英検の有効期限は2年以内?大学受験・留学に活用する方法

自分の全国における英語力を客観的に判断するのにとても便利な資格で、高校受験・大学受験でも活用されている英検。英語塾キャタルでも毎年多くの生徒さんが英検にチャレンジされています。将来のことを考えて早め早めに英検を受験されている方が多いのですが、実は活用方法によっては「2年以内に合格している」ことが条件となっていることがあるので受験時期を考えた方がいい場合もあります。

一生有効な資格だから早めに受けておこうと考えられている方はぜひ最後までお読みください!

中学・高校受験で活用する

最近では中学受験・高校受験に英検が活用できるケースが増えてきています。

昭和女子大学附属昭和女子中学校

2014年度SGH指定校でもある昭和女子大学附属昭和女子中学校は英検2級以上で英語試験が免除となっています。昭和女子中学校については英検の取得時期(有効期限)については募集要項には明記されていません。

以下の資格取得者は英語の試験を免除(100点)とする。
(取得した当該資格の合格証明書をアップロードする)
・英検2級以上
・ケンブリッジ英語検定B1以上
・IELTS 4.0以上
・TOEFL iBT 42 以上
・TOEFL Junior 745点以上

大妻中野中学校

2015年度スーパーグローバルハイスクールのアソシエイト校で、2016年度からグローバルリーダーコースを設置している大妻中野中学校ではグローバル入試は帰国子女ではなくても、国内で英語を学習し一定の英語力のあれば受験が可能となっています。グローバル入試では英検準2級レベル以上で英語スピーキング試験が免除となっています。

※英検CSE2.0 1728点(準2級)、TOEIC L&R 500点、TOEFL Junior 645点、いずれかの基準を満たす者は国語・算数のみの受験となります。
※英検CSE2.0 1980点(2級)、TOEIC L&R 600点、TOEFL Junior 745点、IELTS 4.0、いずれかの基準を満たす者は、国語・算数・英語スピーキングの代わりに面接試験(日本語・英語)で選考します。

気になる英検の取得時期(有効期限)についてですが、2022年度の入試に関しては、2018年4月以降取得のものが対象となるとのことです。

英検を受験に利用する際の取得時期については明記されていない学校も多くあります。明記されていない場合は基本的には取得時期は問わないという風に捉えられますが、念の為各学校にて確認することをおすすめします。

大学受験で活用する

英検を含めた英語資格で有利に受験に臨む人も増えてきたように思います。キャタルでも英語を武器に大学受験に合格した生徒が多数います。

語学に注力した大学・専攻に関わらず、英語の特典配分が高い試験を採用している大学が圧倒的に増えているからです。また、私立大学を中心に、英検やTOEFLなどの外部試験利用入試を実施する大学も増えているため、英語に強いと受験に有利になっているのです。英検を取得していれば、英語の試験が免除になったり、得点換算されたり、他の試験科目の合計点数に加点されたりすることもあるのでぜひ志望校の詳細条件を確認してみてください!

英語を武器に志望校へ合格?キャタルが大学受験にも強い理由。

法政大学

法政大学では多くの学部で英検外部試験利用入試があり、一定のスコア(英検2級・英検準1級以上、学部により基準は異なる)を持っていれば英語の試験が免除とされます。2022年度の入試に関しては2020年2月以降に受験したものに限り有効との記載がありました。

青山学院大学

青山学院大学でも英検などの英語資格を活用して受験が可能ですが、2022年度入試では「出願期間末日より2年以内に取得済みのものを有効とする」とされています。

厳密には2年ではない大学もありますが、基本的には大学受験における英検の資格としての有効期限は2年と考えておくといいかもしれません。

留学で活用する

留学するために英検を受験予定という方も多いでしょう。英検のホームページにも約400の大学・カレッジで英検が留学時の語学証明として認定されていると記載がされています。ここに記載がある大学への留学に英検を使用する場合の有効期限は合格証明書発行日から2年間と記載されています。

留学に活用する目的の場合は、合格証明書発行日から数えて2年間と定めています。ただし、留学の使用でなければ、取得した資格は半永久的なものです。 また、出願先が有効期限の長短を定めている場合がありますので、詳細は学校側に直接お問い合わせください。

日本英語検定協会HPより

大学の交換留学ではTOEFLまたはIELTSが必要とされることが多いですが、英検でも留学ができる場合があります。基本的には有効期限は2年と考えても問題ありませんが、各大学のホームページで詳しい募集要項で英検の有効期限の有無を確認してみることをおすすめします。

受けるタイミングも考慮して上手に資格活用する

TOEFLやTOEICと異なり、一度合格すれば資格としては一生有効な英検ですが、受験などに活用する予定がある場合は受験時期には注意しておきたいところ。具体的な活用時期や活用用途が決まっている場合は、TOEFLやTOEIC同様、有効期限は2年と考えて受験するのがいいかもしれません。

英語塾キャタルでは独自の英検対策カリキュラムを準備しています。また、英検を含め、英語を活かした受験・留学にチャレンジするサポートをさせていただいております。英語学習にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください!