英検でリスニングを強みに変える勉強法とは

英検でリスニングを強みに変える勉強法とは

こんにちは、4技能型英語塾のキャタルです。ただ合格するだけでなく英検レベルを十分に満たす一生使える英語力を身につけるための塾です。この記事では、リスニングが苦手なお子さんの特徴を踏まえながら、英検でリスニングを強みに変える勉強法についてご紹介します。ぜひ最後までお読みくださいね!

英語は必ず「音」と一緒に覚える

英語塾キャタルのカウンセリングでは、英検についてよくこのような相談を受けます。

「5級から3級まではリスニングで点数がとれていたのに、次第に点数が上がらなくなった」

英検は級が上がるほど、覚える単語の数が増えていき、スペリングも難しくなっていきます。英検準2級からは長文読解の出題数も多くなるため、受験者はスペリングとその単語の意味を覚えることに必死になります。
悪い例として実際によくあるのが、単語を覚えるときに本来の正しい読み方ではなく、自分なりに覚えやすいように読み方をカスタマイズして、あたかもそれが正しい発音のように覚えてしまうということがあります。その結果、「リスニングで流れてきた英語がわからなかったけど、スペルを見たら知っている単語だった」ということが実際にありえるのです。
音を正しく覚えることをおざなりにしてしまうことで、英語を判別することができず、正しい答えを導くことができないのです。

「リスニングは点が取りやすい」は誤解

これまでに5級から3級を受験したことのある人に「リーディングとリスニング、どちらができますか?」と質問すると、たいていは以下のような返答がきます。

「リスニングは得意なのですが、筆記が伸びなくて…」

よくよく聞いてみるとリスニングの勉強を特別多くやっているわけでもないようです。しかし、級が上がるにつれて「リスニングが難しくなってきた」「リスニングの点数が上がらない」という返答が増えてきます。

実は、5級や4級など中学生レベルのリスニング問題には、日本で生活していながらもよく耳にする英単語が多く含まれているため、リーディングと比べ、リスニングは比較的点数が取りやすいのだと思います。しかし、級が上がるにつれて普段使われないような英語が頻繁に出てくるようになり、「リスニングが難しい」と感じてしまうのだと思います。

英検のリスニングが苦手なお子さんの特徴

それでは、英検のリスニングが苦手なお子さんの特徴をみていきましょう。

答えの選択肢に出てくる英単語・フレーズをリスニング中に探してしまう

これは、英検の問題形式に慣れていない場合に起こります。英検のリスニングは、リーディングやライティングの筆記試験をできるだけ早く終わらせることで、余り時間を使ってリスニングの答えの選択肢を先読みすることができます。その際に、ただ単語のチェックをするのではなく、内容を把握することが大事です。

また、内容をイメージしながら聞けていなかったり、単語単体に集中しながら聞いている場合も、内容が頭に入ってこなくて回答できなくなってしまいます。普段の英語学習から、頭の中でイメージを描きながらリスニングをする癖をつけておくことをオススメします。

1回では内容を聞き取れない

これは、内容をイメージしながら聞けていなかったり、分からない単語があると思考が止まってしまったりする生徒によくあります。

また、リスニングの音源が⻑く感じたり、リスニングの後半で特に集中が続かなかったりする場合はリスニングのスタミナをつける必要があります。

ディクテーション、オーバーラッピング、シャドーイングという学習方法を英検のリスニング問題を使って繰り返し練習することでリスニングのスタミナをつけることができます。その際に、イメージしながら音源を聞き、頭の中でイメージを描きながらリスニングをする癖をつけるようにしましょう。

知らない単語が多い

この問題は、集中して聞くことはできているけれど、分からない単語があると思考が止まってしまう場合と、分からない単語が多くて意味の推測ができない場合、そして聞いてもわからなった単語がスクリプトを読めば分かる場合の3パターンにわかれます。

いずれの場合も、ボキャブラリーカード(単語カード)を作りましょう。分からない単語が多い場合は語彙力の問題なので、ボキャブラリーカードを作って声に出して練習しましょう。

また、分からない単語は文脈で意味を推測できるようになることが重要です。推測力を鍛えると、全部の単語を知らなくても文章の理解はできるようになります。英検の問題には専門用語もよく出てきますが、知らなくても質問に答えられるように意味を推測しながら聞き続ける練習をしておくと良いですよ。

リスニング力を高める学習方法

音読がリスニング力を高める

それでは、リスニングを伸ばすためにはどんな勉強をしたら良いのでしょうか。それは「音」「スペリング」「意味」の3つを結びつけて覚えるということが大切です。その3つを同時に覚える方法として効果的なのが「CD付きの英語の本を音読する」ことです。正しい発音を聞きながら、同時に音読をすることによって、その単語がどのように読まれるのかを理解でき、また自分の声に出すことで音を確認しながら進められます。この「インプット」と「アウトプット」の循環こそが正しい発音の形成やリスニング力の向上につながります。

また、頭の中に「情景」を浮かべながら英語の本を音読することが大切です。その習性が身につくことで、単語一つ一つを小分けに理解するのではなく、リスニング問題の全体像を捉えることができるようになります。特に英語の本であれば、内容がストーリー仕立てとなっているので、「今がどんな場面で、誰がどうしたのか」という情景を捉えるためのトレーニングになるためオススメです。音読をする習慣を身につけてリスニング力アップを目指しましょう!

4技能で評価されるようになった英検で結果を出すためには、点数がとれるところで確実に正しい答えを選んでいかなければなりません。特にリスニングに関しては、今の勉強の仕方を見直すだけで得点を伸ばせる余地はきっとあるでしょう。

小学校6年生で英検2級合格!音読が成長のカギ

英語塾キャタルでは、英検に合格することで自分の夢への実現へと近づいた生徒たちがたくさんいます。その生徒たちは、決して「近道」をした訳ではありません。英語学習を楽しみながら継続して学び続けることで、英検合格に必要な英語力を身につけているのが特徴です。

小学校6年生で英検2級合格!音読と英単語カードが成長のカギ

英語塾キャタルオンライン校に通う小学6年生Hさんは、キャタルに入る前に英検2級の試験に2回チャレンジして、不合格になってしまう挫折を体験しました。そんなHさんはキャタルで英語を学び、見事合格を果たしました。

Hさんは、キャタルのレッスンでCDと一緒に何度も音読をすることでリスニング力が上がったと語ってくれました。また、キャタルの宿題である英語の本の音読を毎週3回は欠かさず行っていました。学校から帰ってきたら真っ先に音読をするくらい、楽しんで取り組んでいたことが英検合格へと繋がりました。

英語学習のスタート時期や習得している英語レベルは、一人ひとり異なります。だからこそ、一人ひとりのレベルに合わせた学習カリキュラムで学ぶことが大切だと私たちは考えています。不合格という回り道をせずに英検2級に合格するなら、ぜひ英語塾キャタルのWEBサイトへお越しください!