こんにちは!4技能型英語塾のキャタルのマーケティングチームに所属しています、Karenです。
前回、英語嫌いだった私が、英検準1級を中学3年生で合格した勉強法について書かせていただきましたが、今回は英検準1級合格後のお話。英語とはもうおさらばだと思っていた私が、なぜアメリカの大学に進学したのかについてです。興味がある方はぜひ最後までお読みください◎
目次
英検準1級に合格するも、将来の夢がなかった中高時代
英検準1級合格後は、漢検2級・秘書検定2級などと謎に資格勉強に精を出し、部活は最低限頑張るという状態だった私。成績は常に上位10位以内をキープしていたので、どの科目もそれなりに勉強していましたが、好きな科目はなし。大嫌いな科目は勉強の成果が反映されない(どちらかというと生まれもった才能で点数が決まる)美術と体育。苦手な科目は理数系といった感じでした。当時は将来の夢もなし。何がしたいもなく、可もなく不可もない自分の人生に漠然と「こんな平凡な感じで私の人生は終わるのか」と客観視していたのを覚えています(笑)
通っていた学校は中高一貫であったと同時に関西では有名な私立大学と姉妹提携を行っており、毎年9割は推薦で同じ大学にみんな進学するというほぼエスカレーター状態でした。そんな環境だったので、私も大学をわざわざ受験する意味がわからず、推薦で大学に進学しようと決めていました。
英語嫌いが英語に歩み寄った理由
英語が嫌いなのも相変わらずでしたが、中学3年の頃から少しだけ変化はありました。特に好きな科目がなかった私にとって、英語は他人と比べると唯一秀でている科目。そう考えると、自分には特に特技や才能がないのだから、せめて、他人と比べて少しはできる英語をもう少し伸ばす努力をした方がいいのではないかと思ったんです。
その結果、あれだけ辞めたくてやめた英語塾も、両親に頼みもう一度通わせてもらうことにしました。1つ上の姉は英検準1級合格後はTOEFL対策クラスに変更していたので、それも選択肢として考えましたが、テストのために勉強するのはもうごめんと思っていた私。英検準1級合格という目標はすでに達成していたので、あまり好きではなかったReadingとWritingに特化したクラスではなくディスカッションを中心としたクラスを受講することを自分で選択しました。
なんとなくで選んだ進路、学部選択
英語で何かしたいなどの目標は一切ありませんでしたが、英語以外のものが今後見つからなかったときに、英語を自分の強みとしようと思い、前向きに英語と向き合うようになっていた頃、高校2年生ということで卒業後の進路を考える時期になってきました。
推薦で関西の私立大学に進むことをなんの疑いもなく決めていた私が進学先として希望を出したのは国際学部でした。理由は1年間、長期留学したいからというだけ。学校の成績の上位者から優先的に希望の学部に進学できると聞いていたので、成績上位をキープしていた私は行きたい学部にまず進学できるだろうと思い、他の学部は一切考えていませんでした。このまま大学生になって、バイトしてサークルに入って、1年間留学して、帰国したら就活して、普通の社会人になるんだろうな〜なんてこの時はまだ思ってました。
海外大学進学という選択肢との出会い
そんな中、たまたまご縁があって高校3年生の夏休みに参加させていただいた高校生外交官プログラムが私にとっては大きなターニングポイントとなりました。受験勉強が不要だったため、余った時間を国際交流プログラムや英語スピーチコンテストに参加する時間にあてていたのですが、高校生外交官もたまたまネットで見つけて応募したところ選考を通過することができ、参加することとなったんです。
たった2週間のプログラムでしたが、このプログラムで仲良くなった広島県から参加していた同い年の子が高校卒業後はアメリカの大学に進学すると教えてくれ、その時私は初めて日本人でも海外の大学に行けることを知りました。
土壇場の進路変更で関西私立大学推薦を辞退
私でも海外の大学に進学できるんだと知れたのが高校3年の夏。現実主義派の私はそれでもまだ、関西の私立大学に推薦で進学を予定していました。でも本当にそれでいいのかという気持ちがどんどん大きくなっていき、高校3年の11月も終わろうとしているタイミングで、担任の先生に「進路変更します!」と勢いで伝え…焦った担任の先生に、「まずは親御さんに相談しなさい」と言われ、両親にアメリカの大学に行きたいと宣言。そこからはもう怒涛の1ヶ月弱でした。
受けたこともないTOEFLに急いで受験(TOEFL対策のクラス受講しておくんだったと後悔したのは後の祭りw)、4年制大学だけでも2300校以上あるアメリカの大学の中から志望校を決め(時間なさすぎて超適当に決めましたw)、英語で成績証明書を作って欲しいと学校に催促(ほぼ自分で作って数字だけ入れてもらったw)。英作文や英文推薦書、成績証明書などを全て志望校に提出し、全ての出願がプロセス終わったのはクリスマス前でした。
海外大学進学に一番大切なこと
現実主義派の私には珍しく、計画性のかけらもない進路変更でしたが、なんとか複数の大学から合格をいただき、無事大学に進学することができました。3月の高校卒業式時点で卒業後の進路が決まっていないのは私だけだったのも、今ではいい思い出です。
海外大学へ進学という選択肢は私が高校3年生だった7年前に比べて、かなり身近なものになったなと感じています。ネット上には海外大学に関する情報が溢れており、奨学金制度も増え、SNSを駆使すれば現地の日本人大学生にも繋がれるようになりました。そんな中でもやっぱり懸念要素となるのは英語力なのかなと思います。海外大学進学に必要とされているTOEFL100点取れるかな…現地の授業ついていけるのかな…と心配の方もいるかと思いますが、海外大学進学に一番大事なのは「行きたい!」という思い。なので少しでも海外進学に興味のある方は簡単に諦めることなく、ぜひ選択肢の1つとしてしっかり検討してもらえたらなと思います。
また、英語面で不安がある方はぜひTOEFL100点レベルまで対応している英語塾キャタルにご相談いただければと思います。一緒にベストな選択ができるよう、サポートさせていただきます!