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こんにちは、慶應義塾NY学院を2023年度に卒業したKです。
おおよそ1年のギャップイヤーを経て、2024年の4月に慶應大学に入学しました。
直近に卒業をした者として、自身の体験した最新情報をお伝えします!
さて、秋AO入試の第二次が終わり、受験生の多くは実際に慶應義塾ニューヨーク学院に入学したとしたら、どのような試験があるのか、どのように成績が決まるのか気になっていると思います。そこで今回は、NY校での試験と成績についてご紹介します。
※この記事は、慶應NY学院2023年卒業生が書いたものです。参考程度に読んでいただけたら幸いです。
試験について
基本的には日本の3学期制の学校と変わらないシステムをとっています。しかし、9月入学であるため、時期は違います。そのため、原則1年で4日間に渡る期末テストが3つあります。そして、学期や教科によっては、中間テストや小テストがあるといった内容です。
それぞれの教科の成績について
成績はもちろん教科それぞれの成績によって決まります。そして、教科ごとにアルファベット(A,B,C,D,F)の5段階でつきます。また、各アルファベットに対して、A+、A、A-のようにさらに3段階に区別されています(F=落第を除く)。多くの教科の成績の判断基準は、試験の成績や宿題、出席に加え、授業に取り組む姿勢(努力点)が加味されています。もちろん、初学期に成績のつけられ方の説明はされるので、安心して大丈夫です。
総合の成績(GPA)について
各学期と一年の成績は、一般的に日本の大学で使われるGPA(grade point average)で表されます。また、大学でいう単位に近い「クレジット」というものが存在し、一週間にある授業数が、そのままその教科のクレジットの数となっています。クレジットの数が多い教科ほど、成績(GPA)が大きく変わっていきます。もちろんいい成績を取れば取るほど、成績は大きく上がりますが、悪い成績を取ってしまうと大きく下がる要因ともなります。また、国数英社理の5教科は、レベル別に分けられている教科もあり、例えば、一番上のクラス(Honor)にいる生徒は、下のクラスにいる生徒に比べて、成績が上がりやすくなっています。
最後に
慶應義塾大学への進学の際の学部選択には、成績(GPA)が大きな判断内容となっています。行きたい学部に行くため、試験期間は、友達同士もしくは、一人で黙々と勉強している生徒が、頻繁に目にとまりました。どの教科に力を入れるかは、経験豊富な先輩にピアカウンセラーやピアチューターなどを通じて、教えてもらうというのが、NY校の通説となっています。試験期間は大変であったものの、今では、私の友達と必死に勉強した良き思い出となっています。
キャタルでは勉強以外にも色々な慶應NYの情報も教えています。一緒に勉強をして合格を目指しましょう!