こんにちは、慶應義塾NY学院2020年度卒業生のRです。
現在は慶應義塾大学に在学しており、ここでは自分がNY校で経験してきたことや情報をお伝えします。
今回は慶應義塾NY学院の概要や生徒数などについて紹介します。NYの郊外に位置しており、日本からも遠い場所にある学校で情報も少ないので参考にしていただけると幸いです。
写真：慶應義塾ニューヨーク学院HPより
慶應義塾NY学院とは
慶應義塾ニューヨーク学院（高等部）は、ニューヨーク州教育委員会に認可され、ニューヨーク州教育省に登録している私立の共学高等学校であり、慶應義塾唯一の海外にある一貫校です。学院の教職員は様々な国籍の方なので、コミュニケーションは英語で行われます。国語の授業は日本語で行われますが、英語で行われる授業が大半です。そのため、日本語と英語の両方を学べるのがNYの学院の魅力の１つです。また学院の生徒の成績やトフルの点数などは推薦ポイントに繋がります。慶應義塾大学の学部への推薦に大きく関わっています。
学年とクラス
NY学院では、9年生から12年生までが同じ寮に住み勉学に励んでいます。日本の学年制と照らし合わせると、9年生は中学3年生、10年生は高校1年生、11年生は高校2年生、12年生は高校3年生に当たります。クラスはK・E・I・Oの4クラスに分かれていますが、9年生のみ全体の生徒数が少ないのでK・Oの2クラスのみになります。
学院の生徒数
NY学院には出願可能学年が2学年あります。出願が可能な学年は9学年と10学年です。9学年と10学年には新しい生徒達が入学しますが、11学年以降は新しい生徒の入学や転入などはありません。昨年の在校生の人数は9学年に約25人、10学年から12学年に約240人の生徒が在籍しているので、学院全体には約265人の生徒が在学していました。
寮生と通生
NY学院には学生寮があります。ほとんどの生徒は日本から来ているので、その学生寮に入寮して生活をします。寮は基本2人1部屋で、同じ学年の生徒と部屋を共有します。しかし寮は学年ごとに区別されていないので、9年生から12年生まで交流があります。またNY学院の近くに自宅がある生徒は入寮する必要はなく、通学生として通うことが出来ます。学院では、寮生・通生と呼ばれています。
最後に
今回はNY学院の概要について紹介しました。慶應義塾NY学院は日本から遠くに位置しているので、情報は少ないですが、魅力的な学校です。またキャタルでは様々な情報をブログに更新しています。今回は概要に触れただけなので、細かい内容を詳しく書いた他の記事もぜひご覧になってみて下さい。
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