福岡県立春日高等学校-卒業後を見据えた進路指導とは

福岡県立春日高等学校は「進学校を目指す」という明確な目標を掲げ、「春日きらめき計画」や英語4技能を育成する英語教育「春日高校 CAN-DO リスト」など独自の取り組みが功を奏し、近年では進学実績を大幅に伸ばしています。また大学進学以上に、生徒の「卒業後」を見据えた進路指導を行っています。新時代にふさわしい教育活動の見直し・再構築に意欲を持って取り組む、チャレンジ精神旺盛な春日高校について迫ります。

福岡県立春日高等学校の概要

福岡県立春日高等学校は、福岡県春日市春日公園に位置する公立の普通科高校です。学校は福岡市中心部より30分圏内にあり、JR大野城駅より徒歩2分、西鉄白木原駅からは徒歩8分と最寄り駅にも近く、通学アクセスは抜群です。また、近くには福岡県営春日公園があり、緑豊かな環境が広がっています。

1978年の設立と県内でも比較的歴史の新しい学校ですが、進学校を目指すという明確な目標を掲げての独自の取り組みが功を奏し、近年は進学実績を大幅に伸ばしています。他方では、部活動の奨励や規範意識の育成などにも積極的で、調和のとれた人格形成教育を通して生徒を「未来に生きるたくましい」人間に育て上げることを目指しています。男女共学の高等学校で、高校入試の募集人数は普通科400名です(2019年度時点)。

福岡県立春日高等学校の基本情報

学校属性:公立・全日制課程普通科高校
校訓:「自主」「創造」
設立年:1978年
単位制/学年制:学年制
生徒数:1,265名(男子648名、女子617名)(2019年6月現在)
共学/別学:男女共学
学期:3学期制
帰国子女の受入:
国内大学進学実績:2018年度合格状況
(国公立):九州大学 25名、福岡教育大学 12名、佐賀大学 26名、熊本大学 21名 ほか
(私立):西南学院大学 188名、福岡大学 362名、早稲田大学 5名、慶應義塾大学 1名 ほか

福岡県立春日高等学校の特徴

高1ギャップの解消を目指す「春日きらめき計画」

本校の教育活動における柱となるのが「春日きらめき計画」です。春日きらめき計画は、10数年来の大幅な進学実績の向上により「進学校を目指す」という目標を達成した後、あらためて教育活動を見直し、今の時代に合ったものに再構築していこうという取り組みです。

本校では、「質の高い授業」「部活動の奨励」「挨拶・掃除の徹底」「規範意識の育成」という4つの項目を実践しています。生徒が文武両道の精神をもって勉学に励み、活力ある学校生活を送ることで「徳・知・体3つの調和ある人格形成」を図る狙いがあります。

特に重視されているのが、中学までとは激変する環境の変化に適応できずに脱落してしまう生徒の問題、いわゆる高1ギャップの解消です。「高校入学からの1学期間は、高校生活を左右する最も重要な時期である」との考えの下、1年4月の「きらめきキャンプ」での集団行動による協調性の養成に始まり、その後の教科オリエンテーション期間では、英・国・数の授業における予習→授業→復習のサイクルの習得が目指されます。入学後の早い段階から勉強はもちろん、高校生活・礼儀・進路意識などさまざまな場面からの導入期指導を計画的に実施していきます。

使える英語を目指す「春日高校 CAN-DO リスト」の策定

本校では、「春日高校 CAN-DO リスト(英語でできるようになろうリスト)」を作り、英語4技能(「読む」「書く」「聞く」「話す」)全てで「使える英語」を育成する英語教育の取り組みを行っています。

このリストでは、高校3学年を6つのStepに分割し、4技能全てにつき具体的な目標を設定します。たとえばLISTENINGのStep1(1学年前半)では「ネイティブ・スピーカーが1文ずつ切ってゆっくり話をすれば、話の内容をおおよそ理解できる」「短い会話を聞いてその内容を理解できる」という目標が設定されます。

Step6(3学年後半)になると、「200語程度のなじみのない内容(時事問題や社会的な話題)を聞いて、その概要をとらえることができる」というようにかなり高度な目標になり、段階を踏んで着実に各技能をステップアップできるようにリスト化されています。

自己実現力を育てる「卒業後」を見据えた進路指導

本校ではまず、入学直後からの高1ギャップの解消を最重要課題として位置づけ、さまざまな取り組みを実施していきますが、「導入期」後の課程においても、生徒の「卒業後」を見据えた進路指導を続けていきます。生徒たちが挑む大学入試は付け焼き刃の勉強では太刀打ちできません。そのため、本校はテストにおける「見える学力」だけでなく、正しい基本的生活習慣によって培われる「見えない学力」を含めた、いわば豊かな人間性を伴った自己実現力を培う必要があると考えています。

本校では、充実した課外授業の実施によって部活動に取り組みつつ、予備校などに通わなくても、大学入試およびその後の学びに対応できる学力を身につけることを目指しています。

「朝課外」と呼ばれる始業時間前の課外授業を、希望者を対象に通年実施して基礎学力の向上を図ります。また、「土曜活用」という70分間の3時限授業を年間10回程度行っており、大学受験に必要な基礎学力・応用力を身につけようと考えて参加する1年生の姿も珍しくありません。

さらに、4月から11月の2学期末考査前までの間行われる「放課後課外」では、大学進学を志望する3年生を対象に、発展的演習による大学入試への対応に万全を期しており、部活動生も引退後は積極的に参加しています。

また、夏・冬・春の長期休業中にも、各学年に学習目標が設定された課外授業が実施されます。課外授業というまとまった時間の中で、これまでに学んだことを振り返ること、得意科目をさらに伸ばし、苦手分野を克服することを計画的に実行していく狙いがあります。

そして、「将来を具体的に思い描くこと」で「学び」のモチベーションが飛躍的に高まるという考えに立ち、学校全体を挙げてのキャリア教育を計画的に進めています。各教科の授業時間はもちろん、総合的な学習の時間や多様な学校行事を通して、学年ごとにスローガンを定めて、生徒たちが各自に相応しい進路意識を高めていくことを目標としています。

「英語と楽しく触れあおう!」 がモットーのESS部の活動

「英語と楽しく触れあおう!」をモットーに掲げるESS部の存在も見逃せません。週2日の活動を通して、学習に役立てることはもちろん、明るく活発な部活動により学校生活をエンジョイできるようになると言われており、文化祭での活躍は多くの生徒の知るところです。

ESS部は、さまざまなスピーチコンテストへの参加にも積極的です。過去には、「福岡県高等学校英語弁論・暗唱大会」において、1年生部員がアメリカ合衆国の当時の大統領であるバラク・オバマ氏のスピーチを暗唱し、希望に満ちた内容を流暢な英語スピーチで行っています。スピーチの暗唱に取り組むことを通じて生徒らは、話すという実践的な英語力を磨くだけでなく、スピーチの内容に触れることで努力やチャレンジすることの大切さを自発的に学んでいきます。

他校のESS部との交流にも積極的です。2020年実施の第10回・九州大学・留学生交流会では、福岡大学附属大濠高校との英語ディベートの交流試合を行い、エジプト・イランを始めとする留学生による審査を仰ぐなど、国際交流の機会を経験することで今後の英語ディベート大会や英作文コンテストなどへの出場を目指した活動への意欲を高めています。

まとめ

本校は、県内の古くからある有名進学校、たとえば修猷館高等学校を始めとする福岡御三家と言われる学校とは異なり、昭和後期設立という比較的歴史の浅い学校です。その中で「進学校を目指す」というはっきりとした目標を掲げ、自らのアイデンティティを確立することに成功しました。

また、当初の目標を達成した後もそこで立ち止まることなく、新時代にふさわしい教育活動の見直し・再構築に意欲を持って取り組む、チャレンジ精神旺盛な学校です。
さまざまな意欲的な取り組み・活動を通して、生徒らに大学受験突破に必要な学力を身につけさせると同時に、大学進学後、そして社会に出てから求められる、豊かな人間性を伴った自己実現力を併せ持つ人材に育て上げようと考えています。

福岡大学附属大濠中学校高等学校-学校を「学びに挑む場」に

福岡大学附属大濠中学校・高等学校は、「道徳教育を根幹として教育を断行する」という宣言のもと設立された学校です。近年はその伝統の上に、グローバル化を始めとする現代社会の急激な変化を強く意識した「学校・教育の見直し」にアクティブ・ラーニングやグローバルコンペテンシーなど積極的に関わりながらさまざまな改革を行っています。英語のみならず、三つの「知」を融合させ、知的体力を高める。「学びに挑む」大濠中学校高等学校について解説します。

福岡大学附属大濠中学校・高等学校の概要

福岡大学附属大濠中学校・高等学校は、福岡市中央区六本松にある私立中学校・高等学校です。学校は福岡市の中心部に近く、地下鉄七隈線「六本松」から徒歩5分、空港線「大濠公園駅」からは徒歩15分という交通至便な位置にあり、目の前には市民の憩いの場として有名な大濠公園の広大な敷地が広がります。

1951年の設立以後、数度の改組を経て1996年に大濠中学校を併設して中高一貫校に生まれ変わりました。本校は、2010年に校舎を新しく建て替えて最新の設備を導入し、2011年度からは共学化をスタートさせるなど、新しい時代に対応した改革に果敢にチャレンジしています。近年は県内でも有数の難関大学への合格実績を誇る進学校として有名になりました。2020年度の入学試験における募集人数は、以下の通りです。

・中学校
160名(男子100名、女子60名)

・高等学校
専願入試:40名(男女合計)
前期入試:380名(男子300名、女子80名)
後期入試:40名(男女合計)
※いずれの方式もスーパー進学コース・進学コースの合計

福岡大学附属大濠中学校・高等学校の基本情報

学校属性:私立 中学校・普通科高等学校
建学の精神:「道徳教育を通じて人間性を高める。」
教育体制:併設型中高一貫校
系列校:福岡大学、福岡大学附属若葉高等学校
生徒数:中学校:506名(男子303名、女子203名)(2018年度)高等学校:不明
共学/別学:男女共学
学期:3学期制
学費:85万2,000円(中学初年度)、91万7,600円(高校初年度)(2019年度)
帰国子女の受入:あり(高等学校)
国内大学進学実績:九州大学 31名、熊本大学 29名、医学部医学科 55名、福岡大学 362名、西南学院大 152名、早慶 20名など(2019年度)
海外大学進学実績:

福岡大学附属大濠中学校・高等学校の特徴

「学びに挑む」~三つの「知」を融合させ、知的体力を高める

本校はいま、時代の変化に対応した学校の存在意義の捉え直しに果敢に取り組もうとしています。
グローバル化が著しく、閉塞感が増す経済状況や少子高齢化の進行など課題山積の様相を呈する現代社会を生き抜くには、これまでの様に固定化された価値観に従って生きるのではなく、変化の動きに合わせて機敏かつ柔軟に対応していく力が欠かせません。
このような時代にあって学校は、単に知識を「教え込む」だけの教育とは訣別し、生徒が自らの五感をフル活用して学び、実践できる力を育てていくことを目指さなければならないと考えています。

本校では、生徒が学習活動によって得られる「理性的な知」・学校活動で磨かれる「感性的な知」・対人関係を通して身につけられる「道徳的な知」の三つの「知」を融合させることを可能にし、知力はもちろん、感性や生活能力を含んだ知的体力を高めていくことを教育目標にしています。

アクティブ・ラーニングを積極的に推進

生徒の知的体力を高めていくという教育目標を具現化するための取り組みが、アクティブ・ラーニングの積極的な推進です。アクティブ・ラーニングとは、能動的学修のことを言い、グループワークやディベートなどを通して教師と生徒がコミュニケーションを取りつつ、相互に刺激し合うなかで、生徒が主体的に学び、考え、問題を発見・解決していく学習法です。

本校では、2016年度より国語、地理・歴史、数学、理科、英語の5教科でアクティブ・ラーニングを取り入れた公開授業を行っています。グループ学習を取り入れた授業では、同じ時間、同じ場所に集まって学ぶことで、対話による深い学びの場が生まれることを生徒自身に気づかせる狙いがあります。生徒からは、「皆と意見を交わすことで、多様なものの見方が身についた」「解答を1つに決めつけなくなった」といった声も聞かれます。

各教科に「研究員」を任命し、思考力を問う問題の研究・開発も進められています。現在は国語が先行する形で、PISA(OECD生徒の学習到達度調査)を参考にした問題を作成し、定期テストに採り入れています。今後は英語などその他の科目でも導入を進め、思考力重視に舵を切ると言われる大学入試改革に対応していくことを目指しています。

中高一貫コースで進学対策と人間形成の両立を目指す

本校の中学校は、1996年に高等学校に併設して開校されました。この時に、元からあった高校コースとは別に中高一貫コース設けられ、難関大学への進学対策とグローバル社会での活躍を見据えた人間形成の両立を目指しました。中高一貫コースでは、高校への内部進学後も他のコースと交わることなく、6年というゆとりある時間を使えるというメリットを活かした独自のカリキュラムにより学習が進められます。

特に英語に関しては、中学3年間を通して全科目中最も多い単位数が置かれて毎日授業が行われており、質量ともに充実した内容を誇ります。教材は、中高一貫校向けで難度の高さで知られるZ会発行の「トレジャー」をメインの教科書に据え、副教材「シリウス」(英文法問題集)が併用されます。毎日の予習が求められるほどのボリュームある教材を用いることで高い学力をつけさせると同時に、中学の時から家庭学習の習慣を身につけさせるという狙いもあります。

家庭学習については、NHK新基礎英語やCDを使った学習でも積極的な取り組みが求められます。そして、各学年での目標とする英語検定試験の受検と、中学修了までに準2級以上合格を目指すことが全生徒に課されます。

高校では3コースの切磋琢磨により高い進学実績を達成

高校では、「進学コース」と「スーパー進学コース」が設置されるため、中学からの内部進学者が在籍する「中高一貫コース」と合わせて3コース編成になります。本校では、3コースがそれぞれ独自のカリキュラムを組み、お互いに競い合う形で高い進学実績を達成しています。

[box class=”box2″]・進学コース

本校の高等学校課程に従来からあるコースです。1年次は同一カリキュラムで基礎力養成が目指されます。そして、2年次で大きく文系・理系に、3年次には文系・理系の各々に私立型(文Ⅰ・理Ⅰ)、国立型(文Ⅱ・理Ⅱ)コース分けが行われ、生徒の希望進路にきめ細かく対応していきます。

また、入学試験の成績により、1年次に難関国公立大学進学を目指す「特別クラス」が編成されます。この特別クラスは各学年進級時に再編成され、2年次には文系・理系コースの各々に、3年次では国立文系(文Ⅱ)、国立理系(理Ⅱ)コースに設置されます。[/box]

[box class=”box2″]・スーパー進学コース

1998年度に新設されたコースで、九州大学以上の難関国立大学合格を目標とします。本コースは、高校3年間を通して他コースと交わることはありません。学習は独自のカリキュラムに拠り、高レベルで進度が速い授業が展開され、意欲の高い生徒たちの期待を裏切らない内容になっています。[/box]

[box class=”box2″]・中高一貫コース

高校への内部進学後も独自のカリキュラム編成での授業が続きます。多くの教科で中学3年次より高校の教科書を使った授業を始めており、高校2年次から文系・理系に分かれ、高校のカリキュラムを終わらせます。そして、高校3年次は、問題演習中心の実戦的な授業を行い、大学受験に万全を期します。[/box]

国際人としてのグローバルコンペテンシーを育成

グローバル・コンピテンシーとは、国際社会で行動するときに必要となる、知識・スキル・態度などを状況に応じて正しく活用する力のことです。

本校では、充実した英語の授業に加え、短期語学研修(ホームステイプログラム)や5泊7日の海外での修学旅行を中学時に実施して、英会話の習得だけに留まらない異文化交流を通じたグローバルコンペテンシーの育成を行っています。

また、英語研究部の活動も目立ちます。グローバル人材に必須の「使える英語」の習得を目標に、週に2回、与えられたテーマについて英語で話す活動に取り組んでいます。生徒たちは「自分の伝えたいことを英語で表現する」力の習得を通して、グローバル・コンピテンシーを身につける意欲を高めていきます。これまでに、福岡県高等学校英語ディベート大会や福岡県英語スピーチコンテストなどへの出場実績を残しています。

まとめ

本校はもともと、「道徳教育を根幹として教育を断行する」という宣言のもと設立された学校です。近年はその伝統の上に、グローバル化を始めとする現代社会の急激な変化を強く意識した「学校・教育の見直し」に積極的に関わりながらさまざまな改革を行っています。その成果は難関大学への高い進学実績という形でまず目に見える形で顕れています。本校は、今後も生徒が知力だけでなく、感性や生活能力を含んだ知的体力を高めていくことができる環境を整えることに邁進していくことでしょう。

福岡女学院中学校高等学校-「最高、最新の女子教育」のルーツに迫る

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福岡県立筑紫丘高等学校-徹底された英語4技能を伸ばすカリキュラムとは

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修猷館高等学校情報まとめ-福岡県随一の公立の名門進学校とは?

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西南学院中学校高等学校の情報まとめ-福岡を代表する進学校の内部に迫る!

福岡を代表する進学校としても有名な西南学院中学校・高等学校。習熟度や進度の違いに配慮した多彩なカリキュラムや、年2回の「ミッションウィーク」を実施、英語の本の多読、全生徒がオンラインで外国人講師と1対1で英会話を行うなど、特に実践的な英語力を育てる特別なプログラムが用意されています。「国際社会に奉仕する創造的な人格を育てる」西南学院の魅力に迫ります。

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こども英語は週末10分だけ!共働きの私の場合

我が子が生まれると、多くの方がこどもの未来を案じ、「この子には英語ができるようになってほしい!」と思うのではないでしょうか。
私もその一人です。

最初は英語のDVDやCDを流して耳を慣らしていこう!と気合いを入れて教材を買った経験があります。

こどもも初めは興味津々で見てくれるのですが、日本語が理解できるようになる年齢になってくると、日本語の動画などを好むようになり、段々と見なくなってしまいました。

こどものために英語を!と思うけれど現実は…

4歳ぐらいの時に日本にいながらもこどもが英語に触れられる機会をつくりたいと思い英会話スクールなど習い事も考えました。

でも私の場合は共働き(休みが夫婦共に不定休)&1歳の妹を抱え、毎週習い事への送迎もなかなか辛い…その前にこども自身があまり興味を持っていないという事実。

さて、何をしてあげようかと。

小学2年生までの英語学習は音に触れるだけでいい

ここで、以前読んだことがある本『子どもの能力は9歳までに決まる』の内容をご紹介します。

 
この本には、
[box class=”box2″]9歳までは「脳の器」を大きくすること。(=地頭をよくすること)
10歳からはその器に「ご飯」をたくさん盛ること。(=知識を増やすこと)[/box]
と書いてあります。

 
脳の器を大きくするためには、五感を刺激することが有効だそうです。例えば、楽器や自然界から出る音を聞く。季節を感じる。キャンプをする。など、体で感じることが多く挙げられています。

そして、器にご飯を盛る、つまり、座学の学習は10歳からでいい、のだそうです。

10歳までは何をしたらいい?

本に書かれていたことをこどもの英語学習に当てはめてみると、
大切なのはこども自身の「英語って楽しい!」という気持ちを育むことなんじゃないかなと思いました。

そのために「親が英語に向き合っている姿を見せる」ことが有効かもしれない、と思ったんです。

 
こどもに何かを「やらせる」のではなくて、何かを「一緒にやる」ことはできないかな、と考え、、、
色んな理想はいったん置いておいて、週末10分だけ使うことにしました。

何をするかと言いますと、

「自分が音読している姿を見せる」

ただこれだけです。
これなら三日坊主の私でも続けられる!と思い付いたのです。

ベッカム選手もこどものために活躍した

実はこれを思いついたのは、あのサッカー界の王子・ベッカム選手の言葉からでした。

彼は自分のこどもたちに対し、自分の好きなことを見つけ、目標を決め、達成する喜びを感じてほしいという想いから、自分自身のサッカー技術を磨き、第一線で活躍してきたと言います。

つまり、こどもに言葉で教えるのではなく、がんばる姿を見せたわけです。

「教える」ではなく「一緒にやる」

これは英語学習にも通ずるところがあるのではないでしょうか。

英語を教えようとすると上手くいかないですが(特に我が子に対しては^^;)
親が英語を読んでいることで、こどもは何かを感じ取ってくれるのではないでしょうか。

英語ってこういう音なんだ。
なんかお母さん(お父さん)がんばってるなぁ。
何を読んでるのかな。

そんな風にまずは興味を持ってもらえたら万々歳!
読む材料は英語であれば何でもいいです。
料理本でも、絵本でも、雑誌でも新聞でも。

「今から読むよ〜聞いててね!」「一緒にやろうよ!」と声はかけなくてOKです。
何気なく始めてください。
そしてこちらが誘うのではなく、様子を見にきてくれるのを待ちます。

興味を持ってくれたらOK!

テレビに夢中で全然興味を持ってくれない時もあるかもしれません。
そんな日もあります。
それはそれでヨシとしましょう!

「僕も(私も)読みたい!」
と、もし言ってくれたら、一緒に英語の音読を楽しんでください。

ちなみに私が一番最初に読み始めたとき、ウチの娘たちは口をポカーンと開けていました。笑
そしてゆっくりとゆっくりと近づいてきて、読んでる本を凝視。

「なに読んでるの?」
「英語の物語だよ」
「ふーん。どんなお話?」

と会話が広がっていきました。

これを続けていくと、表には出なくても、こどもの心の中で何かを感じ取り、今後の英語学習にいい影響が出ると私は信じています。

皆さんも、まずはどんな反応するか、試してみてくださいね!

なお、オススメの本は一部こちらで紹介しています。
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他にも、教室にはたくさん絵本がありますのでお近くにお立ち寄りの際にはフラッと遊びに来てくださいね。

英語は楽しく!が一番大切。テレビを観ることからでもOK!小さな一歩を始めましょう

こどもには、「将来のために早くから英語に親しんでほしい」と感じる方は多いと思います。
キャタルで働く私も、そう感じる親の一人です。

3年生になったら学校で英語が始まる。
その前に少しでも英語に自信をつけてあげたいと思うものの
家庭で、何から始めればいいのかわからない…
少し前の私はそんな状態でした。

今、以前の私と同じような悩みを抱えている方へ
自宅で、誰でも簡単にできる英語の家庭学習をご紹介したいと思います。
安心してください、英語に苦手意識のある方でもできる方法です!

かくいう私も、英語で絵本を読んでみたことがあります。
ABCソングを一緒に歌いながらアルファベットを指差したこともあります。
フォニックスの教材をこどもにやらせてみたこともあります。

でも、今はまだ、それらを毎日続けることができていません。

私が学習において大切にしていることは、「続けること」です。
そして、そのために欠かすことができないのは「楽しいこと」です。

我が家の英語の家庭学習

さて、
そんな我が家ではどんなことをしているのかをご紹介したいと思います。

それは、
「えいごであそぼ with Orton」というTV番組を毎日一緒に観ることです。

えいごであそぼは、月曜〜金曜の5日間毎日10分間やっている、こども向けの英語番組です。

アルファベットを読むときの「音」で遊び、楽しく英語に親しむ番組。オートン・タウンを舞台に、実験、アニメ、歌、コント、ダンスなど多彩なコーナーがいっぱいです!
大きなクジラの背中にある町“オートン・タウン”。ここで暮らす人々は、いつも英語の「音」であそんでいます。

https://www4.nhk.or.jp/eigodeasobo/より

毎回1つの単語について英語と日本語を交えながら楽しく学びます。
こどもが楽しめる工夫がたくさんあって、発音についてもしっかり学べるようになっています。

我が家は、一人で見せるのではなく「一緒に観る」ことを大切にしています。
そして、テレビと一緒に発音してみて、うまく発音できたら「すごい!上手だね!!」とオーバーリアクションで褒め、ヨイショしています。笑

がんばらなくても大丈夫。楽しむことを最優先に!

英語の家庭学習で一番お伝えしたいのは「こどもと一緒に楽しむことを最優先して」ということです。

毎日必ず見れなくても大丈夫です。体調が悪い時、忙しい時は、遠慮なくスキップしてください。
そして、1つだけがんばってほしいことは、一緒に観ることです。気分が乗らないときは相槌だけでもかまいません。
一人で見せるのではななく、一緒に観ると、それだけでこどもは嬉しくなるので「英語って楽しい」と感じるようになります。

まずは一緒にテレビを観ることから始めてみませんか?

こどもの英語学習、何から始めてみようか…と思っている方、
まずは、こどもと一緒に10分間英語のテレビを観ることから始めてみませんか?

簡単だから続けられて、続けられると自信につながります。

また、先日息子が「静かにして!って英語でなんて言うんだっけ?」と学んだ英語を使いたがっていました。
まだたくさんはアウトプットしていませんが、少しずつ身についているようですし、
なにより、親子で楽しく取り組めていることが私はとっても嬉しいです。

英語の絵本選び、こんなお悩みありませんか?オススメの絵本シリーズをご紹介!

今日は英語絵本についてのお話です。

保護者さまとお話していると、
「英語の絵本を読んであげたいけど、何を読んであげたらいいのか分からない」といった声をよくお聞きします。

上質な絵本は世の中にたくさん出ていますが、選定には私も頭を悩ませるのです。
なぜなら、英語で絵本を読み聞かせる上で、どうしても立ちはだかる壁が出てきてしまうから。

それは「日本のこどもの学習段階に合う英語絵本が少ない」ということ。
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新学習指導要領について解説!小学校卒業までに英検4級取得を目指そう!

春が近づいてきましたね。子ども達は、進学・進級に向けて期待を膨らませているかと思います。
大橋校では、新学年の前に「春休み、早くきて欲しい!」という子ども達が多いですが(笑)

さて、本日の記事では新学習指導要領の内容と、小学校卒業までに目指すべき英語力をお伝えします。
小学校では、2020年度から新しい学習指導要領が実施されます。小学3年生から英語学習がスタートし、小学5年生からは英語の成績がつくことになります。

子ども達の英語教育が大きく変化することに不安を感じる親御さん達も多くいるのではないでしょうか?
まずは、簡単に小学校で起きる英語教育についてご説明したいと思います。

2020年、小学3・4年生の英語教育開始

外国語活動の目的は、「英語に親しむこと」

これまでに小学5・6年生が行なっていた外国語活動が前倒しとなり、小学3・4年生が体験型の英語学習を行います。年間35コマなので、週に1〜2回程度は英語の授業があるということです。外国語活動の授業では、英語の「聞く」「話す(やり取り)」「話す(発表)」の2技能3領域におけるコミュニケーションが中心です。挨拶や名前の言い方、数の数え方や聞き方など、身の回りのことをコミュニケーションにした簡単なやりとりを通して、英語を使ったコミュニケーションの楽しさを感じ、「聞く」「話す」ことに慣れ親しんでいきます。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

成績がつかない「外国語活動」

また、外国語活動は「教科」ではないため、成績はつかず、検定教科書もありません。授業内容は自治体や学校ごとに決定でき、授業は担任の教師が行います。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

2020年、小学5・6年生は「教科」としての英語学習開始

4技能でコミュニケーションの基礎を身につける

これまで中学生からだった「教科」としての英語が、小学校5年生からはじまります。年間70コマの授業が設定され、週に3〜4回程度は英語の授業があります。中学校の時の「聞く」「話す」だけでなく、「読む」「書く」にもチャレンジします。4技能を使って自分の考え・気持ちを伝え合い、小学校の授業の中でコミュニケーションの基礎を身につけていきます。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

「教科」になって成績表がつく

実際に教科となると、語彙の習得数に目標が設けられます。小学校5・6年生で習得する単語は600〜700語と設定されており、現在の中学校3年間で1200語学んでいるので、約半分と考えると多く感じます。さらに、「書く」となると文法が必要です。文法は疑問詞、代名詞、動名詞、助動詞、動詞の過去形などを使った基本的な表現を学び、これらは現在の中学1年生の学習内容を多く含んでいます。
また、授業では検定教科書が使用され、担任の先生と専任教員で授業を行います。

引用:2020年の教育改革で英語学習はどう変わるのか?徹底解説します!

小学校卒業までに目指すべき、英語力は英検4級程度

中学1・2・3年生の英語力を英検と比較して解説

下の表は日本英語検定協会が発表している、各英検級の目安のレベルになります。

中学1年生では英検5級程度、2年生では4級程度と、こちらの表を見ればある程度、小学生のうちにどのくらいの英語力が必要なのかわかるのではないでしょうか?
キャタルでたくさんの生徒たちを見てきましたが、小学校卒業までに英検4級を取得(4級程の英語力を持っている)している生徒は中学校に進学してもテストで高得点、100点を取ることができていました。
中学校から最高のスタートを切ることができたので、自信を持ち、英語が得意と思えるようになった生徒もたくさんいます!

中学校卒業(3年生修了)までには英検3級程度の英語力をつける必要があることがわかりますね。
中学校の学習は中学校のうちにマスターしておくと、高校受験も問題ないかと思います。

推奨目安 出題形式 単語数
5級 中学初級程度 筆記、リスニング 約600語
4級 中学中級程度 筆記、リスニング 約1300語
3級 中学卒業程度 筆記、リスニング、面接 約2100語

参考:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/

小学校卒業までに目指せ英検4級合格!!

中学校に進学してから英語が苦手にならないようにする為にも、小学校のうちから事前に英語学習に対する準備をした方が良いですね。
小学校卒業までに英検4級を取得していると、中学中級程度の英語力を身につけているということなので、中学校に進学してすぐに英語の成績に困ることはないでしょう。
進学したばかりの頃は、中学校の勉強が難しくて英語以外の教科の学習にも時間がかかります。中学校進学前に事前に英語学習の対策をすることで、英語が苦手にならずに、英語の学習する時間を他の教科の学習時間に当てることも可能です。

私立中学校へ進学するなら、小学校卒業までに英検3級が必要

福岡雙葉中学部のGCIコースでは中学修了時までに英検2級以上の取得を目標にしています。また、久留米大附設中学校も、中学修了時までに英検2級以上の取得を目標にしていると生徒に直接聞いております。
英検2級は高校卒業程度のレベルなので、中学卒業時までに高校3年分の学習をマスターしておく必要があります。私立の学校は学習スピードが早かったり、周りの友だちも中学入学前に事前に英語学習の対策をしている方が多いです。
これらを考えると、小学校卒業までに中学校3年分の英語力を身につけておくことが望ましいですね。

久留米大附設や上智などの考査は筆記、リスニングだけでなく、スピーキングのテストもあるので、英検の勉強だけでは学校の学習についていけない可能性が高いです。英検、学校の考査に対応するには「読む」「聞く」「書く」「話す」の基礎力を伸ばし、使える英語を身につけておく必要があります。

英検はあくまで、英語力を測るツール

英検の為だけの学習をしていては、使える英語は身につきません。また英検の学習はとても地道で大変なので、途中で英語が嫌いになってしまう可能性が高いです。英検は自分の英語力を測る為に受験することをオススメします。英語の基礎力がつけば結果(合格)は必ずついてきます。

キャタルでは読書を通じて楽しく、「読む」「聞く」「書く」「話す」の基礎力を伸ばし、将来使える英語、試験に受かる英語を身につけていきます。また、子ども達に不合格をできるだけ経験して欲しくないので、キャタルでは合格できる英語力が身についてから受験をオススメしています。

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