こんにちは、慶應義塾NY学院2020年度卒業生のRです。
現在は慶應義塾大学に在学しており、ここでは自分がNY校で経験してきたことや情報をお伝えします。※この記事は、慶應NY学院2020年卒業生が書いたものです。参考程度に読んでいただけたら幸いです。
今回は慶應義塾NY学院の入試問題の傾向について紹介します。NY学院の入試は、英・数・国の3科目の試験と面接が行われます。試験時間は各60分、面接時間は25分です。
(この記事は2022年度秋季アドミッションズを元に作成しています。)
英語の試験内容
英語の試験内容は4種類の長文問題とエッセイで構成されています。また長文問題の中でも大きくVocabulary,Grammar,Reading Comprehension, Writingの4種類に分けることができます。
- Vocabularyが問われる問題では、文中の単語の意味を選択形式で回答
- Grammarが問われる問題では、文中にある空欄を文脈に沿って適切な言葉を埋めて回答
- Reading Comprehensionが問われる問題では、文の内容についての質問に選択形式で回答
- Writingが問われる問題では、文の内容について自分の意見を短くまとめ回答
以上のことが4種類の長文問題で問われます。長文で使われる単語や問題のレベルは英検2級程度の難易度です。
エッセイ問題は2種類のトピックが提示されており、そこから自分の書きたいトピックを選び回答します。試験に使われるエッセイ用紙は願書の記述欄と似ていて、文章量は願書と同じレベルのものが求められます。
数学の試験内容
数学の試験内容は計算問題、1次関数、確率、図形、連立方程式を使った問題、そして文章題で構成されています。
- 図形の問題では空間を考える問題や、半球の表面積を求める問題
- 文章題では食塩水の問題
- 確率の問題では整数の性質を利用して回答する問題
以上のような問いが出題されます。問題のレベルとしては日本の中学3年生まで、もしくはアメリカのAlgebra1とGeometry程の難易度です。問題数は20問程ですべて選択形式で回答をします。また問題文は日本語と英語の両方で記述されています。
国語の試験内容
国語の試験内容は日本語の基礎を問われます。日本語基礎テストは、世界各国さまざまなバックグラウンドで教育を受けてこられた受験生の方が、どの程度の日本語力があるかということを参考にさせていただくという目的で実施されます。問題のレベルとしては、日本語能力試験(JPLT)N3程度の難易度のものが含まれます。
面接の内容
面接は日本語と英語の両方で行われます。教室には面接官が二人おり、様々な質問を通して面接が行われます。受験生によって聞かれる内容や言語の比重は異なりますが、日本語と英語の質問合わせて25分間で行われます。
今回は慶應義塾NY学院の入試問題の内容と傾向について紹介しました。キャタルではNY校の入試対策を行っています。Grammarや数学はもちろん、エッセイの書き方、模擬面接などを対策することができます。
キャタルでは勉強以外にも色々な慶應NYの情報も教えています。一緒に勉強をして合格を目指しましょう!
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