今回の記事では、起床から就寝までの慶應NY学院での1日の学校生活を、平日と休日に分けてご紹介します。慶應NY学院の授業の特徴や、寮の制度など、卒業生の体験を元に、学院のホームページに載っていない情報まで詳しくご紹介するので、ぜひ読んでみてください。
平日の過ごし方
6:30 起床
寮生は、朝食時間に間に合うように起床します。
部活動の自主練習や朝練のため、より早く起きる生徒もいます。
7:10 朝食(寮生)
朝食のメニューは、パン、ベーグル、スクランブルエッグ、ベーコンなどの洋食、白米、梅干し、お茶漬けなどの和食をバイキング形式で選びます。(※2019年度より朝食にも出席があるので)寮生全員がしっかりと朝食をとり、体調や健康を整えることができます。
7:40 登校
通学生はスクールバスで登校します。自宅近くの停留所にバスが到着するので、時間に合わせて乗車します。どうしても自宅が遠い場合は、両親の送り迎えで登校が許可される場合もあります。
寮生は学校の敷地内に寮があるので、徒歩5分程で登校することができます。
7:50 教室にて点呼
ホームルームにて点呼です。
ホームルーム後は各自の時間割に沿って、授業の教室へと向かいます。
8:00 授業開始(40分7コマの場合)
授業は40分7コマです。(※2019年度より授業は学年によってコマ数が異なります。)
7:3の割合で英語と日本語で行われる授業があります。数学、理科、英語においては学力別によって3つのレベルに分かれるため、自分のレベルにあった授業を受けることができます。アメリカの学校では、積極的に発言することが必要とされるため、授業内の発言やディスカッションはとても大切です。昼食の時間は、学年やクラスによって分かれていて、それぞれ決まった時間に食べます。
15:05 授業終了
終業時間は15:05と早いのは、シーズンスポーツの部活の試合があるためです。慶應NY学院には、日本でいう「帰りの会」というホームルームがないのも特徴的です。
授業終了後、寮生はすぐに自分たちの部屋に戻ります。通学生は部活動に向かうか、スクールバスで帰宅します。
15:10 自由時間
放課後の時間、スタディーアワーの始まる20時までは自由時間です。部活動で汗を流したり、寮の部屋で友達と話したり、宿題をしたり、生徒によって様々な過ごし方があります。
18:00 夕食
寮生は、朝食と昼食と同じカフェテリアで夕食を食べます。洋食、和食、イタリアンなど日替わりでメニューが異なります。(※2019年度より夕食にも出席があるので)寮生全員がハウスや部活ごとに夕ごはんを食べます。
通学生も寮生と同じようにカフェテリアで夕食を食べることもできますが、部活動が終わった時間に合わせて、保護者の方がお迎えに来て、自宅で夕食を食べる生徒が多いです。
19:00 シャワー
夕食後はシャワーに入り、スタディーアワーの準備をします。
20:00 スタディーアワー
20時からはスタディーアワーといって寮の部屋で2時間勉強する時間です。この時間内に宿題や課題、予習などの勉強を行います。慶應NY学院では、大きな課題が出されることが多いので、計画的に課題に取り組む必要があります。
22:00 自由時間
スタディーアワーを終えると、少し自由時間があります。この時間にもシャワーに入ることはできますし、お腹を空いたらお湯を取りにいき、カップラーメンや春雨などを作ります。
22:30 ナイトチェック
寮の各フロアを代表して1人の生徒が、フロア全室を回り寮生がきちんと部屋にいるか確認する点呼です。
23:00 ナイトラウンド・消灯
各フロアの寮監がフロア全室を周り、寮生がきちんと部屋にいるか、就寝の準備ができているか確認した後、消灯です。
休日の過ごし方 (寮生ver.)
9:00 起床
休日は少しゆっくりと起床する生徒が多いです。シーズンスポーツの部活動に所属している場合は、朝から練習や試合ある場合が多いので、もっと早く起床する必要があります。
10:00 ブランチ
休日も寮のカフェテリアは開いているので、ブランチや夕食を食べることができます。または外出先で食べたり、寮にデリバリーを頼み、ピザ、日本食、中華、インドカレーなどを食べる生徒もいます。
11:00 外出
外出は、学年ごとに決まった区域まで行くことができます。
9.10年生は学校の近隣の街まで、11年生は保護者の許可があればManhattanまで、12年生は保護者の許可なしでManhattanまで外出することができます。外出する場合は、寮の出入り口付近に置かれている紙に名前と行き先を書くので、外出先で何かトラブルに巻き込まれた場合や、寮で突然火災が発生した場合など、やむ終えない事態に遭遇した場合でも、寮監の方は常に寮生を守ってくださるので、安心です。
19:00 帰宅
寮に帰ってくる門限は20時ですが、多くの生徒は余裕を持って帰宅します。
19:30 シャワー
帰宅後はシャワーに入り、スタディーアワーや学校の準備をします。
20:00-22:00 スタディーアワー(日曜日のみ)
日曜日のみ、スタディーアワーがあります。各自の部屋で2時間勉強をします。
土曜日の夜は自由時間となるので、友人と映画を見たり、体育館でスポーツをしたり、夜のグラウンドや芝生の上で寝っ転がったりなど、様々な過ごし方をします。
22:30 ナイトチェック
平日と同様、寮の各フロアを代表して1人の生徒が、フロア全室を回り寮生がきちんと部屋にいるか確認する点呼です。
23:00 ナイトラウンド・消灯
土日だからと夜更かしをしてしまうと、翌週の学校生活に支障が出てきてしまうので、消灯後はすぐに眠りにつきます。
以上が慶應NY学院生の平日・休日の過ごし方です。
年度によって学校や寮の規則が異なるので、こちらは卒業生の経験を元にした一例ですので、ご理解いただけると嬉しいです。慶應NY学院への受験を希望されている方は、参考にしていただけると嬉しいです。
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