英語塾キャタル

英検2級の長文対策合格に必要な勉強法やコツを教えします

  • LINEで送る

英検2級対策
4技能型の英語塾のキャタルは、英検対策に強い塾です。英検合格はもちろんのこと、一生使える実用英語を身につけるためのサポートができます。バイリンガル講師による正しい英語学習法で英語能力を高め、英検2級合格を目指します。この記事では、英検2級の試験内容や合格点・合格率、長文を突破するための具体的な勉強法・対策をご紹介します。

英検とは

英検とは実用英語技能検定の略で、日本英語検定協会が実施する英語技能検定です。易しい方から順に5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級の7つの級があり、級を取得することで段階的に英語力を身につけることができます。英検では「読む」「書く」「話す」「聞く」の4つの技能が試験され、受験に向けて学ぶことで、総合的な英語能力を身につけることができます。英検取得者は単位取得や入学試験で優遇措置があり、企業の採用においても英語能力の評価対象になるなどのメリットがあります。
英検は全国各地で年3回実施され、2級は6,500円(団体申し込みの場合は5,500円)の検定料がかかります。

2級の試験内容・流れ

英検2級の必要語彙数は3,800~5,100語で、レベルは高校卒業程度です。ここでは試験内容とおすすめの時間配分、合格点・合格率の目安を紹介します。

試験内容

1次試験の試験内容は以下の通りです。

・リーディング(4肢選択式)
大問1:短文の語句の空所補充 20問
大問2:長文の語句の空所補充 6問
大問3:長文の内容の一致選択 12問 (Eメール、説明文の2種類の問題が出ます)

・ライティング(記述式)
大問4:質問に対する回答を80~100語を目安に、自分の考えとその理由を2つ記述 1問

・リスニング(4肢選択式)
第1部:会話の内容の一致選択 15問
第2部:文の内容の一致選択 15問

時間配分

1次試験は筆記試験が85分、リスニング試験が25分です。試験中は、時間を全て解答に充てるのではなく、見直しの時間やリスニング問題を先読みする時間を確保することをおすすめします。時間配分はリーディングを56分(大問1 20分 大問2 12分 大問3 24分)、ライティングを25分で終わらせて、余った4分間で見直しとリスニングの選択肢に事前に目を通しておきましょう。

合格点・合格率の目安

2016年度から受験者の合格率は公表されなくなりましたが、以前のデータから合格率は約25%と推測されます。

合格点は公開されていて、英検2級のCSEスコア合格点は下記の通りになります。
・1次試験
合格点 / 満点 = 1520 / 1950
・2次試験
合格点 / 満点 = 460 / 650

過去問例題

※2019年6月https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/pdf/201901/2019-1-1ji-2kyu.pdf

ここでは過去問の長文問題を一部抜粋して紹介します。
2級の長文で出題されるテーマは、政治や経済、テクノロジーや文化、宗教や環境問題など多岐にわたっており、難易度は大学入試のセンター試験レベルと言われています。
また、長さは準2級の約1.5倍あり、英作文やリスニングの先読みをする時間を確保するためには、読んで内容を理解して正解を導き出すまでのスピードも意識しなければなりません。1問につき2分以内が目標とされています。
さらに、2級以上の長文では、関係詞や構文が使われることにより、一つの文章が長くなっているのが特徴です。主語は何か、述語動詞はどれか、文の構造を理解しながら読み進めていく力が求められます。
ある程度のスピードで、しっかり内容を把握しながら読めるようになるには、やはり普段から幅広いテーマの長文を読む習慣をつけておく必要があります。

とは言え、効率よく正確に解くコツはあります。
このテクニックは英検のみならず、学校の試験や大学入試などで長文を解く時にも使える、基本的な方法を3つ、ご紹介します。

次の英文の内容に関して,質問に対して最も適切なもの,または文を完成させるのに最も適切なものを、1,2,3,4の中から一つ選び,その番号を解答用紙の所定欄にマークしなさい。

Counting Every Citizen

In recent decades, India has been experiencing very rapid economic growth. Yet,while the country as a whole has grown much wealthier, it still has more poor people than any other country in the world. It is difficult to say exactly how many poor people there are in India, but many experts agree that around a third of the population suffers from poverty. Although the Indian government has many programs designed to help these people, many people still do not receive the financial support they need. The national government believes one reason is that local officials sometimes steal this money.
In order to solve this problem, the national government started a program in 2010 with the aim of using new technology to help the poor. This program is known as the Unique Identification Authority of India (UIDAI). This is a project to record the identity of every Indian individual in a huge government database. The government records the name, date of birth, address, and fingerprints of each person. Each person is then given a number. By 2018, 93 percent of the population had been recorded in this way.
It is hoped that the UIDAI will allow individuals to deal directly with the national government rather than going through local officials. For example, the government gives money to people with less than a certain income. This money is now paid directly into individuals’ bank accounts, rather than through local offices. The system also allows people to prove who they are, so they are able to obtain education, drivers’ licenses, and other government services.・・・

(1) Nowadays in India,
1. a third of the population suffers from diseases that cannot be cured easily.
2. experts have become concerned about the increasing number of wealthy people.
3. the number of people living in poverty is still high despite economic progress.
4. local officials have started stealing money in order to help poor people in their area.

(2) What is the purpose of the Unique Identification Authority of India (UIDAI)?
1. It supports businesses that are trying to create databases.
2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
3. It helps poor people gain access to new types of technology.
4. It collects the fingerprints of people who have committed crimes.

(3) What is one benefit of the UIDAI program?
1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
2. Local governments are able to decide how money in their regions is spent.
3. It makes it easier for poor Indians to find new jobs in local areas.
4. It helps people pay the fees that are needed for their children’s education.

本文の全訳

すべての国民を数えること

近年、インドは非常に急速な経済成長を遂げています。それでも、国全体がはるかに豊かになった一方で、いまだに世界の他のどの国よりもたくさん貧しい人々がいます。インドに貧しい人々が何人いるのかを正確に言うのは難しいですが、多くの専門家によると、人口の約3分の1が貧困に苦しんでいるそうです。
インド政府はこれらの人々を助けるために設計された多くのプログラムを持っていますが、多くの人々はまだ必要な財政的支援を受けていません。中央政府は、その理由の一つは、地方当局が時々このお金を盗んでいるからだと考えています。
この問題を解決するために、中央政府は、貧困者を助けるための新しいテクノロジーを使用することを目的として、2010年にあるプログラムを開始しました。このプログラムは、インドの固有識別機関(UIDAI)として知られています。これは、巨大な政府データベースにすべてのインド人個人の身元を記録するプロジェクトです。政府は、各人の名前、生年月日、住所、指紋を記録します。次に、各人に番号が与えられます。 2018年までに、人口の93%がこの方法で記録されました。
UIDAIにより、個人が、地方の役人を経由するのではなく、中央政府と直接取引できるようになることが望まれます。たとえば、政府は基準値以下の収入の人々にお金を与えます。現在、このお金は、地元のオフィスを通じてではなく、個人の銀行口座に直接支払われています。このシステムにより、人々は自分が誰であるかを証明できるため、教育、運転免許証、およびその他の政府サービスを取得できます。

長文を効率よく読み解く3つのコツ

それでは、長文を効率よく正確に読み解く3つのコツをご紹介します。
ただし、ここで説明している内容はテストでいかに点数を取るかというテクニックです。英語力を上げる方法ではありません。

①タイトルを読む

2級の長文につけられているタイトルは、まさに文の内容を要約して一言で表した語句になっています。つまり、タイトルがわかれば長文の主旨が予想できるというわけです。主旨がわかった上で読んでいくのと、何もわからないまま読んでいくには、理解しやすさに大きな差がありますね。実際、2級の時間配分を考えると、一文ずつ丁寧に和訳していく余裕はありません。だからこそ、主旨がわかったうえでその場面をイメージしながら読むことが重要になるのです。

②設問に一つずつ目を通してから本文を読んでいく

2級の設問は、本文に書かれている順に出題されます。つまり、1問目は第一段落から、2問目は第二段落から出題されるということです。ですから、先に1問目の設問に目を通してから、本文を読み進めていきます。そして、設問の答えに関係しそうなところに来たら、設問を解いて、次に2問目の設問に目を通し、また本文の続きを読み進めていく、という方法です。何について問われているかを頭に入れて読んでいけば、あ!ここだ!と大事な文節に気づきやすくなります。
誤った情報に引っ張られる可能性があるので、読解力に自信がない方は、設問にだけ目を通して、4つの選択肢は読まない方がいいかもしれません。

③ディスコースマーカーに注目する

ディスコースマーカーとは英語が展開する時の目印となる接続語のことで、文の構造や論点を理解するのにとても重要です。
2級レベルの語句で例を挙げると、逆説を表す Yet や nevertheless、論理的帰結を表すtherefore、consequently の他、in addition や furthermore、besidesなど付加を表す語句や、on the other hand や by contrast など比較検討を表す語句などがそうです。
これらの語句の近くに重要なことが書かれていますので、読み進めている時に発見したらチェックをしておきましょう。設問を解く際に、すぐにその場所に戻ることができます。2級の長文では、すべての段落がディスコースマーカーから始まっていることもあるほどです。筆者が述べたいことを理解するためには、ディスコースマーカーを道路標識にして読み進めていくことを意識しましょう。ディスコースマーカーは設問や選択肢の中にも使われています。
また、文章は起きた順番に書かれているとは限りません。話の前後関係をつかむために、年号や時を表す語句にもチェックを入れましょう。

回答の解説

では、実際に設問を解答してみましょう。

(1) Nowadays in India,
昨今のインドでは、
1. a third of the population suffers from diseases that cannot be cured easily.
2. experts have become concerned about the increasing number of wealthy people.
3. the number of people living in poverty is still high despite economic progress.
4. local officials have started stealing money in order to help poor people in their area.
正解は 3. 経済が発展しているにもかかわらず、貧困状態にある人々の数は依然として多い。です。

In recent decades が設問では Nowadays に、Yet が設問では despite に言い換えられています。このように、2級では本文に使われている単語がそのまま設問に使われることはまずなく、必ず同じ意味の違う語句に言い換えられて出題されます。experts や wealthy といった本文にある語句につられて 2.を選んでしまわないように気を付けましょう。

”In recent decades, India has been experiencing very rapid economic growth. Yet,while the country as a whole has grown much wealthier, it still has more poor people than any other country in the world.”=近年、インドは非常に急速な経済成長を遂げています。それでも、国全体がはるかに豊かになった一方で、いまだに世界の他のどの国よりもたくさん貧しい人々がいます。

(2) What is the purpose of the Unique Identification Authority of India (UIDAI)?
インド固有識別機関(UIDAI)の目的は何ですか?

1. It supports businesses that are trying to create databases.
2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
3. It helps poor people gain access to new types of technology.
4. It collects the fingerprints of people who have committed crimes.

正解は、2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
=国のすべての市民に関する基本的なデータを収集します。です。

目的は何か?と問われていますが、purpose という語句を探しに行ってもありません。これは、This is a project to~で「これは~するためのプロジェクトです」という表現で書かれています。every Indian individual が設問では all the citizens に書き換えられていますね。

”This is a project to record the identity of every Indian individual in a huge government database. ”=これは、巨大な政府データベースにすべてのインド人個人の身元を記録するプロジェクトです。

(3) What is one benefit of the UIDAI program?
UIDAIプログラムの利点の1つは何ですか?

1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
2. Local governments are able to decide how money in their regions is spent.
3. It makes it easier for poor Indians to find new jobs in local areas.
4. It helps people pay the fees that are needed for their children’s education.

正解は 1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
=1.貧しいインド人は中央政府から直接お金を受け取ることができます。ですね。
本文では the government gives money to people(政府が人々にお金を与えた)で、設問では Indians can receive money(インド人はお金を受け取った)と書き換えられています。単語の言い換えだけでなく、このような語句での言い換えも存在します。
3.の「そのことは貧しいインド人が地元で新しい仕事を見つけるのを簡単にした」や、4.の「子供の教育に必要な費用の支払いを手助けした」は、いかにも政府がやってくれそうで正解に見えてしまうかもしれません。このように「常識的に正しそうでも本文には書かれていない内容」の選択肢も混在しますので、しっかり内容を把握しましょう。

“For example, the government gives money to people with less than a certain income. This money is now paid directly into individuals’ bank accounts, rather than through local offices.”=たとえば、政府は一定の収入未満の人々にお金を与えます。現在、このお金は、地元のオフィスを通じてではなく、個人の銀行口座に直接支払われています。

2級の長文読解勉強法・対策

ここでは長文読解を攻略するための、勉強法と対策を紹介します。

先に問題文を読む

本文を読み始める前に、問題文と解答の選択肢を読んで本文に書かれている内容を把握しましょう。問題を先読みしておけば、長文を読む時は問題文で問われている必要な部分だけを重点的に読み、それ以外は軽く読むといった緩急をつけた読み方が可能になります。

単語推測力をつける

長文を読むと時は単語の意味を推測しながら読みましょう。文中に分からない単語がでてきても止まらずに読み進め、前後の単語や文脈から単語の意味を予想しましょう。単語推測力をつけるためには、普段の勉強で練習をしておく必要があります。長文問題を読む時に辞書を使わずに問題を解き、答え合わせをする時に辞書を使うといった学習方法を繰り返し行いましょう。

リーディング練習法

洋書を多読・音読すると、文章を読むスピードが格段に速くなり、文章読解力が身に付きます。洋書を使った学習では単語の文章中での実践的な使い方を覚えることができるので、効率的に英語の言い回しや単語量を増やして、リスニング・ライティングの力をレベルアップさせることができます。

間違った英語長文勉強法

ここでは間違った勉強法を2つ紹介しますので、この機会にご自身の学習方法をふりかえってみてください

単語をひたすら覚える

長文を読む時に、分からない単語で詰まる度に辞書を引いて覚えることはやめましょう。長文問題に出てきた単語全てを覚えるのは非効率ですし、全てが重要な単語ではありません。また毎回辞書を引いていては単語推測力もつきません。単語の意味が分からなくても読み進める練習をして、辞書を引くのは問題を解き終わって復習をする時だけにしましょう。

問題集に直接書き込む

長文問題を解く時に、分からなかった単語の意味やヒントを書き込んでしまうのも間違った勉強法です。書き込むと、もう一度問題を解く時に以前書いたメモを見ながら解くことになってしまい、練習になりません。
ちなみに、実際の英検の試験でも単語の意味を書き込むことは時間がかかってしまうため、おすすめできません。

長文読解を強みに変える勉強法

ここでは、長文読解で点が取れずに悩んでいる方に共通する落とし穴と、それを克服する勉強法についてお伝えします。

「語彙力はついてきたのに点数が伸びない」
と仰る方が多くいらっしゃいます。ここが多くの人がハマりやすい落とし穴です。

「単語を知っている」=「長文が読める」の方程式は成り立ちません。

長文読解に強くなるためには「推測する力」が必要です。
では、推測する力はどうすればつけられるのか、それは、「読書」です。

詳しくはこちらの記事で述べていますので良かったらご覧ください。

キャタルなら本物の英語力が身につく!

この記事では英検2級の長文対策について解説しました。これまで間違った勉強法をしていた方、英検2級は難しそうだと感じた方は是非キャタルへお越しください。英語塾キャタルは、バイリンガル講師による丁寧なレッスンと独自のメソッドで英検対策はもちろんのこと、一生使える実用英語を身につけることができます。キャタルの講師と一緒に英語のインプットとアウトプットを繰り返すことで、バイリンガルレベルの英語力がつきます。キャタルでは無料体験レッスンも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

  • LINEで送る

【無料レポート】受験・進学に効く「英検2級A」を取得できる英検勉強法

英検に強い!英語塾キャタルの2018年度の英検合格者数、617名!

英検2級Aの取得を目指している方に知ってもらいたい、英検に合格し将来も使える英語力が身につくキャタルの勉強法を無料公開!

本質的な英検学習で使える英語を身につけ、英検にも合格できる「受かる+使える」英語学習法をご紹介。

特別無料レポートを読むだけで、お子様の英検の勉強が劇的に変わります。
ぜひ、お子様の英検2級A取得にお役立てください。

SNSでもご購読できます。

もし、英語のことで
少しでも悩んでいるなら

大人でも英語を学んで身につけることは難しいと思います。また、これから子どもたちにとって英語学習の重要度がさらに高まり、「何を」「どのように」すればいいのだろう?と悩まれているかもしれません。もし英語学習のことで悩んでいるなら、ぜひ一度、お問い合わせいただいて、ふだんのキャタルの姿を見に来てください。

お電話はこちら(総合受付)
03-4520-4236
受付時間 9:00 - 21:00