イギリス留学体験記 〜GCSE, A-levelの学習法編〜

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こんにちは!イギリスのボーディングスクールに5年間単身留学していたカイです。
現在は帰国中で、少しの間Catalでコーチをさせていただいています。これから、「イギリス留学シリーズ」として、イギリス留学を考えているお子さん、保護者の方の様々な疑問にお答えできればと思います!

GCSE,A-levelとは?

GCSEやA-levelとは、イギリスをはじめとする国々の中学、高校での教育課程を修了したことを証明する資格で、大学受験で成績の判断基準として見られるものです。イギリスには、塾などの文化がなく、勉強のできる生徒は主に自習や質問で問題解決をします。今回は、キャタルでもGCSE,A-levelの個別対策を教えていて、私自身も受験してきた主に理数系のGCSEとA-levelについての対策、自習方法を紹介できればと思います!

対策時の注意点

勉強を自主的に行わなければいけない分、間違いを訂正してくれる人も少なくなります。そのため、大きな注意事項として、「自分のExam Boardを把握する」というものがあります。Exam Boardとは、それぞれの資格を提供している会社のことです。例えば、GCSEのChemistryの対策をしたいという情報からでは、適切な対策ができません。なぜなら、GCSEのChemistryを発行している会社が、AQA,OCR,Cambridge,Pearson Edexcelなどと複数あり、それぞれのシラバス(教科書の内容)が違うからです。「GCSEの同じ教科であれば、シラバスも似たり寄ったりなのでは?」という質問がたまに出てきますが、確かに似ているものもありますが、大きく違うところもあり、一つの会社がシラバスに入れているトピックが他の会社のものには入っていなかったり、入っているトピックが同じであっても、掘り下げ度や用語の指定が違ったりするため、他社のシラバスで勉強することは不可能ではありませんが、効率が悪いと言えます。

GCSEの対策

GCSEでは、かなりネット上の無料教材が豊富です。
代表的なサイトとして、BBC Bitesizeがあります。図がシンプル、説明も簡単なのに加え、教科とExam Boardが豊富です。それに加え、Physics Maths Tutorというサイトは、Exam Board別の過去問が豊富で、トピック別の練習問題などがまとめられています。トピック別のノートなどもまとめられてはいますが、図などの視覚的なものは少ない傾向にあります。また、Save My Examsというサイトは、有料ですが、図がかなりわかりやすく、説明も視覚的に行ってくれるのと、PDFでダウンロードし、自分のメモを書くのに便利なため、私は愛用していました。
特に理数系のGCSEでは、重箱の隅を突くような知識まで押さえなければ最高グレードは取れないため、このような教材を活用した自習が重要です。

A-levelの対策

A-levelに関しては、あまりネット上の教材がなく、GCSEであったようなBBC BitesizeなどにはA-level教材がありません。しかし、Physics Maths TutorとSave My Examsには教材があるので、活用が可能です。A-levelに入ると、暗記ではなく、できるところは視覚的に、論理的に理解することが重要となってくるので、YouTubeの動画をお勧めします。数学に関しては、Mr.Bicen,生物に関しては、Ms.Estruchのチャンネルや教材を活用し、その他化学などは実験動画などを見るのが私の通常でした。特にA-levelでは、わからないまま先の授業に進んでしまうと、さらにわからなくなってくるので、自信があっても、次のレッスンまでに復習して確認することが大切です。

過去問について

GCSEやA-levelの過去問ですが、学年の序盤から解き始めるのではなく、全部のトピックを自習、または学校で履修してから解くのを強くお勧めします。過去問を何周も回すのは受験テクニックの雛形ですが、これらの過去問を解き、自分で丸つけすると、問題と答えを覚えてしまいます。最初のうちは、教科書やネット、または宿題の練習問題を解いて練習する方が効率が良いです。また、自分で過去問を解く際は、自分で丸つけするのが一番です。答えを見ながら採点者の立場で考える力が身につくので、点を取ることが非常に得意になります。

教科書、紙の教材について

教科書は、学校から配られたものや、授業中に使うものは履修内容を全て明記していますが、CGPのRevision Guideなど、それらがダイジェストされて簡略化されたテキストも存在します。特にCGPに関しては、履修内容の80%くらいは網羅していますが、この教科書だけで最高グレードを取ることは難しいため、注意が必要です。正式な履修内容については、Googleなどで”(Exam Board)+(Subject)+(A-level/GCSE)+Specification”と検索すると、そのExam Boardのオフィシャルサイトに繋がり、その中のSpecificationと言われる書類に全て書いてあります。ただ、これは先生が教える時に見るためのもので、生徒向けではないので、各々のトピックや必要な知識についての説明は書かれていませんが、学んでいないトピックを残さないために私は使っていました。

私の自習方法

私がこれらの受験をしていた際は、テクノロジーを酷使していました。寮生活では、限られた時間と体力の中でできるだけ問題を解かなければいけません。そのため、私はiPadにキーボードをつけ、記述問題はタイピングで、計算や図を描く問題はApple Penでやっていました。記述のスピードは、小手先の技術のため、最初は英語を描き慣れなくてもスピードは授業中に書いている時に上がります。練習問題や過去問を解いている段階で向上したい能力は、時間内に考え、採点ポイントを効率よく押さえた答案を生成することなので、その練習に特化した手法を取っていました。私はタイピングスピードが書くスピードよりも圧倒的に速いため、制限時間内に終わることは当たり前でした。なので、試験時間のタイマーではなく、ストップウォッチを使い、解くのにかかった時間をその過去問の表に書いていました。また、同じ練習問題や過去問を数回解くことを見越して、解いた日付を明記することもお勧めします。

結論

イギリスの中高における試験対策について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。特にイギリスはYear10や、Year12から留学される方が多く、英語が慣れないまま試験期間に突入してします。キャタルでも、これらの試験の対策講座等を行なっているので、こういった教材や方法を駆使することで必要なグレードが取れるよう、頑張ってみてください!
 

それではまた次回お会いしましょう!
ありがとうございました!

 

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