中にありますので、それを選択して、this, that, them, these, one, suchなどの指示語や文法を調整して解答します。

サンプル問題では、パッセージの3行目に「Some customers with children choose shopping centers that provide these services.(子連れ客の中には、これらのサービスを提供しているショッピングセンターを選ぶ人もいます)」とありますので、この文の「these(これら)」を、内容を明確にするために「childcare」に替えて、By ~ing の形で答えています。

解答例:

By choosing shopping centers that provide childcare services.
託児サービスが提供されているショッピングセンターを選ぶことによって、です

イラストを見ながら状況を描写

No.2 Now, please look at the picture and describe the situation. You have 20 seconds to prepare. Your story should begin with the sentence on the cards.
( 20 seconds after )
Please begin.
では、イラストを見て状況を描写してください。準備に20秒あります。カードに書かれている文章から言い始めて下さい。(20秒後)では始めて下さい。

英検2級二次試験イラスト

2問目は、3コマのイラストを見ながら、状況を英語で描写する問題です。面接官からの質問文は上記のものが固定です。指示の通り、イラストの右上にある太字の英文から読み始めます。また、イラスト内にあるセリフや、コマの切れ目にある矢印の中の英文もそのまま読みます。1コマにつき2文の英文が言えることが理想です。

よく使う表現としては、

主語 said to 人 “セリフ”. 「主語は人に『セリフ』と言いました」

He / She was glad / sad / surprised to hear that.
「彼/彼女はそれを聞いて嬉しかった/悲しかった/驚いた」

He / She thought (that) ~.
「彼/彼女は~と思った」

He / She was ~ing.
「彼/彼女は~していた」

He / She wanted to 動詞 .
「彼/彼女は~したがっていた」

He / She couldn’t 動詞.
「彼/彼女は~できなかった」There was / were ~.
「~があった、いた」

などがあります。

ストーリーはわかるんだけど何を説明したらいいのか思いつかない!という人は、慣れるまでは上記の表現を頭にいれながら、

・登場人物の動作や場面の状況をありのままに伝える
・登場人物の感情を想像して伝える

この2つを1文ずつ作るようにするといいでしょう。
また、状況を描写する英文は、すべて過去形または過去進行形で作りましょう。

解答例:

One day, the Sasaki family went to an art museum that offered childcare services. Mr.Sasaki said to his wife,” They‘ll take care of our baby while we look around.” Ten minutes later, Mr.Sasaki was putting his bag into a locker. Mrs.Sasaki was looking forward to seeing the paintings with her husband. Two hours later at the gift shop, Mr.Sasaki was choosing a toy for their baby. Mrs.Sasaki was worried that their baby might be crying.

 

ある日、佐々木さん一家は託児サービスのある美術館に行きました。佐々木氏は妻に言いました『僕らが見て回っている間、赤ちゃんの世話をしてくれるそうだよ』。10分後、佐々木氏はカバンをロッカーに入れていました。佐々木夫人は夫と共に絵画を鑑賞することを楽しみにしていました。2時間後、土産コーナーにて、佐々木氏は赤ちゃんのためのおもちゃを選んでいました。佐々木夫人は赤ちゃんが泣いているのではないかと心配していました。

賛成か反対かの後に自分の意見を述べる

面接官より、

Now, please turn over the card and put it down.
では、問題カードを裏返して置いてください

と言われるので、そのようにしてください。
これ以降は、問題カードとは関係なく、あなた自身の意見を問われる質問が続きます。

3問目は、
「Some people say that ~(~という意見の人もいます)」と、ある意見を紹介されたあと、「What do you think about that?(あなたはそのことについてどう思いますか?)」と聞かれます。

No.3 Some people say that parents today give too much freedom to their children. What do you think about that?
「近頃の親は子どもに自由を与え過ぎである、という意見の人もいます。あなたはそのことについてどう思いますか?」

まずは、I agree. / I disagree. ( I don’t agree.) でその意見に「同意するか/しないか」自分の意見を明らかにします。その後に、2文でさらに説明します。そう思う理由が2つあるならば2つ言ってもいいですし、1つだけを言って、それを後押しする具体例などを挙げる、という方法もあります。
意見の内容が評価されるわけではありませんので、カッコイイことを言おう、と気負う必要はありません。つじつまがあっていれば、簡単な英文で充分です。

I think that ~. 「私は~だと思います」
主語 should 動詞「主語は~すべきです」
主語 can 動詞「主語は~できます」
I have heard that ~「~だと聞いたことがあります」

などの表現を使うといいでしょう。

解答例:(賛成の場合)

I agree. These days, parents are not strict enough. As a result, children’s manners are getting worse.
賛成です。近頃、親たちは充分に厳しくありません。結果として、子どもたちのマナーは悪くなっていっています。

 

解答例:(反対の場合)

I disagree. I think many parents control their children too much. Children feel a lot of pressure from their parents.
反対です。たくさんの親たちは子どもを支配しすぎだと思います。子どもたちは親たちから強い圧力を感じています。

Yes / No の後に自分の意見を述べる

4問目は、最近の傾向などについて、 Yes / No で答えられるような形で質問されます。続いて、Why? / Why not? や Please tell me more. / Please explain. などとさらなる意見を求められますので、2文で答えます。

No.4 Today, many people buy secondhand goods such as used books and used clothing. Do you think more people will buy secondhand goods in the future?
昨今、多くの人々が中古の本や衣類といったようなリサイクル品を購入しています。あなたは、将来さらに多くの人々がリサイクル品を購入するようになると思いますか?

よく使う表現は3問目とだいたい同じです。どうしてそう思うのか、その理由と、さらにもう1文、自分の意見や具体例、将来の展望などを述べると良いでしょう。
2級の二次試験では、流行や日本の文化、マナーや環境問題など多岐にわたる分野から出題されます。普段からいろいろなトピックに興味を持ち、それについて自分はどう思うかを考えてみる習慣をつけることも、良いトレーニングになります。

解答例:(Yes の場合→ Why? )

People can save money by buying used goods. Also, I think secondhand stores will sell more kinds of things.
人々は中古品を買うことによってお金を節約できます。また、リサイクルショップは今後より多くの種類の商品を売るようになると思います。

 

解答例:(No の場合→ Why not? )

I think most people like to buy new things. They do not want things that other people have used.
ほとんどの人は新品を買うことが好きだと思います。彼らは他の誰かが使ったものを欲しくはないです。

出題はこれで終わりです。問題カードを面接官に返却して、退出します。

ポイント英検2級の二次試験では、

・発音とアクセントを意識した音読ができる
・イラストにある状況を描写することができる
・社会性のあることがらについて自分の意見を述べることができる

という3つの能力が求められます。
一次試験で必要だった単語量や文法力、長文読解力はそれほど必要ありません。最初はなかなか英文が出てこないかもしれませんが、過去問や予想問題を使って何度も練習すれば、少しずつ自分のスタイルができてきて、スラスラと言えるようになります。

英検2級の二次試験で高得点を取るためのポイント

2級のスピーキングのCSEスコアは650点で、合格スコアは460点です(約7割)。音読と、4つの質問、そしてアティテュード(態度)の6項目について採点されます。
6項目全体で7割以上取れていれば合格なのですが、もし、1問でも全く外れた解答をしてしまって大きく減点された場合のことを考えると、どの項目も満点を目指して対策するべきでしょう。

また、どの級も二次試験の合格率は高いですが、残念ながら不合格になってしまった、という人のほとんどの理由が「緊張して頭が真っ白になってしまった」「聞かれていることはわかっているのに英語が出てこなかった」のどちらかです。使われている単語や文法は一次試験に比べるとかなり易しくなっていますので、一次試験を合格した英語力があればわからないはずはありません。スピーキングはコミュニケーション能力ですので、言われたことに「適切なタイミングで反応する」反射神経が必要です。

では、音読と、4つの質問、そしてアティテュード(態度)の6項目について、高得点を取るにはどうしたら良いか、そのポイントをご紹介していきます。

こちらは英検の公式サイトに掲載されている、英検2級二次試験のサンプル問題です。

音読はゆっくりと大げさに

黙読は20秒間ですが、音読には時間制限がありません。緊張していると、ついつい早口になってしまいますが、いつもよりかなりゆっくり、そして抑揚をつけて読むように心がけましょう。
その代わり、発音やアクセントを意識してください。例えば、日本語にはない th や f、v の音や、複数形や三単現のS、過去形を正しく発音できているかは採点のポイントです。
また、カタカナで日本語として使っている単語は本来と発音やアクセントが違うものがあるので注意です。例えば、damage は「ダメージ」ではなく「ダミッジ」ですし、vitamin は「ビタミン」ではなく「ヴァイタミン」ですね。elevator は発音は似ていますがアクセントの位置が違います。日本語では「エレベーター」と「ベー」を強く読みますが、正しくは「エレヴェイタ」で最初にアクセントがあります。
このようなまぎらわしい単語がいくつかは必ず入っており、このサンプル問題だと、troublesome、services、provide、available、theaters あたりです。

NO.1の問題はパッセージから答えを探す

No.1 According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
パッセージによると、子ども連れの客はどのようにして彼らの買い物をより容易にしますか?

解答例

By choosing shopping centers that provide childcare services.
「託児サービスが提供されているショッピングセンターを選ぶことによって、です」

1問目は、「According to the passage,」の後に、「Why~?」か「How~?」のどちらかで質問されます。答えは一から英文を作るのではなく、パッセージの中から答えに該当する文章を探してください。Whyで聞かれたなら、理由を表している文章を探し「Because ~」で答えます。Howで聞かれたなら、方法や手段を表している文章を探し「By ~ing~」で答えます。もちろん、それ以外での出だしでも答えの英文は作れますが、テンポよく反応するために、予め自分の解答スタイルを決めてしまった方が安心です。
ちなみに、Why~から始まる質問の場合は、答えになる文章はパッセージ内の「理由を表す語句」の直前の文章であることがほとんどです。理由を表す語句とは、so、as a result、therefore、,which などです。

では、このサンプル問題で、次のような質問だったらどのように答えますか?

例題:

According to the passage, why have more shopping centers started offering their customers childcare services?

why で聞かれたので、理由を表す語句を探してください。その直前の文章が答えですよ。見つけられましたか?

解答例:

Because it can be troublesome for parents with young children to go shopping in crowded places.

実際は、この例題のような「文章をそのまま抜き出すだけで満点になる問題」は2級の問題ではほとんどありません。実際のサンプル問題でも、these を childcare に置き換える必要がありました。このように、答えに該当する文章を見つけ出し、指示語(this, that, them, these, one, suchなど)を変換させたり、前後の文から何かを付け足すことで完全になるように作られていることがほとんどです。そのまま抜き出しても点数はもらえますが、その一工夫ができるかどうかで点数に差がつきます

イラスト問題は直接話法+過去形で

2問目は、3コマのイラストを見ながら、状況を英語で描写する問題です。最初に20秒の準備時間が与えられます。描写は、イラストの右上にある太字の英文から読み始めます。また、イラスト内にあるセリフや、コマの切れ目にある矢印の中の英文もそのまま読みます。セリフをそのまま読むためには、直接話法にする必要があります

ここで、直接話法と間接話法について簡単に説明します。

直接話法:父は私に「俺の部屋を掃除しろ」と言いました。(セリフ有り)
関節話法:父は私に、父の部屋を掃除するように言いました。(セリフなし)

これを英文にすると、

直接話法:My father said to me,” Clean my room”.(セリフ有り)
間接話法:My father told me to clean his room.(セリフなし)

英検のイラスト問題で吹き出しの中にある英文は「セリフ」ですので、そのまま使うためには直接話法を使わなければいけません。直接話法で使う「言う」という表現は say を使いますので、

主語 said to 人 “ セリフ “. 「主語は人に『セリフ』と言いました」

を使いましょう。

1コマにつき2文で描写することが理想ですので(1コマ目はイラスト右上の文がありますので、あと1文だけでOKです)

①登場人物の動作や場面の状況をありのままに伝える
②登場人物の感情を想像して伝える

この2つを1文ずつ作るように心がけるとスムーズに答えられます。
例えば、

①He was ~ing.「彼は~していた」
②His friend was surprised to see it.「彼の友だちはそれを見て驚いた」

とか、

①There was / were ~ in the kitchen.「台所に~があった、いた」
②It made them happy.「そのことは彼らを幸せにさせた」

という風に、①状況→②感情と設定しておき、用意された20秒で①と②の内容を決めて準備をしておけば、スムーズに答えることができるでしょう。
また、状況を描写する英文は、セリフ以外はすべて過去形または過去進行形にします。時制に気を付けましょう。

意見を述べる英文のバリエーションを増やす

3問目と4問目は、問題カードとは関係なく、あなた自身の意見を問われる質問が続きます。
3問目は、I agree. / I disagree. ( I don’t agree.) でその意見に「同意するか/しないか」自分の意見を明らかにした後に、2文でさらに説明します。
4問目は、最近の傾向などを Yes / No で答えられるような形で質問されます。続いて、Why? / Why not? や Please tell me more. / Please explain. などとさらなる意見を求められますので、2文で答えます。
どちらも1文しか答えられなかったとしても、途中点はもらえますが、ここは2文をしっかり作って満点を目指しましょう。
2文の構成は、

①そう思う理由
②それを裏付けるような具体例や将来の展望など

に設定すると作りやすいです。もちろん、理由を2つにしても構わないのですが、同じことを言っている内容だと減点されます。
例えば4問目で「日本人はもっとボランティア活動をするべきか」という問いに対して Yes で答え、Why? と聞かれた場合、

① Because I like to do it.
② Also, I am interested in it.

これらは、2文ではありますが同じことを言っていますよね。これだと満点にはなりません。理由を2つ言う際には気を付けて下さい。
この例題で①をこのように答えるのであれば、②は

I did volunteer activities last summer and it was a great experience for me.

というような、I like to do it. と思う裏付けとなる具体例にするのがふさわしいです。

3問目や4問目のような、自分の意見を述べる質問にすぐに答えるためには、使える英文のバリエーションを増やすこと違う表現に言い換えられる柔軟性が重要です。
使える英文とは、例えば以下のようなものです。バリエーションが多ければ多いほど、問題に合わせて頭の引き出しからすぐ取り出して使えるからです。

I think that ~. 「私は~だと思います」
主語 should 動詞「主語は~すべきです」
主語 can 動詞「主語は~できます」
I have heard that ~「~だと聞いたことがあります」
It is … for 人 to 動詞 「人にとって~することは…です」
It makes me happy. 「それは私を幸せにしてくれます」
It is hard / easy to 動詞. 「~するのは大変/簡単です」

違う表現に言い換える柔軟性、というのは、自分の意見を日本語で思いついた時に、それを英語にできない場合は、その意見にこだわらず違う表現を考えるという国語力です。例えば「それは環境保全の小さな一歩につながるからです」と思いついたとしても、環境保全という単語を知らなければ、どんなに考えてもそのまま英語にすることはできません。同じような意味でももっとシンプルに、I think it is good for the earth.「それは地球にとっていいことだと思う」でも構わないのです。

それから、Yes か No かどちらとも言えず悩むような時は Yes にする、とあらかじめ決めておくことをお勧めします。Yes の方が答えやすいことが多いからです。とにかく、うーん、と悩んで沈黙になってしまうことを避けましょう。答えに悩んでいるだけなのに、英語がわからないと思われてしまうかもしれません。

2級の二次試験で扱われるトピックは、流行、文化、環境やテクノロジーなど、多岐にわたります。それらで使われそうな単語はピックアップしていつでも使えるように確認しておきましょう。また、普段からいろいろなトピックに興味を持ち、それについて自分はどう思うかを考えてみる習慣をつけることも、良いトレーニングになるはずです。

アティテュードってどうすればいいの?

音読と4つの質問の他に、点数がつく項目はアティテュード(態度)です。態度と言われると「お行儀よく、ちゃんと挨拶して…」いうようなマナーだと思っている人もいるようですね。もちろんそれも大切ですが、英検の公式サイトではアティテュードについて「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」と書かれています。

スピーキングは、コミュニケーションです。相手の言っていることが理解できているよ、と反応し、自分の意見を相手に伝えよう、自分の気持ちをわかってもらおう、という想いがどれだけ強いかが大事だということです。そのためには、声は小さいより大きい方がいいですし、ぶっきらぼうよりもちゃんと目を見て表情が豊かな方がいいですよね。言いたいことがうまく英語にできなくても諦めずに、言い換えたり付け足したりしながら、なんとか英語で話したい、という熱意があるかどうかを評価されるのです。
ですから、黙ってしまうのが一番よくありません。ただ黙っていても誰も助けてくれませんし、少し時間が経つと次に進んでしまいます。よく聞こえなかったのならば、

Pardon?

Could you say that again?

と聞き返したり、すぐ言葉が出てこないならば、

Well,

Let me see,

と間をつないで「私はまだ言いたいことがあるよ」とアピールすることが大切です。

ポイント英検2級の二次試験で高得点を取るためには、「発音やアクセントに留意した音読ができる」「イラストを的確に描写することができる」「自分の意見をスムーズに伝えることができる」という能力を高めるために、自分なりのスタイルを決めて、それに沿って何度も練習を重ねることです。2文にこだわらず、3文も4文も、作れるだけ作ってみる、というのもお勧めのトレーニングです。英作力がつき、試験当日には2文なんて簡単に出てくるようになりますよ。

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