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英検2級に合格するため、リーディング過去問の長文問題で高得点を取る方法をご紹介します!

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英検2級に合格するため、過去問の長文で高得点を取る方法をご紹介します!

この記事では英検2級のリーディング、長文問題について解説していきます。
英検対策に強い塾。4技能型英語塾のキャタルは、ただ合格するだけでなく英検2級レベルを十分に満たす一生使える英語力を身につけるための塾です。バイリンガルの正しい英語学習法で英語力を高めて英検2級合格を目指します。
この記事では、英検2級リーディングの中でも難関と言われる長文問題について、難易度やレベル、具体的な勉強法・対策を紹介します。


英検2級の難易度と問題の傾向・特徴

2級の長文で出題されるテーマは、政治や経済、テクノロジーや文化、宗教や環境問題など多岐にわたっており、難易度は大学入試のセンター試験レベルと言われています。
また、長さは準2級の約1.5倍あり、英作文やリスニングの先読みをする時間を確保するためには、読んで内容を理解して正解を導き出すまでのスピードも意識しなければなりません。1問につき2分以内が目標とされています。
さらに、2級以上の長文では、関係詞や構文が使われることにより、一つの文章が長くなっているのが特徴です。主語は何か、述語動詞はどれか、文の構造を理解しながら読み進めていく力が求められます。
ある程度のスピードで、しっかり内容を把握しながら読めるようになるには、やはり普段から幅広いテーマの長文を読む習慣をつけておく必要があります。

とは言え、効率よく正確に解くコツはあります。
このテクニックは英検のみならず、学校の試験や大学入試などで長文を解く時にも使える、基本的な方法を3つ、ご紹介します。

過去問例題

2019年6月実施の英検2級、過去問の長文問題から一部抜粋しています。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/pdf/201901/2019-1-1ji-2kyu.pdf

次の英文の内容に関して,質問に対して最も適切なもの,または文を完成させるのに最も適切なものを、1,2,3,4の中から一つ選び,その番号を解答用紙の所定欄にマークしなさい。

Counting Every Citizen

In recent decades, India has been experiencing very rapid economic growth. Yet,while the country as a whole has grown much wealthier, it still has more poor people than any other country in the world. It is difficult to say exactly how many poor people there are in India, but many experts agree that around a third of the population suffers from poverty. Although the Indian government has many programs designed to help these people, many people still do not receive the financial support they need. The national government believes one reason is that local officials sometimes steal this money.
In order to solve this problem, the national government started a program in 2010 with the aim of using new technology to help the poor. This program is known as the Unique Identification Authority of India (UIDAI). This is a project to record the identity of every Indian individual in a huge government database. The government records the name, date of birth, address, and fingerprints of each person. Each person is then given a number. By 2018, 93 percent of the population had been recorded in this way.
It is hoped that the UIDAI will allow individuals to deal directly with the national government rather than going through local officials. For example, the government gives money to people with less than a certain income. This money is now paid directly into individuals’ bank accounts, rather than through local offices. The system also allows people to prove who they are, so they are able to obtain education, drivers’ licenses, and other government services.・・・

(1) Nowadays in India,

1. a third of the population suffers from diseases that cannot be cured easily.
2. experts have become concerned about the increasing number of wealthy people.
3. the number of people living in poverty is still high despite economic progress.
4. local officials have started stealing money in order to help poor people in their area.

(2) What is the purpose of the Unique Identification Authority of India (UIDAI)?

1. It supports businesses that are trying to create databases.
2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
3. It helps poor people gain access to new types of technology.
4. It collects the fingerprints of people who have committed crimes.

(3) What is one benefit of the UIDAI program?

1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
2. Local governments are able to decide how money in their regions is spent.
3. It makes it easier for poor Indians to find new jobs in local areas.
4. It helps people pay the fees that are needed for their children’s education.

本文の全訳

すべての国民を数えること

近年、インドは非常に急速な経済成長を遂げています。それでも、国全体がはるかに豊かになった一方で、いまだに世界の他のどの国よりもたくさん貧しい人々がいます。インドに貧しい人々が何人いるのかを正確に言うのは難しいですが、多くの専門家によると、人口の約3分の1が貧困に苦しんでいるそうです。
インド政府はこれらの人々を助けるために設計された多くのプログラムを持っていますが、多くの人々はまだ必要な財政的支援を受けていません。中央政府は、その理由の一つは、地方当局が時々このお金を盗んでいるからだと考えています。
この問題を解決するために、中央政府は、貧困者を助けるための新しいテクノロジーを使用することを目的として、2010年にあるプログラムを開始しました。このプログラムは、インドの固有識別機関(UIDAI)として知られています。これは、巨大な政府データベースにすべてのインド人個人の身元を記録するプロジェクトです。政府は、各人の名前、生年月日、住所、指紋を記録します。次に、各人に番号が与えられます。 2018年までに、人口の93%がこの方法で記録されました。
UIDAIにより、個人が、地方の役人を経由するのではなく、中央政府と直接取引できるようになることが望まれます。たとえば、政府は基準値以下の収入の人々にお金を与えます。現在、このお金は、地元のオフィスを通じてではなく、個人の銀行口座に直接支払われています。このシステムにより、人々は自分が誰であるかを証明できるため、教育、運転免許証、およびその他の政府サービスを取得できます。

解答の解説

では、実際に設問を解答してみましょう。

解答1

(1) Nowadays in India,
昨今のインドでは、
1. a third of the population suffers from diseases that cannot be cured easily.
2. experts have become concerned about the increasing number of wealthy people.
3. the number of people living in poverty is still high despite economic progress.
4. local officials have started stealing money in order to help poor people in their area.
正解は 3. 経済が発展しているにもかかわらず、貧困状態にある人々の数は依然として多い。です。

In recent decades が設問では Nowadays に、Yet が設問では despite に言い換えられています。このように、2級では本文に使われている単語がそのまま設問に使われることはまずなく、必ず同じ意味の違う語句に言い換えられて出題されます。experts や wealthy といった本文にある語句につられて 2.を選んでしまわないように気を付けましょう。

”In recent decades, India has been experiencing very rapid economic growth. Yet,while the country as a whole has grown much wealthier, it still has more poor people than any other country in the world.”
=近年、インドは非常に急速な経済成長を遂げています。それでも、国全体がはるかに豊かになった一方で、いまだに世界の他のどの国よりもたくさん貧しい人々がいます。

解答2

(2) What is the purpose of the Unique Identification Authority of India (UIDAI)?
インド固有識別機関(UIDAI)の目的は何ですか?

1. It supports businesses that are trying to create databases.
2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
3. It helps poor people gain access to new types of technology.
4. It collects the fingerprints of people who have committed crimes.

正解は、2. It gathers basic data about all the citizens of the country.
=国のすべての市民に関する基本的なデータを収集します。です。

目的は何か?と問われていますが、purpose という語句を探しに行ってもありません。これは、This is a project to~で「これは~するためのプロジェクトです」という表現で書かれています。every Indian individual が設問では all the citizens に書き換えられていますね。

”This is a project to record the identity of every Indian individual in a huge government database. ”
=これは、巨大な政府データベースにすべてのインド人個人の身元を記録するプロジェクトです。

解答3

(3) What is one benefit of the UIDAI program?
UIDAIプログラムの利点の1つは何ですか?

1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
2. Local governments are able to decide how money in their regions is spent.
3. It makes it easier for poor Indians to find new jobs in local areas.
4. It helps people pay the fees that are needed for their children’s education.

正解は 1. Poor Indians can receive money directly from the national government.
=1.貧しいインド人は中央政府から直接お金を受け取ることができます。ですね。
本文では the government gives money to people(政府が人々にお金を与えた)で、設問では Indians can receive money(インド人はお金を受け取った)と書き換えられています。単語の言い換えだけでなく、このような語句での言い換えも存在します。
3.の「そのことは貧しいインド人が地元で新しい仕事を見つけるのを簡単にした」や、4.の「子供の教育に必要な費用の支払いを手助けした」は、いかにも政府がやってくれそうで正解に見えてしまうかもしれません。このように「常識的に正しそうでも本文には書かれていない内容」の選択肢も混在しますので、しっかり内容を把握しましょう。

“For example, the government gives money to people with less than a certain income. This money is now paid directly into individuals’ bank accounts, rather than through local offices.”
=たとえば、政府は一定の収入未満の人々にお金を与えます。現在、このお金は、地元のオフィスを通じてではなく、個人の銀行口座に直接支払われています。

長文を効率よく読み解く3つのコツ

それでは、長文を効率よく正確に読み解く3つのコツをご紹介します。
ただし、ここで説明している内容はテストでいかに点数を取るかというテクニックです。英語力を上げる方法ではありません。

タイトルを読む

2級の長文につけられているタイトルは、まさに文の内容を要約して一言で表した語句になっています。つまり、タイトルがわかれば長文の主旨が予想できるというわけです。主旨がわかった上で読んでいくのと、何もわからないまま読んでいくには、理解しやすさに大きな差がありますね。実際、2級の時間配分を考えると、一文ずつ丁寧に和訳していく余裕はありません。だからこそ、主旨がわかったうえでその場面をイメージしながら読むことが重要になるのです。

設問に一つずつ目を通してから本文を読んでいく

2級の設問は、本文に書かれている順に出題されます。つまり、1問目は第一段落から、2問目は第二段落から出題されるということです。ですから、先に1問目の設問に目を通してから、本文を読み進めていきます。そして、設問の答えに関係しそうなところに来たら、設問を解いて、次に2問目の設問に目を通し、また本文の続きを読み進めていく、という方法です。何について問われているかを頭に入れて読んでいけば、あ!ここだ!と大事な文節に気づきやすくなります。
誤った情報に引っ張られる可能性があるので、読解力に自信がない方は、設問にだけ目を通して、4つの選択肢は読まない方がいいかもしれません。

ディスコースマーカーに注目する

ディスコースマーカーとは英語が展開する時の目印となる接続語のことで、文の構造や論点を理解するのにとても重要です。
2級レベルの語句で例を挙げると、逆説を表す Yet や nevertheless、論理的帰結を表すtherefore、consequently の他、in addition や furthermore、besidesなど付加を表す語句や、on the other hand や by contrast など比較検討を表す語句などがそうです。
これらの語句の近くに重要なことが書かれていますので、読み進めている時に発見したらチェックをしておきましょう。設問を解く際に、すぐにその場所に戻ることができます。2級の長文では、すべての段落がディスコースマーカーから始まっていることもあるほどです。筆者が述べたいことを理解するためには、ディスコースマーカーを道路標識にして読み進めていくことを意識しましょう。ディスコースマーカーは設問や選択肢の中にも使われています。
また、文章は起きた順番に書かれているとは限りません。話の前後関係をつかむために、年号や時を表す語句にもチェックを入れましょう。

英検2級の長文で高得点を取るコツまとめ

いかがでしたか?
英検2級の長文問題で得点を取るコツをまとめます。

タイトルを飛ばさず、何について書かれいてる文章なのか想像してから文章を読むこと。
一文ずつ丁寧に和訳していく余裕がないからこそ、問題の主旨を理解してから内容をイメージしながら読むことが重要です。

設問に一つずつ目を通してから本文を読むこと。
本文に書かれている順に出題されますので、何について問われているかを頭に入れてから本文を読みましょう。

ディスコースマーカーに注目すること。
英語が展開する時の目印となる接続語=ディスコースマーカーの近くに重要なことが書かれています。
読み進めている時に発見したらチェックしておきましょう。

以上の3つを意識して、英検2級の長文で高得点を取りましょう!

また、英検2級に合格したい人がつまずきやすいポイントについては、こちらの記事を参考になさってください!



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