こんにちは、英語塾Catalです。
「海外留学や進学を調べていて『TOEFL』という試験を知ったけれど、どんな内容?」
「TOEFL iBTやITPなど、種類がたくさんあってどれを受ければいいかわからない……」
英語圏への留学や進学を目指す際、必ず名前が挙がるのがTOEFL(トーフル)です。
世界基準のアカデミックな英語運用能力を測定する試験として、世界160か国以上・12,500以上の教育機関で広く活用されています。
今回は、最もスタンダードな「TOEFL iBT」の試験概要を中心に、TOEFLファミリー(テストの種類)の違いや目的別の選び方を分かりやすく解説します!
目次
そもそも「TOEFL」とは?
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカの非営利テスト開発機関ETS(Educational Testing Service)が作成・運営する英語能力測定試験です。
日常会話やビジネス英語を扱うTOEICとは異なり、「英語圏の大学・大学院での講義理解、ディスカッション、論文執筆に必要な学術的(アカデミック)な英語力」を測定することに特化しています。
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世界的な認知度: アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、世界中のほぼすべての主要大学で公式スコアとして採用。
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日本国内での活用: 国際系学部の大学入試優遇、総合型選抜、大学院入試、交換留学の選考基準としても急速に導入が進んでいます。
最も標準的なテスト「TOEFL iBT」の仕組み
現在、個人で受験して公式スコア(Official Score)として提出する場合、基本となるのが「TOEFL iBT(Internet-based Test)」です。
TOEFL iBTの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
| 試験時間 | 約2時間(試験時間短縮版) |
| 受験形式 | パソコン(テストセンター会場 または 自宅受検) |
| 測定技能 | 4技能(Reading / Listening / Speaking / Writing) |
| スコア範囲 | 0〜120点(各セクション0〜30点) |
| 受験料 | 約245米ドル(※為替レートにより約35,000円〜) |
| 有効期限 | 2年間 |
4つのセクションと試験内容
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リーディング(Reading / 約35分):
大学教養レベルの学術パッセージ(2題)を読み、内容理解や語彙問題に回答。
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リスニング(Listening / 約36分):
大学の講義や教授・学生間の会話音声を聞き、要点や話者の意図を回答。
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スピーキング(Speaking / 約16分):
ヘッドセットのマイクに向かって発話。身近なトピックについて意見を述べる独立タスク+講義音声や文章を要約して話す複合(Integrated)タスク。
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ライティング(Writing / 約29分):
読解・リスニングの内容を論理的にまとめる「Integratedタスク」+オンライン掲示板形式で自分の意見を投稿する「Academic Discussionタスク」の2題をタイピング。
知っておきたい「TOEFL」の主な種類一覧
TOEFLには、受験者の年齢や利用目的に応じていくつかの種類(テストファミリー)が存在します。
| テスト名 | 主な対象者 | 測定技能 | 主な用途・特徴 |
| TOEFL iBT | 高校生・大学生・社会人 | 4技能(R/L/S/W) | 【公式】海外大学・大学院出願、正規留学、国内難関大入試 |
| TOEFL ITP | 中学・高校・大学・企業 | 3技能(L/文法/R) | 【団体向け】学内クラス分け、交換留学の学内選考(※公式出願不可) |
| TOEFL Junior | 中学生・高校生(約11〜17歳) | 3技能(L/文法/R)※Sあり | 海外ボーディングスクール留学、国内中高入試、中高生の力試し |
| TOEFL Primary | 小学生〜中学生(約8歳〜) | 2技能(R/L)※Sあり | 英語初学者の基礎測定、段階的なステップアップ |
| TOEFL Essentials | 高校生〜大学生・社会人 | 4技能(R/L/S/W) | 約1時間半の適応型オンラインテスト。アカデミック+日常英語 |
「iBT」と「ITP」の決定的な違いに注意!
TOEFL iBT: 個人で申し込む「公式テスト」。世界中の大学・教育機関へ正式な出願書類として提出できます。
TOEFL ITP: 学校や企業などの団体が実施する「模擬・判定テスト」。マークシート形式で手軽ですが、外部の大学へ公式スコアとして送付することは原則できません(学内の交換留学選考など限定用途)。
スコアの目安と目標設定
海外進学や国内入試で求められるTOEFL iBTのスコア目安は以下の通りです。
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61点〜79点: アメリカの2年制大学(コミュニティカレッジ)、一般的な4年制大学の出願ライン
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80点〜99点: 海外の有名4年制大学、難関大学の交換留学選考基準、国内難関大の英語学位コース
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100点以上: アイビーリーグをはじめとする世界の最難関大学・大学院レベル
最後に
TOEFLは単なる合否を競う試験ではなく、「英語で専門分野を学び、自分の意見を世界に発信する力」があるかを測る国際基準のテストです。
海外の大学進学や交換留学を目指すなら、まずは標準である「TOEFL iBT」を目標に据えて対策を進めましょう。中高生のうちから段階的に力をつけたい場合は、TOEFL Juniorなどをステップとして活用するのも効果的です。
目標スコアと提出先の要件を明確にして、計画的に学習を進めていきましょう!
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