英検に最短で合格したい方にぜひ見直していただきたいのが「どんな英検対策をやっているか」ということです。英検合格に向けてそれぞれ対策をされていることかと思いますが、ぜひ今回の記事を参考に、ご自身にあった英検対策で効率よく英検に向けて備えてみてください!
先に結論から言わせていただくと、その人のレベルや状況によって本当に有効な英検対策方法は異なります。個別で英検対策方法をご相談されたい方は英語塾キャタルの無料体験レッスンにお申し込みください。レベルを確認した上で学習カウンセラーが適切な勉強法をご提案させていただきます。
目次
過去問を何度も解く
過去問を何度も解くこと自体は良い英検対策と言えます。「過去問を解く」というのはあくまでも「試験対策」です。なので初めて英検を受ける方や、まだ1時間じっと座ってテストと向き合えない小学生、タイムマネージメントがうまくできなくて筆記が試験時間内に終わらない方などは、英検の過去問を解くことが良い予行練習となり英検合格に繋がるでしょう。
ただし、過去問を解くことが遠回りになってしまう場合もあります。 具体的には過去に英検を受験していてすでに同じ級を過去に2−3回受験して落ち続けている方には、過去問を解くことが有効ではありません。それよりも、過去に解いた過去問を振り返り、どこで点数を取れていないのかを確認してそれに合わせた英検対策を行うことが必要になります。
時と場合によっては過去問を何度も解き続けることは効果的な英検対策方法にはならないことを覚えておいてください。
単語をひたすら暗記する
単語を覚えること自体は、英検でいい点数を取るためには必要な勉強法です。特に大問1の語彙選択で点数が取れていない人は単語力を強化するためにもやったほうがいいでしょう。英検2級以上のレベルになってくると特に語彙力で点数に差が出てくるので単語に特化して勉強する必要が出てくるかと思います。
ただし、単語の覚え方には注意が必要です。単語を覚える際、英単語を和訳して覚えていませんか?実は、これでは単なる「暗記」の作業です。英単語を日本語訳して覚えると、その単語の意味がわかった気はするのですが、使えるのとは別の話になります。和訳すると日本語の意味と英語の意味を1対1で覚えることになりますが、日本語と英語は1単語=1意味で対応しているわけではないということを忘れないでください。
例えば「room」という単語の意味は「部屋」と覚えていらっしゃるかもしれませんが、roomにはその他にも「余地」や「機会」といった意味もあります。
①My brother is in his room. (英検5級レベル)
②There is more room for improvement. (英検2級レベル)
文化が違うと言葉の成り立ちも違うため、言葉が持つ本質的な意味は異なります。英語圏の文化を理解し、正しい言葉の使い分けができるようになるためにはその言葉の本来持っている意味を理解することが大切なのです。
単語に特化して英検対策をされている方はぜひ単語の覚え方については下記記事も参考にしてみてください。
とりあえず試験を受けてみる
実はとりあえず試験を受けてみるのは英検対策として要注意な方法です。というのも、とりあえず受けてみた結果、不合格だった際に不用意にモチベーションを下げてしまう可能性があるからです。また英検に対するモチベーションを下げるだけではなく、英語嫌いになる要因となってしまう可能性もあるので注意してください。
とりあえず試験を受けるという方法で順調に英検5級から4級、その次は3級と合格してきた人もいるかもしれません。しかしそのまま合格だけを見て挑戦していくと「何度受けても合格できない」という壁にぶつかることが予想されます。特に”2級の壁”にはぶち当たる方は多いです。合格することだけを目指し、次のレベルに英語力が達していないまま上の級を受験して何度も「不合格」をもらうことは、おすすめできません。何度か受ければいつか受かるだろうという気持ちは捨ててください。
ぜひ英検を申し込む前に、受験する級は自分の英語力にあったレベルかどうかを考えていただき、不必要な受験は避けていただければと思います。そして決して安くはない受験料が無駄にならないよう、事前に過去問を活用するなどしてしっかり対策をしてから試験を受けることをおすすめします。
レベルや状況に合わせた英検対策を
冒頭でも述べた通り、効果的な英検対策は人それぞれ異なります。その時のレベルや英検の受験状況、そして苦手分野などによって対策方法を変えていく必要があります。英語塾キャタルが運営するこの勉強法解説ブログでは英検対策に効果的な勉強法などを発信しておりますのでぜひ参考にしてみてください。
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