こんにちは、英語塾Catalです。
海外留学や移住、キャリアアップを目指す際、避けて通れないのが「TOEFL iBT」と「IELTS」の選択です。
「どちらの方がスコアを取りやすい?」「自分の目指す進路にはどちらが有利?」と迷う受験生は非常に多く存在します。
両試験はスコアの測定基準や試験形式が大きく異なるため、自分自身の英語の強みや留学先・目的に合わせた選択がスコアメイク成功の鍵を握ります。
今回は、2つの試験の基本情報、難易度・試験形式の違い、そしてタイプ別の選び方を詳しく解説します。
目次
TOEFLとIELTSの基本情報・違いを比較
まずは両試験の全体像を一覧で確認してみましょう。
| 項目 | TOEFL iBT | IELTS (Academic) |
| 主な対象地域 | アメリカ、カナダ | イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ |
| 運営団体 | ETS(アメリカ) | ブリティッシュ・カウンシル、IDP、ケンブリッジ大学英語検定機構 |
| スコア表記 | 0〜120点(各技能0〜30点) | バンドスコア 1.0〜9.0(0.5刻み) |
| 受験形式 | PC(会場または自宅) | ペーパー版 または コンピューター版 |
| 英語の種類 | アメリカ英語中心 | イギリス英語・オーストラリア英語・北米英語など多様 |
| スピーキング | PCに向かって録音 | 試験官との対面面接(またはビデオ通話) |
| 試験時間 | 約2時間(短縮版) | 約2時間45分 |
目的・進路に応じた選び方
どちらを受けるか決める際、最も優先すべきは「提出先(大学・ビザ申請機関など)の指定基準」です。
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アメリカの大学・大学院進学:アメリカではTOEFLが伝統的に広く認知されています。近年はIELTSを受け入れる大学もほぼ100%近くなっていますが、出願要件の設定スコア(換算レート)でTOEFLの方が有利(低めに設定されている)なケースがあります。
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イギリス・オーストラリア・ニュージーランド進学・移住:イギリス連邦(コモンウェルス)諸国ではIELTSが圧倒的なスタンダードです。特に英国のビザ申請が絡む場合、指定された「IELTS for UKVI」の提出が求められることがあります。
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日本の大学入試・大学院入試:多くの国内大学が双方のスコアを採用していますが、募集要項によって換算比率が異なるため、志望校の出願要件を確認してスコアを出しやすい方を選びます。
技能別の特徴と「難易度」の比較
難易度そのものに絶対的な優劣はありませんが、「出題形式の違いによる向き・不向き」が存在します。
① リーディング(Reading)
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TOEFL:
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アメリカの大学の学部講義(教養課程)で扱うような、学術的・専門的なパッセージが出題されます。専門用語の語彙レベルが高めですが、設問は段落順に沿って出題されるため解きやすい構造です。すべて選択式(4択)です。
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IELTS:
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学術論文だけでなく、雑誌、書籍、新聞など多様なスタイルの英文が出題されます。正誤判定(True / False / Not Given)や、単語の穴埋め・要約完成など、スペリングを正確に手書き/入力する記述問題が含まれます。
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② リスニング(Listening)
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TOEFL:
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アカデミックな講義や学生と教授の会話など、長めの音声を聞いた後に設問が表示されます(音声が流れている間は設問が見られません)。メモ取りの技術が非常に重要です。
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IELTS:
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日常生活の会話(ホテルの予約など)から学術的な講義まで段階的に難易度が上がります。設問を先読みしながら聞き取った単語を書き留める形式が多く、スペルミスが減点対象となります。
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③ スピーキング(Speaking)
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TOEFL(PC録音式):
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画面に表示される設問や短い英文・音声をもとに、制限時間内にPCマイクへ吹き込みます。「読んで・聞いて・要約して話す(Integratedタスク)」など、論理構成力と瞬間的な要約力が問われます。
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IELTS(対面面接式):
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ネイティブの面接官と1対1で会話します。相槌や身振り手振りを交えた自然なコミュニケーションが取りやすく、日常会話から社会的なテーマについての議論まで幅広いトピックを話します。
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④ ライティング(Writing)
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TOEFL:
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パッセージを読んで講義音声を聞き、両者を比較・要約する「Integratedタスク」と、オンラインのディスカッションに参加して意見を述べる「Academic Discussionタスク」の2題です。タイピング速度が求められます。
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IELTS:
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グラフや図表のデータを分析・説明する「Task 1」と、提示された課題に対してエッセイを書く「Task 2」の2題です。ペーパー版の場合は手書き、PC版の場合はタイピングで記述します。
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あなたはどっち?タイプ別診断
💻 TOEFLが向いている人
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パソコン操作や英語のタイピングが得意な人
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人と対面して英語を話すよりも、録音形式で話す方が緊張しない人
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アメリカ英語の発音やアカデミックな講義内容に慣れている人
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リスニングしながら要点を素早くメモする作業が得意な人
🗣️ IELTSが向いている人
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面接官と対面でアイコンタクトや表情を交えながら会話したい人
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記述式(スペリングや単語穴埋め)の問題で正確に書く自信がある人
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紙の試験用紙に直接下線を引きながら読解を進めたい人(ペーパー版選択時)
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イギリス英語やオーストラリア英語などのアクセントに抵抗がない人
最後に:自分の強みと提出先の条件で賢く選ぼう
TOEFLとIELTSのどちらを受験すべきかは、志望校の指定条件をクリアしていることを前提に、「自分の得意な受検スタイル(PC操作 vs 対面/記述)」に合わせて選ぶのが最もスコアを伸ばす近道です。
過去問や公式のサンプル問題を一度解き比べてみて、自分にとって解きやすく、ストレスなく対策を継続できる方を選択しましょう。
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