我が子が生まれると、多くの方がこどもの未来を案じ、「この子には英語ができるようになってほしい!」と思うのではないでしょうか。
私もその一人です。
最初は英語のDVDやCDを流して耳を慣らしていこう!と気合いを入れて教材を買った経験があります。
こどもも初めは興味津々で見てくれるのですが、日本語が理解できるようになる年齢になってくると、日本語の動画などを好むようになり、段々と見なくなってしまいました。
こどものために英語を!と思うけれど現実は…
4歳ぐらいの時に日本にいながらもこどもが英語に触れられる機会をつくりたいと思い英会話スクールなど習い事も考えました。
でも私の場合は共働き(休みが夫婦共に不定休)&1歳の妹を抱え、毎週習い事への送迎もなかなか辛い…その前にこども自身があまり興味を持っていないという事実。
さて、何をしてあげようかと。
小学2年生までの英語学習は音に触れるだけでいい
ここで、以前読んだことがある本『子どもの能力は9歳までに決まる』の内容をご紹介します。
この本には、
10歳からはその器に「ご飯」をたくさん盛ること。(=知識を増やすこと)
脳の器を大きくするためには、五感を刺激することが有効だそうです。例えば、楽器や自然界から出る音を聞く。季節を感じる。キャンプをする。など、体で感じることが多く挙げられています。
そして、器にご飯を盛る、つまり、座学の学習は10歳からでいい、のだそうです。
10歳までは何をしたらいい?
本に書かれていたことをこどもの英語学習に当てはめてみると、
大切なのはこども自身の「英語って楽しい!」という気持ちを育むことなんじゃないかなと思いました。
そのために「親が英語に向き合っている姿を見せる」ことが有効かもしれない、と思ったんです。
こどもに何かを「やらせる」のではなくて、何かを「一緒にやる」ことはできないかな、と考え、、、
色んな理想はいったん置いておいて、週末10分だけ使うことにしました。
何をするかと言いますと、
「自分が音読している姿を見せる」
ただこれだけです。
これなら三日坊主の私でも続けられる!と思い付いたのです。
ベッカム選手もこどものために活躍した
実はこれを思いついたのは、あのサッカー界の王子・ベッカム選手の言葉からでした。
彼は自分のこどもたちに対し、自分の好きなことを見つけ、目標を決め、達成する喜びを感じてほしいという想いから、自分自身のサッカー技術を磨き、第一線で活躍してきたと言います。
つまり、こどもに言葉で教えるのではなく、がんばる姿を見せたわけです。
「教える」ではなく「一緒にやる」
これは英語学習にも通ずるところがあるのではないでしょうか。
英語を教えようとすると上手くいかないですが(特に我が子に対しては^^;)
親が英語を読んでいることで、こどもは何かを感じ取ってくれるのではないでしょうか。
英語ってこういう音なんだ。
なんかお母さん(お父さん)がんばってるなぁ。
何を読んでるのかな。
そんな風にまずは興味を持ってもらえたら万々歳!
読む材料は英語であれば何でもいいです。
料理本でも、絵本でも、雑誌でも新聞でも。
「今から読むよ〜聞いててね!」「一緒にやろうよ!」と声はかけなくてOKです。
何気なく始めてください。
そしてこちらが誘うのではなく、様子を見にきてくれるのを待ちます。
興味を持ってくれたらOK!
テレビに夢中で全然興味を持ってくれない時もあるかもしれません。
そんな日もあります。
それはそれでヨシとしましょう!
「僕も(私も)読みたい!」
と、もし言ってくれたら、一緒に英語の音読を楽しんでください。
ちなみに私が一番最初に読み始めたとき、ウチの娘たちは口をポカーンと開けていました。笑
そしてゆっくりとゆっくりと近づいてきて、読んでる本を凝視。
「なに読んでるの?」
「英語の物語だよ」
「ふーん。どんなお話?」
と会話が広がっていきました。
これを続けていくと、表には出なくても、こどもの心の中で何かを感じ取り、今後の英語学習にいい影響が出ると私は信じています。
皆さんも、まずはどんな反応するか、試してみてくださいね!
なお、オススメの本は一部こちらで紹介しています。
英語の絵本選び、こんなお悩みありませんか?オススメの絵本シリーズをご紹介!
他にも、教室にはたくさん絵本がありますのでお近くにお立ち寄りの際にはフラッと遊びに来てくださいね。