2020年 2月 の投稿一覧

英語の絵本選び、こんなお悩みありませんか?オススメの絵本シリーズをご紹介!

今日は英語絵本についてのお話です。

保護者さまとお話していると、
「英語の絵本を読んであげたいけど、何を読んであげたらいいのか分からない」といった声をよくお聞きします。

上質な絵本は世の中にたくさん出ていますが、選定には私も頭を悩ませるのです。
なぜなら、英語で絵本を読み聞かせる上で、どうしても立ちはだかる壁が出てきてしまうから。

それは「日本のこどもの学習段階に合う英語絵本が少ない」ということ。
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新学習指導要領について解説!小学校卒業までに英検4級取得を目指そう!

春が近づいてきましたね。子ども達は、進学・進級に向けて期待を膨らませているかと思います。
大橋校では、新学年の前に「春休み、早くきて欲しい!」という子ども達が多いですが(笑)

さて、本日の記事では新学習指導要領の内容と、小学校卒業までに目指すべき英語力をお伝えします。
小学校では、2020年度から新しい学習指導要領が実施されます。小学3年生から英語学習がスタートし、小学5年生からは英語の成績がつくことになります。

子ども達の英語教育が大きく変化することに不安を感じる親御さん達も多くいるのではないでしょうか?
まずは、簡単に小学校で起きる英語教育についてご説明したいと思います。

2020年、小学3・4年生の英語教育開始

外国語活動の目的は、「英語に親しむこと」

これまでに小学5・6年生が行なっていた外国語活動が前倒しとなり、小学3・4年生が体験型の英語学習を行います。年間35コマなので、週に1〜2回程度は英語の授業があるということです。外国語活動の授業では、英語の「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」の2技能3領域におけるコミュニケーションが中心です。挨拶や名前の言い方、数の数え方や聞き方など、身の回りのことをコミュニケーションにした簡単なやりとりを通して、英語を使ったコミュニケーションの楽しさを感じ、「聞く」「話す」ことに慣れ親しんでいきます。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

成績がつかない「外国語活動」

また、外国語活動は「教科」ではないため、成績はつかず、検定教科書もありません。授業内容は自治体や学校ごとに決定でき、授業は担任の教師が行います。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

2020年、小学5・6年生は「教科」としての英語学習開始

4技能でコミュニケーションの基礎を身につける

これまで中学生からだった「教科」としての英語が、小学校5年生からはじまります。年間70コマの授業が設定され、週に3〜4回程度は英語の授業があります。中学校の時の「聞く」「話す」だけでなく、「読む」「書く」にもチャレンジします。4技能を使って自分の考え・気持ちを伝え合い、小学校の授業の中でコミュニケーションの基礎を身につけていきます。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

「教科」になって成績表がつく

実際に教科となると、語彙の習得数に目標が設けられます。小学校5・6年生で習得する単語は600〜700語と設定されており、現在の中学校3年間で1200語学んでいるので、約半分と考えると多く感じます。さらに、「書く」となると文法が必要です。文法は疑問詞、代名詞、動名詞、助動詞、動詞の過去形などを使った基本的な表現を学び、これらは現在の中学1年生の学習内容を多く含んでいます。
また、授業では検定教科書が使用され、担任の先生と専任教員で授業を行います。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

小学校卒業までに目指すべき、英語力は英検4級程度

中学1・2・3年生の英語力を英検と比較して解説

下の表は日本英語検定協会が発表している、各英検級の目安のレベルになります。

中学1年生では英検5級程度、2年生では4級程度と、こちらの表を見ればある程度、小学生のうちにどのくらいの英語力が必要なのかわかるのではないでしょうか?
キャタルでたくさんの生徒たちを見てきましたが、小学校卒業までに英検4級を取得(4級程の英語力を持っている)している生徒は中学校に進学してもテストで高得点、100点を取ることができていました。
中学校から最高のスタートを切ることができたので、自信を持ち、英語が得意と思えるようになった生徒もたくさんいます!

中学校卒業(3年生修了)までには英検3級程度の英語力をつける必要があることがわかりますね。
中学校の学習は中学校のうちにマスターしておくと、高校受験も問題ないかと思います。

推奨目安 出題形式 単語数
5級 中学初級程度 筆記、リスニング 約600語
4級 中学中級程度 筆記、リスニング 約1300語
3級 中学卒業程度 筆記、リスニング、面接 約2100語

参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/

小学校卒業までに目指せ英検4級合格!!

中学校に進学してから英語が苦手にならないようにする為にも、小学校のうちから事前に英語学習に対する準備をした方が良いですね。
小学校卒業までに英検4級を取得していると、中学中級程度の英語力を身につけているということなので、中学校に進学してすぐに英語の成績に困ることはないでしょう。
進学したばかりの頃は、中学校の勉強が難しくて英語以外の教科の学習にも時間がかかります。中学校進学前に事前に英語学習の対策をすることで、英語が苦手にならずに、英語の学習する時間を他の教科の学習時間に当てることも可能です。

私立中学校へ進学するなら、小学校卒業までに英検3級が必要

福岡雙葉中学部のGCIコースでは中学修了時までに英検2級以上の取得を目標にしています。また、久留米大附設中学校も、中学修了時までに英検2級以上の取得を目標にしていると生徒に直接聞いております。
英検2級は高校卒業程度のレベルなので、中学卒業時までに高校3年分の学習をマスターしておく必要があります。私立の学校は学習スピードが早かったり、周りの友だちも中学入学前に事前に英語学習の対策をしている方が多いです。
これらを考えると、小学校卒業までに中学校3年分の英語力を身につけておくことが望ましいですね。

久留米大附設や上智などの考査は筆記、リスニングだけでなく、スピーキングのテストもあるので、英検の勉強だけでは学校の学習についていけない可能性が高いです。英検、学校の考査に対応するには「読む」「聞く」「書く」「話す」の基礎力を伸ばし、使える英語を身につけておく必要があります。

英検はあくまで、英語力を測るツール

英検の為だけの学習をしていては、使える英語は身につきません。また英検の学習はとても地道で大変なので、途中で英語が嫌いになってしまう可能性が高いです。英検は自分の英語力を測る為に受験することをオススメします。英語の基礎力がつけば結果(合格)は必ずついてきます。

キャタルでは読書を通じて楽しく、「読む」「聞く」「書く」「話す」の基礎力を伸ばし、将来使える英語、試験に受かる英語を身につけていきます。また、子ども達に不合格をできるだけ経験して欲しくないので、キャタルでは合格できる英語力が身についてから受験をオススメしています。

中学校進学前に、英語学習の対策をご希望の方はお気軽にご連絡ください!
また、現在の英語力を知りたい方は英語力診断も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください!

【はじめに】こどもと英語

このブログのオーナーRinaです。

このブログは「こどもに楽しく英語を身につけてほしいお母さんのためのブログ」です。ここでは主に「こどもと英語」について、みなさんの悩みや焦りに共感しながら、楽しく情報発信していけたらと思います。

私が小学3年生のころ、母が自宅で英語教室をスタートさせたこともあり、気がついたら英語が大好きでした。

仕事でも長年こどもの英語学習に携わってきました。このブログを通して何かお役に立てることがあればいいなと思っています。

これから少しずつ書いていきますので、ぜひ楽しみながら気楽にお付き合いください!

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