今回は、本気で取り組んでいるサッカーと受験の両立や、大きなプレッシャーを抱えながら合格した生徒を紹介します。二度の受験の中でどういった変化や成長があったのかぜひ一読ください。
目次
父親の転勤がきっかけでNY学院と出会う
僕がNY学院について知ったきっかけは、父のニューヨークへの転勤です。単身赴任という選択肢もありましたが、家族で話し合った結果、家族みんなで一緒にニューヨークに引っ越そうということになりました。僕自身も、ニューヨークに住むということが自分にとってよい刺激や経験になると思いましたし、父から慶應ニューヨークという学校について教えてもらって自分で調べる中で、学院の理念や寮生活で育まれる深い友人関係といったものに非常に興味も持つようになり、魅力的に感じるようになりました。
キャタルというコミュニティに踏み出し、学ぶ
キャタルも父に教えてもらいました。NY学院の受験に関して手探りの状態で受けるよりも、対策塾で教えてもらったほうがいいといわれ納得したので入塾しました。僕も校舎が渋谷にあるなら学校帰りにいけるアクセスのよさがありましたし、なにより習い事という、初めて部活や学校以外のコミュニティに参加することへの期待感もあり、入塾しました。結果的に行きたい学校の受験に成功しましたし、苦労することは多かったのですが学校との両立もできました。何よりキャタルで他の生徒や先生方との交わりの中で本当に良い経験ができたと思います。
サッカーと受験を両立する茨の道
まず、部活との両立が大変でした。強豪サッカー部に参加しているため、練習時間や試合とキャタルが被らないように調整することが難しかったです。ただ、中学校受験の時も同じようにサッカーと両立しながら合格したので、今回もうまくマネジメントできるだろうと思っていました。実際に、サッカー部の朝練がある日には午後にキャタルを入れるなどして調整していました。また部活の顧問には事前に受験のことを話していたので、本当に部活と受験勉強が重なってしまったときでも周囲の助けを借りながら両者を両立させることが出来ました。
一回目の受験の経験を糧に切り替え
これが受験に関連して一番つらかったことなんですが、僕が慶應ニューヨークに受からない限り家族揃ってNYに行けない、というプレッシャーです。父が、みんなでNYに行きたいと言っていて、僕を含めた他の家族ももちろんその通りで、ただ自分がNY学院に受からないと父が単身赴任せざるを得ない。家族は、仮に合格しなくても気にしなくていい、今なら離れていても繋がる術はあるから、と言ってくれましたが、実際に受験した一回目で落ちたときは本当に辛かったです。
12月29日に合否の発表だったので、なにもすることがないタイミングでその結果を受けて非常に落ち込んだままで過ごしていました。ただ、年始が明けて学校や部活、キャタルが始まって打ち込むものができると段々気持ちが落ち着いてきて、勉強としても気持ちとしても足りなかったものを見つけることができて、一回目のときもそうだったのですが、今度は本当に「後悔のないように」2回目の準備に切り替えることができました。
自分を分析して効率的な勉強を徹底
まず一回目と比べて、単純に勉強時間を増やしました。特に一回目の受験でニアミスが目立ったので見直しを徹底するようにしました。これも単純なことですが、遅寝遅起きをやめて生活習慣を正しました。部活もしくはキャタルを終えて家でご飯とお風呂が終わったら寝る前に数学を解いて、朝6時に起きる、そういう生活に切り替えました。僕は長い時間勉強できるタイプではないので、リズムを整えて決めた時間、例えば1時間だけ集中してキャタルで取り組んだ受験対策を復習していました。勉強する内容も、範囲の教材を揃えて、キャタルで受けたテストから分からなかった範囲から解いていました。
継続してきたサッカーから得た力を武器に受験を戦う
サッカーをずっと続けてきていて、強いサッカー部に入ることができたり、トレーニングセンターに呼ばれたりといい環境でプレイさせてもらってきました。そういった場で精神的なタフさや、緊張の乗り越え方といった経験は他の人に負けない強みかなと思います。それが結果的に、入試本番だったり、一回目で落ちたあとの切り替えとかいう場面で活きてきたのかなと考えます。
万全な面接対策をもってアピールすることに成功!
キャタルでの受験対策の中で、面接対策が特に本番に役立ったと思います。
英語の面接で、自発的に意見を述べる姿勢や、日本語の会話に自然と英語が入ってくる、そういった自然に学んだ部分、また自然に現れる部分が面接で評価されたのかなと思います。どうしても日本で日常的に英語を聞いたり話したりする機会はほとんどありませんし、学校の授業で英語を話すことがあっても照れたりふざける姿勢が大多数です。こういった力は、ただ英語の文法や語彙を鍛えるだけでは身につかず、キャタルのような英語が自然にある環境でしか身につかないと思うので、とても貴重な経験を得られました。
キャタルで日本語の面接練習をおこなう中で、質問に対する答えを深堀りされることで自分がどんな人間なのかを再認識することができました。それを元に自分の強みや弱みを客観的に知って対策につなげることが出来ましたし、そのお陰で本番でいきなり聞かれた質問にもアドリブで答えることができました。
これからNY学院を受験する後輩へのメッセージ!
まずひとつ言いたいことは、気負いすぎるなということです。これは僕が身をもって経験したことなので最初に伝えたいことです。ただ、同時に受かるか受からないかの岐点というのも気持ちの問題だと思います。キャタルで十分に対策したお陰で余裕を持って、自分の入りたいという気持ちをアピールすることができました。そもそもその気持ちを強く持つためには、なんで受けているのか、なにをしたいのか、そういう部分を明確にしていくことが大事だと思います。
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