部停とは? ~文武両道が求められる慶應NY~

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こんにちは!慶應義塾ニューヨーク学院卒業生のNです。以前、慶應義塾ニューヨーク学院の大学進学システムについて簡単に紹介したことがありました。今回はそれに関連した、部活と成績について書いていこうと思います。
※この記事は、慶應NY学院2017年卒業生が書いたものです。参考程度に読んでいただけたら幸いです。

部活動と推薦ポイント

部活動が大学への進学に関わる推薦ポイントの加算に繋がることは以前も記事の中で書きましたが、その内訳は様々です。まず部活動参加による基本点に加え、部長や副部長といった役職によってもさらに点が加えられます。そして参加した大会で良い結果を残せた場合、部活動全体に加点されます。

”部停”とは?

このように部活動も推薦ポイントに影響しますが、成績がある条件を満たしてしまうと部活動停止を受けてしまいます。これは学院生の間で一般的に”部停(ぶてい)”と呼ばれます。これはGPAが2.1を下回ってしまう、F(Failure)の成績評価を受けてしまうなどの理由によって部活動への参加が停止されるシステムです。部停は学期末評価によって決まるので、一度部停になるとその学期中は部活に参加できず、次の学期末評価で部停にならないように勉強するほかありません。

部停が解除される場合もあるが…

部停の中には仮部停と呼ばれる、先生から許可を受けることで部活動参加が認められる場合もあります。しかし、その許可をもらうために時間も手間もかかりますし、先生からの判断によってはサインをもらえないこともしばしばあります。ですので、やはり初めから水準以上の成績を取って気兼ねなく部活動に精を出せるのが最善です。

部停も集団生活の一部

部停になってしまうことで、生徒本人が部活に参加できなくなるだけでなく、部活の仲間やコーチにも迷惑がかかってしまいます。そのため、部停を避けるために集団を意識して行動するようになりますし、勉強と部活動が相互に関係して推薦ポイントにつながるシステムが、文武両道を達成する仕組みになっています。慶應義塾NY学院では、このように部活動と勉強を両立させる側面もあります。

最後に

学生の青春を代表すると言ってもよい部活ですが、慶應義塾ニューヨーク校においては勉学との両立が求められ、また集団生活の中で責任を学ぶ場にもなります。さらには、大学進学のための推薦ポイントにも少なからず影響する点など、非常に特徴的だと言えます。私自身も、学院生活を送る上で部活動から学んだことはとても多く、とても有意義な人生の糧になったと考えます。これから入学するみなさまにも、成績と両立しながら実りのある経験を部活動や課外活動から育んでいただけたらと思います。


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