こんにちは。海外留学・慶應義塾ニューヨーク学院入試対策のキャタルです。
慶應義塾ニューヨーク学院の昨年度の入学試験の倍率が発表されました。年度や試験形式によって倍率の落差がありますが、毎年倍率は上昇しています。例年、秋AO入試は受験者数が多く、合格者数によって倍率が変動するといった傾向がありました2020年度の秋AO入試も全体の中で最も受験者数が多く、また合格者数が少なかったため高い倍率を記録しました。また2019年度の倍率も示しますのでぜひ参考にしてください。
<2020年度入試倍率>
|
学年 |
受験者数(人) |
合格者数(人) |
倍率 |
秋AO入試 |
第9学年 |
43 |
13 |
3.3倍 |
第10学年 |
68 |
16 |
4.3倍 |
一般入試 |
第9学年 |
26 |
11 |
2.4倍 |
第10学年 |
42 |
16 |
2.6倍 |
春AO入試 |
第9学年 |
21 |
7 |
3.0倍 |
第10学年 |
34 |
13 |
2.6倍 |
<2019年度入試倍率>
|
学年 |
受験者数(人) |
合格者数(人) |
倍率 |
秋AO入試 |
第9学年 |
36 |
17 |
2.1倍 |
第10学年 |
77 |
29 |
2.6倍 |
一般入試 |
第9学年 |
25 |
10 |
2.5倍 |
第10学年 |
38 |
15 |
2.5倍 |
春AO入試 |
第9学年 |
30 |
5 |
6.0倍 |
第10学年 |
32 |
9 |
3.5倍 |
また、日本から受験した学生の入試倍率も算出しました。2020年度入試全体の表と見比べると確かに大きく倍率の高くなっているケースもありますが、他の倍率はそこまで大きな差異ではないように見えます。ただ、いずれにせよ海外在住の学生の方が個性や経験をアピールする点においてリードを取っていることはあり得るかもしれません。こちらも2019年度の倍率をともに算出しました。
<2020年度日本からの入試倍率>
|
学年 |
日本からの受験者数(人) |
日本からの合格者数 |
日本から受験した際の倍率 |
秋AO入試 |
第9学年 |
36 |
10 |
3.6倍 |
第10学年 |
46 |
8 |
5.7倍 |
一般入試 |
第9学年 |
21 |
8 |
2.6倍 |
第10学年 |
32 |
9 |
3.5倍 |
春AO入試 |
第9学年 |
20 |
6 |
3.3倍 |
第10学年 |
25 |
10 |
2.5倍 |
<2019年度日本からの入試倍率>
|
学年 |
日本からの受験者数(人) |
日本からの合格者数 |
日本から受験した際の倍率 |
秋AO入試 |
第9学年 |
28 |
14 |
2.0倍 |
第10学年 |
55 |
15 |
3.6倍 |
一般入試 |
第9学年 |
17 |
7 |
2.4倍 |
第10学年 |
34 |
14 |
2.4倍 |
春AO入試 |
第9学年 |
23 |
4 |
5.7倍 |
第10学年 |
21 |
7 |
3.0倍 |
以上の情報をまとめると、
・第10学年秋AO入試の受験者数が通年で最も多く、合格者数によって倍率が高くなる
・第9学年においては平均的に春AO試験が高い倍率となる
・国内から受験する際の倍率は、全体の倍率に対し大きく高くなることがある一方、下がるときは小さいことがほとんど
ということが言えると考えられます。
慶應ニューヨークの入試において、年度と入試のタイミングによっても倍率が変動します。今まではAO入試と一般と年に3回の受験機会がありましたが、2021年度より秋AOと春AOの2回の入試に変わりました。よって、この影響で倍率も変動することになりますが、年間を通して平均約3倍と認識していればよいでしょう。
AO入試のみということは、書類選考の1次を通過後2次の筆記試験という2段階のみの入試ですので、入試や選考基準もシビアになってきますし、競争率も高くなります。このように受験者数が増えるなか、英語圏ですでに学習しているなど英語力の高い生徒から積極的に受け入れようとするNY学院側の姿勢が垣間見えます。
https://www.keio.edu/japanese/admissions/2021-admissions
データはこちらの「よくある質問」資料4を用いました。
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